- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041030004
感想・レビュー・書評
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映画がおもしろかったので読んでみました!
映画のシーンを思い出しながら読むと、物語の世界に引きこまれて夢中になって…
めずらしく一気に読みおわってしまいました -
最後の爽快感は忘れない
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映画も小説もどっちも面白い
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人間は心に闇を宿す
それは人と自分とを比べてしまう劣等感を具現化しているのだと思った
なんで自分はこんなにも不幸なんだ。苦しいんだ。なんで自分ばかり…。
そんな途方も無いような感情をこの作品では闇という名の自分の影として表現していた
バケモノである熊徹は不器用ながらまっすぐに少しひねくれた幼い少年を育て上げる。
名前も名乗らない少年に熊徹は「九太」と名付け、自分の弟子にする。
反発し合い、お互いに成長していく、お互いに逃げることなくぶつかり合う相手がいることで九太と熊徹の絆は強くなっていく
本来混じり合うことのないバケモノと人間が心で繋がってまっすぐに成長していく
ラスト15ページ、熊徹の愛情の全てが九太に力を与える
素敵な作品でした。 -
■ 1687.
<読破期間>
2016/11/4~2016/11/9 -
すごいなー。細田守監督は。
おおかみこどももそうですけれど、人間と、そうじゃない世界に両足を踏み入れた存在のジレンマや孤独と闇、
それを支えてくれる人の存在というあたたかさをしっかり書いてくれている。