バチカン奇跡調査官 独房の探偵 (角川ホラー文庫)

著者 :
制作 : THORES 柴本 
  • KADOKAWA/角川書店
3.58
  • (17)
  • (51)
  • (65)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 459
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029374

作品紹介・あらすじ

天才的な頭脳を持ち13歳にして独房に収監される犯罪者、ローレン・ディルーカ。ある日、奇妙な殺人事件の謎解きを依頼され……(「独房の探偵」)。平賀&ロベルトが極秘レシピ再現に奮闘!?(「魔女のスープ」)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 妹より。

    どの短編も勢いよく読了。どれも印象深い。特に弟君の話。すごいよね~。

  • 短編集。人気の男キャラが珍しく、というか初めて女キャラと組んで事件?を解決する話あり。でも組む女キャラがイタタな変人作家(容姿や職業からすると若い頃の作者がモデルか?)と性同一障害疑惑の精神障害者というところがバチカンシリーズらしい。これならイケメンキャラファンも離れていかないね!エリーナは立場的にも能力的にも役に立たないからもう出てこないだろうが、フィオナはローレンのサポート役として本編に登場しそうな予感。もっとも8年前の時点で元敏腕プロファイラーという経歴を考えると次出て来る時には40歳近くになってるんだろうが…。というかフィオナはよく一時退院が許されたな。閉鎖病棟に入れられてるってことは、鬱じゃなくて統合失調症とか自己愛性人格障害とか自傷行為をするとかの暴れたり人に迷惑かける系の精神病ってことだよね?そんな患者外に出したら危なくないか…。ローレンの力?ジュリアはロベルトの事はいたぶるくせに平賀には優しい。平賀が女だったら完全にネオロマだなこのシリーズは。

  • 今回は短編。
    面白いお話が終わっちゃった。わたしもローレンの気持ちとおんなじです
    しかし奇跡探してるけど、弟がまさにそうじゃんか。

  • 「シンフォニア 天使の囁き」
    平賀の弟・良太が主人公の短編。良太の施設での生活模様を中心に彼の特殊な性質なども描かれ、やっと彼の人となりが書かれた気がする。そして、夢の中と手記によって巡り会えた聖ヨゼフ。さらに聖ヨゼフと強いつながりがあったロベルトとの出逢い。また、来てほしいという所で、悪の総本山・ジュリア司祭も良太を治療してくれる医師として登場!良太を中心としてここまでの登場人物がみんなつながった感じがし、面白い短編だった。

    「ペテロの椅子、天国の鍵」
    2度目の短編集としての登場・サウロ司教の話。サウロ司教と教皇の問答が描かれており、バチカンとして“悪”と戦う姿勢がはっきりと示しだされた。この話もそうだが、今回の短編は次回以降の長編にも活かされそうな話ばかりで楽しみが増えた。

    「魔女のスープ」
    ロベルトが発見した怪しげなスープのレシピを平賀や協力者のエリーナと共に再現する話。どうでもいいと思ってしまうスープの再現のために三人が一所懸命に奮闘するところが箸休めの話みたいなかんじになっており、良かった。

    「独房の探偵」
    ローレンが主人公の短編。この設定のままスピンオフがたくさんできてしまうじゃんと思えるほど完成度の高いミステリーだった。また、バチカンシリーズにはお決まりのオカルト系の話が無く、純粋なミステリーになっており、それが逆に新鮮で面白かった。そして、表紙のローレンが可愛かった!笑

  • バチカンシリーズの短編集。
    ミステリらしいミステリは副題にもなっている『独房の探偵』だろうか。安楽椅子探偵ものの一種とも言える『魔女のスープ』も面白かった。『シンフォニア 天使の囁き』『ペテロの椅子、天国の鍵』の2本は、この先の長編の伏線という位置付けだと思われる。
    なお、続刊は10月、来年の2月と予定されている。

  • 短編集。

    平賀の弟・良太が実体を伴ったものになりました。しかし弟クンも、いろんな意味ですごいな。。。
    そして、あの人もやはりというかなんというか、颯爽と!登場してきて、本編へのつながりも感じさせる。今後は良太も本編に絡んでくるのかしら。

    サウロ大司教の回顧録や、ロベルトの根っからの調査スキーが高じた休日の出来事、少年期のローレンの超人っぷりが堪能(?)できた1冊でした。

  • アニメ最終話だったシンフォニアを含む短編4本。いつもの長編と違って薀蓄少なめで、本当に海外の小説を読んでるような気分になるものもあった。特に魔女のスープはちょっとした息抜きと言った感じで面白くて好き。オチが急に日本的で和んだ。

  • バチカン奇跡調査官シリーズの、短編集。
    「魔女のスープ」は間奏曲的な小品。料理上手のロベルトに魔女のレシピを作ってもらったら面白いんじゃないか的な。でもやはりもうひとひねりはほしかったような感じがして残念。
    「独房の探偵」は、ローレンの時はいつも感じるんだけど、面白味がない。キャラも好きではないし、わからないことないんでしょ、天才なんでしょ、ハイハイ、という感じで。
    というわけで、ちょっと物足りない一冊でした。タイトルがちょっと面白そうだったので(ローレンだとは思ったけど)期待はずれかな。

  • ⑪短編集

  • 魔女スープが平和!

全67件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズは累計140万部を突破するヒットとなり、アニメ化もされた。他の著書に「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2019年 『バチカン奇跡調査官 アダムの誘惑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

バチカン奇跡調査官 独房の探偵 (角川ホラー文庫)のその他の作品

藤木稟の作品

バチカン奇跡調査官 独房の探偵 (角川ホラー文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする