- 本 ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041027615
作品紹介・あらすじ
ある日「天空の大監獄」に閉じ込められた少年・リオン。彼を待っていたのは「魔王の絵画」をその身に封じられた囚人の少女たちだった。彼女たちが持つ魔術の力を利用して、リオンは監獄からの脱出を決意するが――
感想・レビュー・書評
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無骨、男性向けファンタジー。
18禁レベルの性描写あり。
だが設定や世界観がいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
売れない絵描きの主人公は、突如国家反逆罪に問われ
空に浮かぶ監獄へと入れられる。
女の子ばかりの上に、男は看守だけで
囚人は好きなようにできるとか
どれだけ男のロマンが…な状態。
主人公は絵を描きたいようなので、地上への脱出を
せっせと下準備してますけど。
何故少女ばかりしかいないのか、と謎に思えば
男のロマンと精神的なもの、というので納得。
主人公の下についた嘘つきだけが
ここに送られたのか、も。
中々にすごい設定というかルールというか。
全員罪を犯した人だけ、ではないのが
ものすごく妙な気持にさせられます。
看守側としては、どうでもよさげ、ですが。
塔の中にいるという、異世界から来た人達は
一体どういう経緯で人だけになったのか。
そこもまた気になります。
とりあえず悪役は悪役のまま、噛ませ犬は噛んだまま。
脱出劇がすごかったです。 -
題材が想像のナナメ上だった。
もう少し現実的なものかと思っていたけど、実にファンタジーであった。
まあ、悪くないボーイミーツガールではあった。
著者プロフィール
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