- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041029367
作品紹介・あらすじ
鬼道衆の末裔として、秘密裏に依頼された「亡者祓い」を請け負う鬼龍浩一。企業で起きた不可解な事件の解決に乗り出すが……。恐るべき敵の正体は? 傑作エンターテインメント。
感想・レビュー・書評
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エロ+バイオレンス+オカルト(陰陽道)
1994年の著作とのことなので30年近く前ですな
こんなんも書いてたんですね〜
特にエロは今の今野作品にはほぼ皆無と言っていいので、ほんといろいろやってたんだなってのと早めに方向転換して正解だったねって感じです
面白いか面白くないかで言ったら、まあ面白くないんだけど(はっきり言った!)、今野敏さんの大大大ファンのわたくしとしては、こういうのも今の今野敏さんを形作っているもののひとつなのは間違いないわけで、実に興味深い
それとちょっと読みづらかったんだよね
あの今野敏さんの圧倒的読みやすさもいろいろ試行錯誤、紆余曲折あった中で培われてきたものなんかなーって思いました
シリーズっぽいので、続けて読んで今野敏さんの歴史に触れるのだ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これまで読んだ今野作品に登場していた亡者祓い師「鬼龍光一」ここでは浩一だけれど。原点から読んでみようと思い手に取りました。あまり深く考えずスラスラと一気に読みました。そこが今野作品の良いところと思っています。
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伝奇風エロアクションですかね??他の方も書いてたけど菊地秀行や夢枕獏みたいなんのパンチが弱い感じ。もっとドエロくするかもっと荒唐無稽にすればいいのに…
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「亡者祓い」鬼龍浩一。
テレビ局の単純に思えたお祓いと
ある食品会社で起こった怪異がつながり…
というストーリー。
エロチック?怪奇ミステリー?なのか…?
今野さんってもう少し固い感じの小説のイメージあったのですがこんな感じの小説も書いてたんですね~
そこが一番びっくりしたポイントかな。
内容はウムム…。 -
先日読んだ脈動が面白かったので、のちにシリーズとなった最初の作品だということで図書館で借りて読みました。鬼道衆の成り立ちとか、卑弥呼の時代に遡って、日本の先住民族である縄文人やアイヌの人のことなど、なかなか面白い話でした。陰の気によって亡者が生まれるのはこの一作から描かれていて、それを祓うために陰陽道や修験道があったりと、スピ好きな私にはたまらん展開でした。縄文の人にも興味があったので、それも面白かったです。ここから、鬼龍浩一を軸として、亡者を祓うストーリーが始まったわけですね。他の作品も読んでいく予定です。
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#読了 「豹変」を読んでからシリーズ第一作となるこちらを読んだので、まず思ったことが「思ってたのと違う!」でした。30年近く前の小説ということでお色気要素?が多めで面食らうし、鬼龍さんは別人のようだし。ただ、鬼に関する知識は面白くて、STシリーズの桃太郎伝説なんかを思い出しました。
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鬼道衆の末裔として、秘密裏に依頼された「亡者祓い」を請け負う鬼龍浩一。企業で起きた不可解な事件の解決に乗り出すが……。恐るべき敵の正体は?(e-honより)
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