バチカン奇跡調査官 悪魔達の宴 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 649
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029381

作品紹介・あらすじ

悪魔祓いの補佐としてドイツに赴いたロベルトだったが、駅で連日同時刻に死者が出る連続不審死をはじめ、異常事件が頻発。街全体が混乱する中、平賀は調査のためと言って姿を消す。やがて驚愕の真相が明らかに――!

感想・レビュー・書評

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  • 敵に逃げられてしまうことが多くなりました。
    このまま行くと、誰にも勝てない感じです。
    女性が強いかな?
    二人だけだと勝てなそうなので味方を増やすといいと思います。

  • 妹より。

    今回は悪魔払い、ナチス、ドイツか。科学の力と弟君の先見の目が事件解決の糸口に。楽しく読了。始めは本当に悪魔が!?なんて思っていたけど(楽しいからそれはそれでよし(笑))。そして科学の力ってスゴい!楽しかった。

  • 【ネタバレあり】



    バチカン奇跡調査官10作目。
    今回の舞台はドイツ。ドイツの街並みってRPGの世界みたいで素敵。ナチスの歴史や、呪いの蘊蓄が興味深かった。事件自体はいつものトンデモ…いや科学的説明により一応の解決を見せるけれども、ヘンリエッテの異変はそれだけでは説明できないところがあったように思う。携帯を使った洗脳や、低周波による洗脳はどちらももしかしたら本当に起こり得ることなんじゃないか?と思うと、恐ろしかった。
    今回も黒幕には逃げられてしまい、黒幕的存在がどんどん増えていってるんですが、そろそろ淘汰されて行ってほしい。

  • 今回も難しい内容だった。

    悪魔祓い、エクソシズムの話がもっとメインになるのかと思いきや、そこは『バチカン』シリーズ…最終的には科学的実証で解決してしまう。
    ロベルトがもっと活躍するんだろうと思ったら、そうでもなく、平賀が目立って終わっちゃった感がある。

    このシリーズの常なんだが、中盤の説明部類が巻を追うごとに難しく複雑過ぎて、シリーズが始まった頃のワクワク感が薄れてきてしまったなぁと。
    世界観からすれば宗教などの部分は外せないが、如何せん自分は苦手分野の為、読んでいて折れそうになる。

    次巻発売もまもなくだが、そろそろ敵対側を出して絡めてほしい。
    完結は何処…?

  • このシリーズは面白くて読んでいるけど、事件そのものは終わっていくけど、その根本にある敵はどんどん残っていく感じ。どうするんだろ。

  • ドイツ、ニュルンベルグでのお話です。
    悪魔払いのシーンが怖いよ。ヘンリエッタ嬢の口からアレが出てきた時とかもう……。
    トンデモは大きいにこしたことはない! のこのシリーズですが、今回もデカかったな。しかしネタ的には、リアルでもあり得るかもしれない……なカンジではあります。
    この女性たちは、今後も出てくるんかなあ。怖いなあ。

    二月にまた新刊が出るそうですが、あまりのペースに藤木先生が過労でぶっ倒れないか心配です。
    どんどん出るのはファン的には嬉しいですが、無理なさらないでほしい(泣)

  • バチカンシリーズの最新作。
    本作の舞台はドイツ……ということで、登場するのは定番のモチーフ。
    ここ数冊の中ではちょっと地味かなぁ……。

  • Theエクソシスト的な事象。科学で悪魔を解析、っていうのがユニーク。

    2023.4.1
    54

  • アンフィスバエナ。見たくないけど見てみたい。
    ネットで検索する勇気がなかった笑
    結局悪魔つきではなかったが、悪魔祓いの話も見てみたいなぁ。サウロとジャンマルコの話とか。

    あと、平賀家のお父さんの名前が判明。壬さん。
    良太くんが、「ロベルト神父の所に行ってあげて。」と言って平賀はロベルトの所に行くわけだが、久しぶりの家族再会だったのにもうちょっと良太くんといてやれよ、自分も久しぶりだって楽しみにしとったじゃんと思いつつも、ロベルトが同じようなことを言うと、「家族は逃げませんから」って、うわ、眩し。

    お気に入りのシン博士も少しだが登場。
    彼の「ひいっ」はもう定番になってきた?ような。
    平賀〜、もうあんまりシンさんを虐めないであげて笑
    平賀のデリカシーのなさな対応で、いつもわなわなするシン博士。
    2回目の連絡?の時に、カメラにうつったのがアンフィスバエナで死ぬほどビックリしたんだろうなぁ。。
    可哀想に。。笑

  • 何ともゴシック好きな私の心を擽るサブタイトル♡
    勿論、ゴシック的な要素もあって、殆ど一気読みでした。
    前半では悪魔祓いに奮闘する神父、後半では悪魔達に揺れ動かされる人々の姿が印象的。
    頁が進むに従い、動きも真相も激しく動いており、つい先を知りたくなる内容でした。
    現実味があるかはともかく、楽しんで読めたのは事実。
    あと料理の描写が毎回ながら美味しそうで、困ります!!!笑

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著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズは累計140万部を突破するヒットとなり、アニメ化もされた。他の著書に「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2022年 『バチカン奇跡調査官 秘密の花園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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