BLOOD ARM

  • KADOKAWA
2.78
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本棚登録 : 103
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041028247

作品紹介・あらすじ

ある山々に囲まれた地方の街で不可解な地震が頻発していた。ガソリンスタンドでアルバイトをしている沓沢の周りでは、奇妙な出来事が次々と起きていた。そして山へ向かった沓沢は、恐るべき現象に遭遇する。

感想・レビュー・書評

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  •  陸の孤島のような、山に囲まれた街。天体研究施設以外に珍しいものは何もない。
     そんな街の外れの限界集落で、トラックによる人身事故が発生。ところが、出動したパトカーや救急車が戻って来ない。このところ頻発する地震、一部地区で長引く停電、通じない電話……山間の寂れた街で何かが起きている?

     図書館本。
     ミステリー作家の作品だが、推理小説でなさそうなのは帯を見て見当がつく。表紙がカッコいいのでつい借りてしまった。そして……盛大に期待外れ。
     手っ取り早くネタバレすると、「屍鬼」とか「ゴジラ」とか「ヱヴァンゲリヲン」的な何か。
     などと書くと面白そうに見えるが、どっこい、上手くないラノベみたいなノリで、ストーリー展開のペース配分も変。説明ばかり長々と続いて、クライマックスはほんのちょっぴり。そのくせ、緊張感のある場面でラッキースケベを投入してくるとか……。
     敵もいまいち魅力に欠ける。正体がわからない間はまだ良かったが、本体が現れた時点で興ざめ。攻撃手段と体格がミスマッチ過ぎないか?! 
     怪獣ものとかパニックホラーが好きで、とにかく全作品読まないと気が済まない方なら、読む意義はあるかも???

  • 特撮もん好きです、ロボットもん怪獣もん好きです。
    でも、小説で特撮アクションを読ませるのは非常に難しい。
    この小説は見事に…失敗していると俺は思う。伏線の張り方から小道具から必殺兵器のアクション描写から、全てが薄っぺらいねんなぁ

    非常に残念な特撮パロディ小説。続編ありそうな終わり方だけど、もう追いかけません。

  • 怪獣とロボットの戦い。
    想像と全く違う展開でびっくりしました。
    もしもの時を考え私の献血手帳にBLOODARMⅢの書き込みがないか一応チェックしてしまいました笑

  • ゾワゾワ、ハラハラドキドキを期待して読み始めたけど、それらを思う存分感じることなく、ジェットコースターであっという間に駆け抜けた感じ。
    前半は得体の知れないものが徐々に迫り来る感じで、これから盛り上がっていくかと構えていたら、思わぬ展開をしていき、グローバル規模の話に目が点に。こういう話だと知っていたらもう少し楽しめたかもしれない。

  • 「殲滅特区の静寂」へ繋がる前日譚の小説かと思いましたが 全く別物の怪獣ストーリーでした。 
    東欧から発掘された遺物と遺物から破壊的パワーを生み出す特別な血液との取り合わせ 設定としてかなか面白い 
    巨大ロボが出るのは「日本謹製」のお約束ということで・・・。 
    続編も可能なエンディングでしたが初版2015年から音沙汰なしなので「殲滅特区の静寂」へと進化を遂げたと思いましょう

  • 大倉崇裕さんの「ブラッドアーム」(2015.5)、これはSFですね。わけがわからない物語、わけがわからないままに読了しました(^-^) わけがわからないけど、なんとなく面白かったですw。「星3つ」ぐらいでしょうか・・・。

  • 2015年読了

  • ホラーかと思いきや怪獣。
    パシフィック・リムかエヴァンゲリオンかという展開。

  • ある山々に囲まれた地方の街で不可解な地震が頻発していた。ガソリンスタンドでアルバイトをしている沓沢の周りでは、奇妙な出来事が次々と起きていた。そして山へ向かった沓沢は、恐るべき現象に遭遇する。

  • 著者にしては意外な○○ものジェットコースターノベル。決して勢いだけのストーリーではなく、きちんと伏線を張ってそれをきれいに回収している点もポイント高いです。

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著者プロフィール

大倉崇裕(おおくら たかひろ)
1968年京都府生まれ。学習院大学法学部卒業。97年、「三人目の幽霊」で第四回創元推理短編賞佳作を受賞。98年、「ツール&ストール」で第二十回小説推理新人賞を受賞。2001年、『三人目の幽霊』でデビュー。代表作である白戸修シリーズ、福家警部補シリーズ、警視庁いきもの係シリーズは、いずれのシリーズもTVドラマ化されている。

「2022年 『殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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