- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041029299
作品紹介・あらすじ
東京から鳥取の高校に入学した皆人は、変人美人・ハル先輩から「妖怪研究同好会」に勧誘される。なるべく関わりたくない皆人だったが、強引に巻き込まれて謎解きをすることに!? <よう怪>シリーズ第1弾!
感想・レビュー・書評
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まさに、「爽やかでほろ苦い」青春ミステリーだった。
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日常の怪異的な謎を妖怪のせいにしたがる妖怪オタクのハル先輩と、妖怪が嫌いで妖怪のせいではないと謎解きをする冬目少年。謎自体は難しくなく、日常でもありそうな(最後のお話は相当な変態じゃないとありえなさそうだが)簡単なものだが、とても面白く楽しんで読めた。妖怪研究同好会の残りの二人もいいキャラで良かった。続編があるようなので、発売されれば是非読んでみたい。
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妖怪へのこじつけは多少無理がある感じ。 事件を追いかけるうちに「もしや、妖怪の仕業では?」なら良いんだけど。 先輩が可愛いんでまあ良いか。 軽く読めるんで、今後も読んでみたいシリーズ物。
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2019年5冊目。身近で不思議な出来事が起こる度に、妖怪の仕業だと騒ぐ先輩とそれを否定する主人公。個々の事件の精度が上がってくれば更に良くなる。黒髪切の事件はいろいろと引いてしまうのがちょっとなぁ。
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転校先の学校の木に、何故かやかんがぶらさがっていた。
それを確認しに近づけば落とし穴が存在していて…。
まったく人の都合を考えずに生きているような先輩。
彼女に張り合ううちに、同好会に入ってみたり
そこの人数が増えてみたり。
誰のせいにもできないから妖怪のせいにする存在なのに
いると張り切って探す先輩。
自分の信じる道を突き進むのは素晴らしいですが
嘘までついて巻き込まれるのはちょっと…。
最後の事件は青春ものっぽい感じでしたが
自分と分かられた犯人の言動が…。
目の前でやられたら、引くというより
全力で逃げたいくらい気持ち悪いです。
これも含めて、彼女は大丈夫だったのでしょうか…。
そうだったら、それはそれですごいですけど。 -
妖怪。青春ミステリ。
ライトノベルのようなコミカルな作風。
ゆる〜く日常の謎を解決するミステリかと思ったら、後半は意外とブラックだったり。
軽いだけの作品ではなかった。よい青春もの。☆3.5。 -
事情があって高校入学を機に、単身東京から鳥取県の境港市に引っ越してきた男の子が主人公。何の因果か妖怪命の先輩に見込まれ、妖怪研究同好会に引っ張り込まれる。何が何でも強引に妖怪と関連づけようとする美人で変人の先輩やら、親戚の元空手少年やら、おばあちゃん子で言動がやけにババクサイ同級生の女の子やら、部員たちと妖怪がらみの事件に巻き込まれ、論理的思考で次辻解決していく。
妖怪事件の陰にいろいろな高校生たち思惑や思いが交錯し、要は青春しているさまも楽しく読める。
著者プロフィール
皆藤黒助の作品





