- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041029374
作品紹介・あらすじ
天才的な頭脳を持ち13歳にして独房に収監される犯罪者、ローレン・ディルーカ。ある日、奇妙な殺人事件の謎解きを依頼され……(「独房の探偵」)。平賀&ロベルトが極秘レシピ再現に奮闘!?(「魔女のスープ」)
感想・レビュー・書評
-
長編の合間に時々出版される短編集です。このバチカン奇跡調査官シリーズは全体的に面白いのですが、時々説明が冗長すぎる時があります。
この短編集は毎回ハズレなしと言えるほど面白い作品が多いです。
この作品もその一つです。
今回はローレンの若い頃の話や平賀とロベルトが昔のレシピの再現に挑む「魔女のレシピ」が面白かった。オススメ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回は短編。
面白いお話が終わっちゃった。わたしもローレンの気持ちとおんなじです
しかし奇跡探してるけど、弟がまさにそうじゃんか。 -
短編集。
ロベルトと良太の繋がりや、魔女スープ作るお話なんかは主人公2人の少し変わった一面を見れて良かったけど、最後のローレンの事件はちょっと怖かったな
2023.3.27
52 -
読んだかどうか忘れたのでとりあえず読む。
ローレンが最高すぎる。カッケぇ!素敵! -
最近このシリーズは冗長な感じなので、短編集のほうがおもしろかった。さくさく話が進んで気持ちいい。
魔女のスープとか、オカルトぽくなく明るくて好きです。
どなたかも感想に書かれていたけれど、平賀は弟の研究するべきだよね。弟クンこそ、奇跡の子では? -
バチカンシリーズの短編集。
ミステリらしいミステリは副題にもなっている『独房の探偵』だろうか。安楽椅子探偵ものの一種とも言える『魔女のスープ』も面白かった。『シンフォニア 天使の囁き』『ペテロの椅子、天国の鍵』の2本は、この先の長編の伏線という位置付けだと思われる。
なお、続刊は10月、来年の2月と予定されている。 -
この巻は短編3話&中編1話(表題作)の番外編的な内容でした。
短編3話では平賀の弟の力が示されたり、サウロが法王様と向き合ったり、ロベルトと平賀が魔女のスープなるものを作ったり……何だか盛り沢山で面白かったです(特に『魔女のスープ』 平賀の姿を想像すると笑えます←)
表題作では13歳のローレンがその素晴らしい頭脳を遺憾無く発揮していて、唸らされるばかりでした。
ローレンってやっぱり凄いと改めて感じました。 -
平賀の弟の良太くん登場。ちらっとだけど、お父さん、お母さんも。どんな家族なんだろう。。と興味があったのでおぉついに。という感じ。
良太くん、なかなか奇跡な子。。
最後にジュリアさん登場。今後の展開に繋がるんだろうか。。 -
ローレンがたくさん出て来た。
謎な人である。
平賀弟くんは霊能者なのかしら?
兄は非科学的なことを解明するのが得意なので相談するといいのにな。 -
短編集とのことですが、それぞれのキャラの違う一面が楽しめました。
んでもって、ところどころで奇跡的なめぐり合わせ、
それは奇跡認定ですよねって言いたくなります。
いい意味で皆がつながっている、思いもつながっていきますね。 -
図書館で。
久々に良太君登場。彼、結構すごい子じゃないですか!一番奇跡に近い所に居るんじゃないですかねぇ。
というわけで良い話だな~でも一番の功労者はジュリア神父なんだよねぇ…と思うと一抹の不安がよぎるお話。その後、後遺症とか出たらどうするんだろう…
ローレンのびっくりメガネと忠実な部下は…まぁ、うん。その後、不安になるぐらいの精神分析家?の彼女とローレンはコンタクト取ってるんだろうか。取ってあげて!
でも一番気に入ったのは魔女のスープでした。
ヒキガエルと意気揚々と取りに行く神父!どういう絵面(笑)愉快愉快。 -
伝説の魔女のスープが入ってる短編集
-
短編集。
平賀の弟・良太が実体を伴ったものになりました。しかし弟クンも、いろんな意味ですごいな。。。
そして、あの人もやはりというかなんというか、颯爽と!登場してきて、本編へのつながりも感じさせる。今後は良太も本編に絡んでくるのかしら。
サウロ大司教の回顧録や、ロベルトの根っからの調査スキーが高じた休日の出来事、少年期のローレンの超人っぷりが堪能(?)できた1冊でした。 -
アニメ最終話だったシンフォニアを含む短編4本。いつもの長編と違って薀蓄少なめで、本当に海外の小説を読んでるような気分になるものもあった。特に魔女のスープはちょっとした息抜きと言った感じで面白くて好き。オチが急に日本的で和んだ。
-
バチカン奇跡調査官シリーズの、短編集。
「魔女のスープ」は間奏曲的な小品。料理上手のロベルトに魔女のレシピを作ってもらったら面白いんじゃないか的な。でもやはりもうひとひねりはほしかったような感じがして残念。
「独房の探偵」は、ローレンの時はいつも感じるんだけど、面白味がない。キャラも好きではないし、わからないことないんでしょ、天才なんでしょ、ハイハイ、という感じで。
というわけで、ちょっと物足りない一冊でした。タイトルがちょっと面白そうだったので(ローレンだとは思ったけど)期待はずれかな。