青い種子は太陽のなかにある

著者 : 寺山修司
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年4月27日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029824

作品紹介

1963年夏-。政治家の肝いりで労働者向け近代アパートの建築が決まり、人々の期待が大きく膨らむ。賢治も恋人・弓子とともにそこで暮らすことを夢みている。そんなある日、アパートの建築現場の足場から労働者が転落してしまう。あろうことかその場の人々は、遺体をそのままコンクリートの中に埋めてしまうが、賢治はその一部始終を目撃してしまった。警察にも相手にされず、このままみなの夢のために黙っているべきかと苦悩する一方、賢治の身にも危険が迫る。賢治が選んだ道とは-。寺山修司が20代に書いた幻の戯曲。生誕80年を記念して、初の書籍化!

青い種子は太陽のなかにあるの感想・レビュー・書評

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  • 去年(2015)の夏に蜷川演出で上演されたおかげか、未読の寺山戯曲がいつのまにか新書サイズで出てました。舞台はスルーしましたが戯曲だけでも。

    天井桟敷を立ち上げる前の20代の頃の作品ということもあってか、テーマも設定も比較的ストレートでわかりやすい。生真面目な青年と可憐な少女の恋愛も共感しやすく、不正を許せない若者の真っ直ぐさ、ゆえに大人社会そして父親との対立、挫折、最終的に立ち向かったがゆえの悲劇、とストーリーも直線的。変な紆余曲折がないのですっきり読めました。

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