一房の葡萄 (角川文庫クラシックス)

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  • 角川書店
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レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (121ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029053

感想・レビュー・書評

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  • 死や盗み、エゴなど、童話ではなかなか取り上げないようなテーマが深く掘り下げられている。
    「火事とポチ」に幼い頃の自分を見つけ、自己嫌悪に陥った。

  • 童話と言いながら、解説を読むと自殺の直前に書かれたものとあると、その影がなんとなく見え隠れしているような気がしてならない。

  • 有島武郎は芥川と並んで、童話もうまい。中勘助のような文体を想起させる童話集だ。僕が高校3年生の時、「神奈川と文学」という授業を取っていて、有島が神奈川の出身だということで、その時に出会った作品。表題作である『一房の葡萄』を読んで、「おおお・・・いやぁ、言葉遣いがキレイだなぁ・・・」と、しみじみ思った。有島はこれらの童話を通じて、子どもたちに、子どもだからこそ、教えておかなければいけない「やってはいけないこと」を教示しているように思う。それは、読めば何となくでも分かると思う。この辺りが芥川の童話と異なる点でもある。

  • 童話のくせに差別用語乱発で時代を感じることまちがいなし・・・

  • あまり印象に残ってないです。
    ごめんなさい。
    札幌に記念館みたいのがあります。

  • 図書館で借りたもの。
    薄い本だし、基本童話なので読みやすいのは読みやすい。でも書かれている内容は随分とシビアな印象。出来心だったり保身だったり、誰しもあるような誉められたものじゃない感情や行動。こどもを主人公にしているのがなんだか生々しいです。文章というか出来事のつながりがぶつ切りに感じて非常にすわりが悪かったのですが、もしかしたら子供の意識そのままに書いたらこんな感じになるのかも、とのちに気づきました。気にはなる、読み返すとまた印象変わるのかもしれないです。

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