バチカン奇跡調査官 独房の探偵 (角川ホラー文庫)

著者 :
制作 : THORES 柴本 
  • KADOKAWA/角川書店
3.61
  • (16)
  • (49)
  • (59)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 418
レビュー : 60
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029374

作品紹介・あらすじ

天才的な頭脳を持ち13歳にして独房に収監される犯罪者、ローレン・ディルーカ。ある日、奇妙な殺人事件の謎解きを依頼され……(「独房の探偵」)。平賀&ロベルトが極秘レシピ再現に奮闘!?(「魔女のスープ」)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 短編集。人気の男キャラが珍しく、というか初めて女キャラと組んで事件?を解決する話あり。でも組む女キャラがイタタな変人作家(容姿や職業からすると若い頃の作者がモデルか?)と性同一障害疑惑の精神障害者というところがバチカンシリーズらしい。これならイケメンキャラファンも離れていかないね!エリーナは立場的にも能力的にも役に立たないからもう出てこないだろうが、フィオナはローレンのサポート役として本編に登場しそうな予感。もっとも8年前の時点で元敏腕プロファイラーという経歴を考えると次出て来る時には40歳近くになってるんだろうが…。というかフィオナはよく一時退院が許されたな。閉鎖病棟に入れられてるってことは、鬱じゃなくて統合失調症とか自己愛性人格障害とか自傷行為をするとかの暴れたり人に迷惑かける系の精神病ってことだよね?そんな患者外に出したら危なくないか…。ローレンの力?ジュリアはロベルトの事はいたぶるくせに平賀には優しい。平賀が女だったら完全にネオロマだなこのシリーズは。

  • 今回は短編。
    面白いお話が終わっちゃった。わたしもローレンの気持ちとおんなじです
    しかし奇跡探してるけど、弟がまさにそうじゃんか。

  • 「シンフォニア 天使の囁き」
    平賀の弟・良太が主人公の短編。良太の施設での生活模様を中心に彼の特殊な性質なども描かれ、やっと彼の人となりが書かれた気がする。そして、夢の中と手記によって巡り会えた聖ヨゼフ。さらに聖ヨゼフと強いつながりがあったロベルトとの出逢い。また、来てほしいという所で、悪の総本山・ジュリア司祭も良太を治療してくれる医師として登場!良太を中心としてここまでの登場人物がみんなつながった感じがし、面白い短編だった。

    「ペテロの椅子、天国の鍵」
    2度目の短編集としての登場・サウロ司教の話。サウロ司教と教皇の問答が描かれており、バチカンとして“悪”と戦う姿勢がはっきりと示しだされた。この話もそうだが、今回の短編は次回以降の長編にも活かされそうな話ばかりで楽しみが増えた。

    「魔女のスープ」
    ロベルトが発見した怪しげなスープのレシピを平賀や協力者のエリーナと共に再現する話。どうでもいいと思ってしまうスープの再現のために三人が一所懸命に奮闘するところが箸休めの話みたいなかんじになっており、良かった。

    「独房の探偵」
    ローレンが主人公の短編。この設定のままスピンオフがたくさんできてしまうじゃんと思えるほど完成度の高いミステリーだった。また、バチカンシリーズにはお決まりのオカルト系の話が無く、純粋なミステリーになっており、それが逆に新鮮で面白かった。そして、表紙のローレンが可愛かった!笑

  • バチカンシリーズの短編集。
    ミステリらしいミステリは副題にもなっている『独房の探偵』だろうか。安楽椅子探偵ものの一種とも言える『魔女のスープ』も面白かった。『シンフォニア 天使の囁き』『ペテロの椅子、天国の鍵』の2本は、この先の長編の伏線という位置付けだと思われる。
    なお、続刊は10月、来年の2月と予定されている。

  • 魔女スープが平和!

  • 平賀神父の弟は、不思議な能力があるらしい。
    相変わらず、短編では、科学で説明の付かない不思議な話が出てくる模様。

    表題作『独房の探偵』は、フィオナのキャラの印象が強すぎて、なんだか。

  •  短編集。平賀の弟視点の話がファンタジックだが、その中に出てくる兄弟と何が幸福か説教に、なるほど現代の説教はこういう風に行うのかなと感心した。
     魔女のスープの平賀の恰好がエクセレント。平賀の常識に囚われないぶっとんでるところが面白いし、人が死なない日常話は気楽に読めて楽しい。
     ローレン視点の話はひたすら、ローレン……、と心で叫びながら読んでいた。このキャラ付けのローレンと平賀の間でどういう心の交流があったかなかったかが大変気になるので、早く本編に出てきてほしい。どうしてもローレンにも人の心の動きや一般的な幸せを期待してしまうが、本編でどういう結末や成長が見られるのか。

  • 短編集第二弾。

    「シンフォニア」
    途中まで良太くんの話だ嬉しい!だったり、前作同様にヨゼフの話は涙腺緩みそうになったり、しんみりしつつもゆったり読んでましたが、ジュリア司祭のおかげで全然落ち着けなくなりました。これが今後にどう絡むのか楽しみ半分、不安半分。

    「ペテロの椅子、天国の鍵」
    不穏でした。本編の裏側が知れるのは良かった。短編はサウロ大司教の人柄がわかって嬉しい。

    「魔女のスープ」
    エリーナさんがノリの良い人で気に入りました。素数を数える平賀さん想像してシュール過ぎて笑った。「ペテロの椅子、天国の鍵」の後だったのでホッとできる話でした。

    「独房の探偵」
    ローレンが安楽椅子探偵やるの嬉しすぎる!とローレン好きには嬉しい話でした。貴重な女性キャラクターだ!と思ったらボクっこで驚き。今回はちゃんとミステリしているような(笑)

  • 蘊蓄封印短編集第二弾。タイトルと内容を要約すると、『シンフォニア天使の囁き:不思議ちゃんな平賀弟の臨死体験。そして平賀兄、ジュリアに借りフラグ』『ペテロの椅子、天使の鍵:サウロ氏のお悩み相談室』『魔女のスープ:ロベルトさんの足掛け3ヶ月クッキング』『独房の探偵:ローレンは退屈症』って感じ。

  • シンフォニア 天使の囁き
    ペテロの椅子、天国の鍵
    魔女のスープ
    独房の探偵

    4編からなる短編集。
    どの話も面白かったですが、魔女のスープがあんまりない まったりとした感じで珍しくて好きでした(´,,•ω•,,`)
    独房の探偵も普通にミステリーで面白かった。

全60件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。著書に『バチカン奇跡調査官』シリーズ、『陰陽師 鬼一法眼』シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2018年 『バチカン奇跡調査官 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

バチカン奇跡調査官 独房の探偵 (角川ホラー文庫)のその他の作品

藤木稟の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印

バチカン奇跡調査官 独房の探偵 (角川ホラー文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする