ラプラスの魔女

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.52
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本棚登録 : 4501
レビュー : 640
  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029893

作品紹介・あらすじ

東野圭吾さん作家デビュー30周年記念作品!
円華という若い女性のボディガードを依頼された元警官の武尾は、行動を共にするにつれ彼女には不思議な《力》が備わっているのではと、疑いはじめる。
同じ頃、遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きていた。検証に赴いた地球化学の研究者・青江は、双方の現場で謎の娘・円華を目撃する――。
価値観をくつがえされる衝撃。物語に翻弄される興奮。

「マスカレード・イブ」から約9ヶ月ぶりとなる最新刊です。

”これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった。
そしたらこんな作品ができました。”       ――東野圭吾

感想・レビュー・書評

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  • う~ん…
    何て言ったらいいのか…

    東野さん、いつも読みやすくて大好きなのですが、これは思うように読み進めることができなかった。
    誰が主人公(?)というか、感情移入して読んだらいいのかわからなくて…

    私の中で東野圭吾さんの作品=絶対面白いといった図ができてしまっているので、ハードルを上げすぎているのかもしれない。
    それか、連日の猛暑で私の集中力がバテバテだったか?

    楽しみにしていただけに、残念です。
    また、いつか読み直したいです。

  • 東野圭吾さんは大好きな作家さんのひとり。
    東野圭吾さんの本は、この本で77冊目ですが…

    途中で、全くページが進まなくなり…
    ようやく読み切りました。

    • hongoh-遊民さん
      東野圭吾を77冊読み切ったとは!
      こちらはまだ40冊、負けてます(笑)
      この作品の評価は、イマイチですね。文庫になってから読むことにしま...
      東野圭吾を77冊読み切ったとは!
      こちらはまだ40冊、負けてます(笑)
      この作品の評価は、イマイチですね。文庫になってから読むことにしましょう。
      2016/05/10
    • azu-azumyさん
      hongoh-遊民さん、こんにちは。
      コメントありがとうございます!
      一時期、東野圭吾さんにはまって、東野さんの本ばかり読んでいた時期が...
      hongoh-遊民さん、こんにちは。
      コメントありがとうございます!
      一時期、東野圭吾さんにはまって、東野さんの本ばかり読んでいた時期があります。
      かなり偏ってました~(笑)
      なので、77冊です!
      個人的にはこの作品はあまり好みではありませんでした。
      2016/05/10
  • 東野圭吾2015年5月発行の意欲的な長編。
    空想科学的な要素を含み、「これまでの自分の小説をぶっ壊してみたかった」とのこと。

    かって起きた竜巻。
    母子が巻き込まれたが‥?

    元警官の武尾は数理学研究所の依頼で、羽原円華という若い女性の警備につきます。
    行動を共にするうちに、彼女には不思議な力が備わっているのでは、と思うように‥

    二つの温泉地で、相次いで硫化水素による死亡事故が起きます。
    検証のために訪れた研究者・青江は、双方の現場で謎めいた娘を目撃します。
    一方、事件を追う中岡刑事。
    冷たい美貌の甘粕才生という天才と、その息子の健人。何かが欠落している人物の研究による、思いもよらない結果が今起きている‥?!

    普通の人間達が、天才の引き起こした未来的な事態の謎を追う展開。
    先の予想が出来る能力は場合によってはすごくカッコいいけれど、現実に生きていくのは難しくなるという点も。
    ファンタジー‥だけでもない微妙なところがポイント?
    不思議な作品でした。
    好きってところまで行かないけど、イメージの豊かさや展開の上手さで、読んだ甲斐はありました。
    作家デビュー30年、80作目の到達点だそうです。

  • 竜巻に巻き込まれるシーンからいろいろと場面展開が激しくて、
    どこに集約されるんだろうと最初は読みづらかったけど、
    途中から羽原円華と甘粕謙人の秘密がわかってから一気に読んだ。

    こんな事本当にあるんだろうか?
    脳って不思議だ。そっちが知りたい。

  • ラプラスとは何か ググってから読み始めたのでラプラスの悪魔とラプラスの魔女が主人公だと分かりながら読んだ。半ばまでは興味深かったけど終盤はちょっと薄っぺらになった印象ですね。東野圭吾さん作品だから って期待したのでちょっと肩透かし でした。東野圭吾さんでもたまにはポテンヒットもあるってことかな♪

  • 【図書館本】
    数学や物理と言った、理系的頭脳は持ち合わせていない自分でもそう難しいとは感じずに物語に入り込めた。
    特殊な頭脳?能力?を持った少年少女たちをどうミステリー要素に持ち込むのかなと思ったけど、やー、パズルのピースがガチッとはまるってこういう事なんだなと読んでて感じた。本当に面白い!
    映画化される事と、出演者の情報だけ頭に入りつつ読んだのだけど、広瀬すず、福士蒼汰はピッタリだと思うけど、櫻井君があの人物をやるのは全然想像できなかった。ストーリーは相当面白くて秀逸なので、配役も完璧なパズルのようにカッチリとはめてほしい。

  •  作家デビュー30周年記念作品にして80作目。東野圭吾さん曰く、「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」という。東野作品としては珍しい作風には違いない。以下の文章は、未読の方は目を通さないことをお薦めしたい。

     こういう系統の作品、はっきり言えば超能力物に、東野作品として前例がないわけではない。まだブレイク前の作品である『虹を操る少年』は、個人的にも大好きな作品だし、文庫版解説の井上夢人さんが悔しがったほどの傑作だった。

     また、SF的要素を持つ作品には、『パラレルワールド・ラブストーリー』などがあるし、近年の『パラドックス13』は正面切って描いたSF大作であった。そして、『ガリレオ』シリーズっぽくもある。僕に言わせれば、本作はどこを切っても東野作品である。

     遠く離れた2つの温泉地で発生した、硫化水素による死亡事故。だが、ある刑事と研究者は、真相を疑っていた。両現場付近で目撃された謎の娘。彼女は、失踪した男の痕跡を追っていた。2人に共通する、驚異の能力とは…。

     2人の能力とは何なのか、どんなカラクリなのか。正直なところ、ちょっと読めてしまった感がある。そして、これまたある東野作品を思い出してしまったが…。2人にいわゆる超常現象を起こす力はないことは書いてもいいだろう。

     こんな能力なのだから、最後の対決のシーンで「敵」に勝ち目などないことはわかり切っていた。何も知らない「敵」が滑稽でさえある。いや、十分すぎるくらい派手なのだが…勝負そのものは呆気なくて、やや拍子抜けした。せっかくの狂った「敵」なのに。後始末は、まあそうするしかないだろうなあと思う。こんなもん立件不可能だ。

     というわけで、帯が煽りすぎな面は否めないが、今回もさすがの安定感といえる。東野作品のあらゆる要素を発見できたのは楽しかった。もはや大御所である東野圭吾。僕はこれからも、その安定感と安心感を求めて、読み続けるだろう。でもいつか、本当の意味で読者を裏切ってほしいと、期待している。

  • 面白いんだけど、そんなことが可能かな? と首を捻りたくなる設定。まあ有り得ないでしょ。

  • 映画公開とほぼ同時期に購入したものの、導入部分で躓き読み終わるのに一年近く掛かりました。
    登場人物は決して多くはないもののなんとなく自分の中で特徴付けできなかったので、映画の公式サイトを見てキャストの顔と照らし合わせながら読むようにしました。

    読みづらかったものの1/3程度以降からは割とスラスラよめました。
    ストーリーはミステリーと言うよりはむしろファンタジーにすら思えたし、終わり方もなんとなくスッキリしなかった。
    DVDも観ないかな…

  • 世の中を構成しているのは名もなき、意思もなきように見えるような烏合の集の一人一人の意思と行動で成り立っているというメッセージがよかった。にしても医学のリサーチなどはいつもながらすごいと思う。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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