本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041029015
感想・レビュー・書評
-
青空文庫で読了したので、本棚に登録してある出版社とは違うかも。
主人公の性格や行動は、まるでキリスト教の「七つの大罪」を体現しているみたいだなと思いながら読んでいました。
畑を耕すのをサボったり(怠惰)、同じ村の娘に暴行を働いたり(色欲)・・・。
キリスト教徒にとっての反面教師としての主人公なのでしょうか。
主人公のような人間にはなりたくない、と切に思わされます。
・・・という考えを私が抱いた時点で、有島武郎の、少なくとも私への、布教(?)は成功だったのかもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示