火星の話

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.57
  • (6)
  • (10)
  • (10)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 89
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041028346

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 新しい手触りの青春小説。
    「自分は火星人。18歳になったら迎えが来る」という少女と、その子が気になる主人公、そして周りの同級生を描いた高校1年の夏から翌3月までの物語。
    ファンタジーの様でもあり違うようでもあり、ラスト数ページによってこれが成長の物語であったことに気が付く。
    思春期に「何かに気付く」物語だ。

  • タイトル買い。
    無垢だけでは厳しかったけれど、言葉の選び方はいい。
    素通りできないものがある、不思議な読後感。

  • 私は火星から来たの。18歳の誕生日に火星に帰るの。火星人と公言する佐伯尋、最初はおもしろがっていたクラスメイトもだんだん遠巻きになる。彼女は本当に火星人なのか、ただのイタイ子なのか。手望遠鏡で火星を眺め、太鼓ゲームを叩いて交信するという彼女に、国吉くんは次第に惹かれてゆく。甘く切ない青春の1ページ。派手な高見さんはなぜか国吉くんをかまいだす。国吉くん、佐伯さんのことをしっかりと受け止めてあげてほしい。

  • テーマのようなものが最後でようやく見えたと思ったら結局よくわからなくなって終わってしまった。

  • 読まなくても良かった。ファンタジを絡めた共依存のお話は、それほど読みたいとは思っていなかったので。帯とか見てしまって「スプートニックの恋人」みたいな、ちょっと不思議な寂寥感を纏う物語を勝手に期待してしまった。陸上少女は好もしく思うのだけど。

全17件中 11 - 17件を表示

著者プロフィール

1991年長野県生まれ。信州大学人文学部中退。2014年『気障でけっこうです』で第16回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビュー。他の著書に『今夜、きみは火星にもどる』『おとめの流儀。』『こちら文学少女になります』『ぼくのとなりにきみ』『ぼくらはその日まで』『悲しい話は終わりにしよう』『放課後ひとり同盟』『友情だねって感動してよ』がある。

「2019年 『行きたくない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小嶋陽太郎の作品

ツイートする