@ベイビーメール (角川文庫)

  • KADOKAWA (2015年7月25日発売)
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本棚登録 : 385
感想 : 7
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  • 本 ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029251

作品紹介・あらすじ

腹部が抉られた女性の変死体が複数発見された。被害者は全員、死の一ヶ月前に送信者不明のメールを受け取っており妊娠をしていたらしい。高校教師の雅斗の恋人・朱美にもその不気味なメールが届いてしまい……!?

感想・レビュー・書評

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  • 山田の初期作品の一つですので、ストーリーの荒さは感じます。
    途中から設定が雑なんじゃないか?と、入り込みにくくなる部分が私にとっては荒さに感じるところですね。
    しかし、後半部分の形容し難い不気味さ、終わり方の歯切れの悪さが逆に山田らしさを感じるものでした。

  • 腹部をえぐられた女性の変死体が次々と発見された。被害者の女性は死亡前に不気味なメールが届き、妊娠の兆候があったという。高校教師の主人公は友人の刑事とともに事件の真相に向かって動き出す。ミステリー小説かつホラー小説。


    怖い話だった。特に後半は恐怖にゾッとする展開が連発した。山田悠介さんらしく、無駄のないスピーディーなストーリーでサクサク読めた。

  • 山田悠介のホラーって感じ。読みやすくて面白かった。最後がハッピーエンドで終わらないのが山田悠介はよくある。まだまだ続いていくような感じで終わるのもいいと思った。

  • 山田悠介らしい、漫画の様にすらすらーと読めた。
    展開はとても早く、まるで短編小説の様。
    愛の居場所まで辿り着くのにはハラハラドキドキだった。
    やっぱりハッピーな気持ちでは終われないのが個人的には山田悠介らしさ。
    最後主人公は生き延びられたのだろうか、、

  • よく覚えてないけど、気持ち悪い恐ろしさがあった。

  • サクッと読めて、ドキドキしたけど、設定に入り込めないのと、ちょっとモヤモヤが残る。山田悠介感を久しぶりに感じた。

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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