一房の葡萄 (角川文庫クラシックス)

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  • 角川書店
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レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (121ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029053

感想・レビュー・書評

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  • 随分マセた子どもだったようである、初めて読んだのは6歳のころで、小学校3年生のはじめての読書感想文は「一房の葡萄」だったのです…。最早何を書いたんだか記憶にありませんが。
    只、当時は「書かれている出来事」だけに注目しておりましたが、もう少し年齢を重ねると文体の美しさにも気付かされますね。
    一番印象に残っているのは掲題の「一房の葡萄」ですが、罪を犯した少年に苦味が含まれつつも温かいのは、主人公その人が有島武郎だったからですね。
    ヘルマンヘッセの「少年の日の思い出」(=「クジャクヤママユ」)を連想します。

  • 童話にカテゴライズされるようだが、子供を題材とした短編の趣を感じた。登場人物に向けられる眼差しは温かく繊細。
    (2012.1)

  • 有島武郎の童話八篇を収録した本。
    どの作品もすごく面白く、心が温かくなった。中でも「火事とポチ」は犬嫌いの僕ですら読んでてちょっとうるっときた。本を読み終わった後に小学校の教員免許が欲しくなった。
    「真夏の夢」だけちょっと作風が違うなと思ったら、ストリンドベルヒという作家の作品の翻訳らしく、自分の勘が当たったことが嬉しかった。

  • エゴイズムの醜さが作品から伝わってきました。美しい文体も素晴らしい

  • 有島武郎の童話集。こどもの気持ちになって読める。こどもらしい純粋なこころ、いじわるなこころ。
    目の高さも低く設定されている。見上げる、とかこどものしぐさがいちいち新鮮で驚く。

  • 有島氏は「生まれいづる悩み」の方が好きだった。

  • 童話。全8話。

    有島武郎が遺した童話が全て収められてます。

    好きなんだよね〜童話。童話に込められた寓意って素晴らしいですよね。人間の根幹を形成するのに絶対一役買ってると思う。子供がいれば絶対読み聞かせたいもんです。

    私も子供の頃は毎晩母が読んでくれましたね〜童話。今思えばそこで、今の私の倫理、道徳観が形成されたように思います(もちろんそれだけではないですけど)。

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