寺山修司のラブレター

  • KADOKAWA/角川書店
4.00
  • (1)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 75
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041028315

作品紹介・あらすじ

天才寺山修司とパートナー九條今日子。アート・ディレクションに寺山ファンの増田セバスチャンを迎え、二人のラブレターをもとに、深い絆で結ばれ時代を超えてなお新しいカップルの姿に迫る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 寺山修司がなんで死んだのか、なんで離婚してもビジネスパートナーで居続けられたのか知りたくてかったのかな(買った経緯は覚えていない)
    寺山修司の文字から生み出される、ラブレターのイキイキしていることよ

    しかし、どんな香り立つ色気のある女でも、年を取ると母になっていくというか、女を卒業していくのだなというか悲しい現実も読みながら思った

  • 寺山修司って山田太一との往復書簡でも思ったけど、随分筆まめの人だったんだね。
    そしてラブレターの相手、九條映子氏の可憐で可愛らしいこと。
    ”紙上でキスを送ります。”かぁ。素敵。

  • 寺山さんの手書き文字、素敵だった。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

詩人、歌人、劇作家、シナリオライター、映画監督。昭和10年12月10日青森県に生まれる。早稲田大学教育学部国文科中退。青森高校時代に俳句雑誌『牧羊神』を創刊、中村草田男らの知遇を得て1953年(昭和28)に全国学生俳句会議を組織。翌1954年早大に入学、『チェホフ祭』50首で『短歌研究』第2回新人賞を受賞、その若々しい叙情性と大胆な表現により大きな反響をよんだ。この年(1954)ネフローゼを発病。1959年谷川俊太郎の勧めでラジオドラマを書き始め、1960年には篠田正浩監督『乾いた湖』のシナリオを担当、同年戯曲『血は立ったまま眠っている』が劇団四季で上演され、脱領域的な前衛芸術家として注目を浴びた。1967年から演劇実験室「天井桟敷」を組織して旺盛な前衛劇活動を展開し続けたが、昭和58年5月4日47歳で死去。多くの分野に前衛的秀作を残し、既成の価値にとらわれない生き方を貫いた。

「2024年 『混声合唱とピアノのための どんな鳥も…』 で使われていた紹介文から引用しています。」

寺山修司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×