鬼龍 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 212
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029367

作品紹介・あらすじ

鬼道衆の末裔として、秘密裏に依頼された「亡者祓い」を請け負う鬼龍浩一。企業で起きた不可解な事件の解決に乗り出すが……。恐るべき敵の正体は? 傑作エンターテインメント。

感想・レビュー・書評

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  • エロ+バイオレンス+オカルト(陰陽道)
    1994年の著作とのことなので30年近く前ですな

    こんなんも書いてたんですね〜
    特にエロは今の今野作品にはほぼ皆無と言っていいので、ほんといろいろやってたんだなってのと早めに方向転換して正解だったねって感じです

    面白いか面白くないかで言ったら、まあ面白くないんだけど(はっきり言った!)、今野敏さんの大大大ファンのわたくしとしては、こういうのも今の今野敏さんを形作っているもののひとつなのは間違いないわけで、実に興味深い

    それとちょっと読みづらかったんだよね
    あの今野敏さんの圧倒的読みやすさもいろいろ試行錯誤、紆余曲折あった中で培われてきたものなんかなーって思いました

    シリーズっぽいので、続けて読んで今野敏さんの歴史に触れるのだ!

  • これまで読んだ今野作品に登場していた亡者祓い師「鬼龍光一」ここでは浩一だけれど。原点から読んでみようと思い手に取りました。あまり深く考えずスラスラと一気に読みました。そこが今野作品の良いところと思っています。

  • 伝奇風エロアクションですかね??他の方も書いてたけど菊地秀行や夢枕獏みたいなんのパンチが弱い感じ。もっとドエロくするかもっと荒唐無稽にすればいいのに…

  • 「亡者祓い」鬼龍浩一。
    テレビ局の単純に思えたお祓いと
    ある食品会社で起こった怪異がつながり…

    というストーリー。

    エロチック?怪奇ミステリー?なのか…?

    今野さんってもう少し固い感じの小説のイメージあったのですがこんな感じの小説も書いてたんですね~

    そこが一番びっくりしたポイントかな。

    内容はウムム…。

  • 鬼龍光一はタレントの撮影現場で亡者となったタレントを払う。
    不祥事続く会社に子会社からの研修としてお祓い。受付の女と課長が亡者。
    美人重役秘書が亡者。重役室から全裸ででてきた。我に返ってトイレに隠れたのを助ける
    家まで送るが別の亡者が拉致しようと待ち伏せ。鬼龍が倒す。警察に連絡。富野刑事がくる。専務が亡者たが裏に誰かいる。
    専務行きつけ銀座クラブでアイドルタレントと知り合っていた。アイドルのマンションに侵入。
    また、美人秘書が亡者になっていた。
    専務は体力で倒す。アイドルは陽で倒す。

  • #読了 「豹変」を読んでからシリーズ第一作となるこちらを読んだので、まず思ったことが「思ってたのと違う!」でした。30年近く前の小説ということでお色気要素?が多めで面食らうし、鬼龍さんは別人のようだし。ただ、鬼に関する知識は面白くて、STシリーズの桃太郎伝説なんかを思い出しました。

  • 鬼道衆の末裔として、秘密裏に依頼された「亡者祓い」を請け負う鬼龍浩一。企業で起きた不可解な事件の解決に乗り出すが……。恐るべき敵の正体は?(e-honより)

  • 可もなく不可もなく
    あまり深く考えずにスラスラ読める本

  • 鬼龍浩一
    鬼道衆

  • 続編は?

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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