キマイラ 群狼変 (15) (角川文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029978

作品紹介・あらすじ

夜ごと羊たちが怪物に食い殺されていく。その正体を暴くため、馬垣勘九郎は橘瑞超たちと泊まり込みで様子をうかがう。だが奇妙な鳴き声が聞こえてきたその時、勘九郎の父の仇である王洪宝が襲ってきて……!

感想・レビュー・書評

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  • 昔の話が続く。もう少しで終わりそう。

  •  幻獣キマイラを巡って男たちが熱い闘いを繰り広げる伝奇アクション第15弾。

     舞台は前巻に続き、過去の中国、キマイラの謎に迫っていく展開ですが、この巻は圧倒的に武術の闘いがメインとなっており、餓狼伝を読んでいるかのようでした。

     この展開もキマイラの魅力の大きな一つであるので、十分楽しむことができました。

     しかし、この巻でも過去の話に決着はつかず、次巻以降に続くことになるので、そろそろ現代にもどってほしいところでもありました。
     
     そういう願いも込めて時間も楽しみにしていきたいです。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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