情報の「捨て方」 知的生産、私の方法 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 393
レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041028445

作品紹介・あらすじ

人生も仕事も、どう“情報を捨てるか”で質が決まる。「良い情報はどこ?」などと考える前に、疑え、見極めろ、距離を置け。人、街、テレビ、ネット、スマホ……知的生産をするための、「情報活用」以前の教科書。

感想・レビュー・書評

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  • たいていのノウハウ本は、まぁそうだよね、という事項が多いが、この本は自分では気づかないポイントが多かった。
    情報の捨て方、というよりは、情報との付き合い方、というタイトルの方が相応しい気がする。

    特に、情報は独立した点ではなく、流れや構成の中でとらえる、というポイントはなるほどと思った。
    木だけでなく森も、今だけでなく過去未来も含めて、情報を俯瞰的にとらえることが重要。

  • 成毛眞『情報の「捨て方」』(角川新書、2015)を読む。

    ご存知Honz成毛代表が情報哲学を語ったもの。著名人なので大きく取り上げられていますが、情報の摂取と排出などの感覚はホワイトカラー職なら経験的に持っているところでしょう。

    偏屈司書さんやマイナー分野の学者さんに感想をうかがいたいところです。

    代表はかつて『本は10冊同時に読め』で「本を読まない人間はサルである」とその慧眼を示されましたが、ここでもラディカルにえぐってくる成毛節は健在。痛快無比であります。


    【本文より】
    ◯こう想像してほしい。米連邦準備理事会のジャネット・イエレン議長や、一躍有名になった経済学者のトマ・ピケティ、白熱教室のマイケル・サンデルが漫画を読むだろうかと。おそらく彼・彼女らは、漫画を読む時間があれば、ほかのことをしているだろう。万一、漫画を読んでいたとしても、ほかのことに使う時間を犠牲にして漫画を読んでいるという自覚は持っているに違いない。

    ◯私に不要な情報とは、私から遠いところにある情報(また、私に関係なさそうな情報)のことではありません。私に害を与える情報のことです。


    ◯ムダな情報を発する人や、実りある情報活用など考えたこともない人と関わる時間をなくすことこそが大事なのです。

    ◯不要なものは情報であれ、人であれ、切り捨てていく勇気を持たなくては、楽しい人生は送れないのです。

    ◯教養とは実は、捨てたつもりで捨てていない情報のことだ、と私は考えています。

  • 無駄な情報(人)、バカな情報(人)は切り捨てる!!

  • 口伝のみの情報がインテリジェンス
    アウトプットがなされ公知で、かつ時間によって価値が変わる情報はインフォメーション
    価値が変わらないのはデータ
    インフォメーションを知らないのが非常識
    インテリジェンスを知らないのが大衆
    インテリジェンスを知るのが情報通
    さらに、情報のアップデートがなされないと、忘れられたマルマルになる。

    彼らの言う常識の違和感は、インフォメーションを知らないのに常識を語るからだなと。

    頭の記憶力は変わらない、悪質な情報は触れるだけで頭を逼迫させ、感度も下げる。良質な情報を選んで摂取する必要がある。

    悪質な情報とは、嘘やオカルトのほか、アウトプットしたいとは思わないような情報のこと。

    笑いが起きるタイミング、難しい事を簡単に言ったとき、またはその逆。

    インテリジェンスを得る機会はなかなか困難。そうした人と出会える、面白い人間になるために、教養を求めるべき。専門と離れているとよい。

    食事と同様、情報のインアウトにも楽しみがある。

    情報の摂取は欲張りすぎない。8巻の本は読めるが30巻の本は読めない。

  • プレゼンをするときは、内容はうまく伝わらなくても「面白かった」という印象が残るようにする

    教養はたくさんの情報や経験を浴びて、自分の中に残ったもの

    「少し前の自分より上手になればいい」
    すぐに上を見てあきらめようとする自分に必要な言葉

  • 「捨て方」と書いてあるが、集め方から書いてあった

  • p.71 普段やっている仕事がバラバラでも、面白い人は面白い物に反応します。だから、面白い話は出し惜しみせず、どんどん提供すべきです。面白い人に聞いてもらうことで、面白い話はますます、面白くなっていきます。
    → 面白いと思った話は面倒くさがらずにどんどんアウトプットしていこう。

    p.129 「あの人だったらどうするか」を妄想することです。
    →困難に遭遇したとき、自分が理想とする人だったらどういう行動をするか想像して、びくびくしながらも一歩を踏み出す!

    p.148 SNSには、互いに黙って囲めるテーブルがないのです。
    →対話の中の沈黙の時間の大切さ!

  • 氾濫する情報を選んでみるようにはしていたけど、アウトプットしないといけないなぁと気づきました。

  • インテリジェンスは文字なった時点でインテリジェンスでは無くなる、他の選択肢がある、自分のS/N比を上げる、自分で「出さない」情報は最初から「入れない」、“チェック、ダブルチェック”、時間軸と対立軸、やったことのない人は思い出すことができない、ネタ帳.docx、誰かに情報を発信することは自分の中で情報を整理することに等しい…【見つめる鍋は煮えない】を思い出した。

  • 情報社会の中では、溢れる情報の中からいかに有益な情報をつかみ取っていくかが非常に重要となっている。
    本書では、著者の情報源が紹介されているので、それを活用するのがてっとり早く質の良い情報にありつける手段ではないか。他にも、文字としての情報以外の情報を収集する術についても紹介されてある。情報整理術については、「非整理術」というものが書かれてあるが、これはかなり人を選びそうである。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。 中央大学商学部卒業後、自動車部品メーカー、アスキーなどを経て、 86年日本マイクロソフト設立と同時に参画。91年同社代表取締役社長就任。 2000年退社後、投資コンサルティング会社インスパイア設立。 10年おすすめ本を紹介する書評サイト「HONZ」を開設、代表を務める。 早稲田大学ビジネススクール客員教授。

「2018年 『AI時代の子育て戦略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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