グラウンドの詩 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041029992

作品紹介・あらすじ

心を閉ざしていたピッチャー・透哉とバッテリーを組む瑞希。お互いを信じて練習に励み、ついに全国大会への出場が決まるが、野球部で新たな問題が起き……。中学球児たちの心震える青春野球小説、第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • 「みんなの夢」
    突然起きた不調に。
    完全に調子を崩してしまっているのではないからこそ、原因究明しようにも難しいのだろうな。

    「今日と明日と。」
    変化に気付かない。
    常に一緒にいた頃とは違い、少し距離が開いてしまっただけで違和感すら感じ取れないんだな。

    「風の向こうに」
    電話で伝えられた。
    必死になっている姿を見ていたら考えてしまうだろうが、それを受け止め間違えたらダメだな。

    「この光を受け止めて」
    本気の球を打って。
    投げ慣れていない相手に対して不安がある中で、真っ向勝負を挑むのは勇気のいる選択だろう。

    「グラウンドの詩」
    皆が言う事なんて。
    これまでの試合を勝ち抜いてきて掴んだ切符なのだから、田舎から出てきたとか関係ないだろ。

  • 「グラウンドの空」をもう一度読んでから、こちらにとりかかった。

    あさのあつこが書く野球少年はどうしてこれほどまでに魅力的なのだろう。透哉が、瑞希が、良治が愛おしかった。2作を通して、特に透哉の痛みと成長が胸に迫った。早く続きが読みたいのと同時に、読み終わるのが惜しいくらいだった。「バッテリー」くらいのシリーズものになってくれないかなぁ>_<

  • 続きが読みたい!

  • 久しぶりのあさのあつこの野球少年小説。中学生だってノーテンキに野球やってるだけじゃなくて、いろいろと悩むことは多いんだよ。でも野球やってると楽しい、野球で救われることもある。青春だなぁ。これより前に話があるようだけど、読んだ記憶なし。あさのあつこの本はチェックしていたはずなのに見逃した?

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著者プロフィール

あさの あつこ:1954(昭和29)年、岡山県生れ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師ののち、作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリーII』で日本児童文学者協会賞、『バッテリーI~VI』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。著書は『福音の少年』『No.6』シリーズ、『弥勒の月』『アーセナルにおいでよ』など多数。

「2025年 『あなただけの物語のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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