櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音 (角川文庫)

著者 : 太田紫織
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年9月25日発売)
3.54
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  • レビュー :26
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041030011

作品紹介・あらすじ

高校二年生になった正太郎。仲のいい今居と百合子と同じクラスになったものの、転校生のゴスロリ少女・蘭香が突如百合子に「親友になって」と言ったことからバランスが狂い……。彼女の謎を櫻子さんが解き明かす!

櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 女同士は何かと面倒くさい。確かに3人はややこしい…。鴻上さんは犠牲者だったのね。今居くんも不器用で二人の未来はあるとしてもまだ遠そうです。ヒヨドリに八つ当たりする女性も腹立たしいし、老年になって村八分的な発想を捨てない女はもっと腹立たしい。櫻子さんの気持ち良いまでのタンカでスッキリできましたがやれやれ、です。蠱惑で父を殺したい家族にも背筋が寒くなり。このシリーズは正太郎と櫻子さん、ばあやの存在で読みやすいですがエグいなぁ、と思います。ラスト、「お棺が二つでることを覚悟なさいませ」に涙…で読了です。

  • 定番の安定した内容。笑

    なんとも想像どーりの展開が待ち受けているものの、安定して楽しんで読めます。一冊一冊が極薄いのも読みやすいのかも。飽きる前に終われる一冊。

    メンバーもキャラクターも安定してきた感じ。

    まだまだ続くけどきっとこのままゆるーく終わっていくのかも、、、という予感あり。

    安定の一冊です!

  • 今回はメインストーリとは余り関係ない話。それぞれの話がそれでもなかなかいい味出してる。3人のおじいちゃん、いいですね~

  • 櫻子さんシリーズ 8作目

  • 第弐骨「雛を呼ぶ声」が怖い怖い
    北海道の一戸建て住宅地ってあんな雰囲気なんだけど、他地域もおなじなのかな

  • 第8巻め

    プロローグ
    第壱骨 ウラ ト オモテ
    第弐骨 雛を呼ぶ声
    第参骨 脱皮
    エピローグ
    Special Short Story
    北方の三賢人(スリーキングス)

  • シリーズと8作目。ドラマ化されたということで、久しぶりにシリーズとして読んでみた。今作も櫻子さんの推理が冴え渡っていた印象。日常の中で起こりゆるトラブルと骨との関連性を櫻子さんと正太郎が調べていく中で、aiのこと、骨の特性や、動物の骨の特性などから、事件の解決へとつなげていく。そして日常のトラブルはあまりにも悲しく辛いものだと感じてしまう。呪い殺してやるという気持ちがあまりにも酷く、家族間の関係が一度拗れると修復するのが困難になる程の辛さ、悲しさ、寂しさが伝わってくる。ショートストーリーが良かった。

  • 二年生に進級した正太郎くん。一話は親友の今居君と鴻上さんと一緒のクラスになったが、不思議な転校生が鴻上さんに近づく。中高生の女子生徒にはよくあるよね~、こういうこと。阿世知さんがいい子でよかった。二話は自分の都合のいい正義を振りかざしたご近所さんと思いがけない事実。三話は崩壊した家族の話。蛇の話は苦手だな。スペシャルストーリーは正太郎くんの三人のおじいちゃんの話。いいおじいちゃんズだね。櫻子さんを思うばあやさんの気持ちに涙。

  •  花房問題から切り離された(多少関連はあるが)短編である。

     女性相互の関係、特に友人関係の奇っ怪さ(男性から見れば不可思議でたまらない)を描くのは著者のお手の物であり、それに加え、今回は家族関係、就中、家父長的父親が家族にもたらす歪みを切り取る好編が含まれる。

     しかし、一番いいのは、正太郎の3人の祖父が櫻子に関わるようになる最後の掌編「北方の三賢人」。彼女の良さは先人の知恵には素直な敬意を表するところだろうが、それが良い方向に向く期待を抱かせるものだからだ。

  • 文庫書き下ろしの、シリーズ第8作。中編3作と短編1作

    第1話 ウラトオモテ
     高等部2年生になって転校してきた来た阿世知蘭香は奇抜なゴスロリ調の格好をしていたが、鴻上百合子に表向き親友になるよう頼む。飼っていた犬の頭蓋骨の標本を持っているという蘭香を櫻子さんの元に連れて行くと、蘭香の秘密と百合子の意外な苦悩も明らかになる。
     女の子って大変なのね。がんばれ男の子たち。

    第2話 雛を呼ぶ声
     九条邸の庭にヒヨドリが巣を作ったが雛が殺される。斜め向かいに越してきた愛想の悪い宝生さんにみんなが悪感情を持っているが、櫻子さんは元地主として敢然と原因を追求する。
     普通の人の狂気が一番怖いかも。。。

    第3話 脱皮
     美瑛の青い池のそばで首のない女性の死体を発見した正太郎と櫻子さんは、翌週現場でさらに首つり状態の男性の死体を見つける。ペンションを経営している男性の家族の家へ行くと男性が離れで蛇を飼育し、革細工をしていたが、父親に暴力を振るわれそうになる。青い池へ行くと男性の姉が待っていて、真相が語られる。
     正太郎くん死体を発見しすぎ(笑)

    短編 北方の三賢人
     3人の祖父と山菜を採りに行った正太郎は、鴻上から櫻子さんが行方不明だと聞かされ、ヘクターを連れて祖父たちと探しに出かけるが、祖父たちは存分に能力を発揮して山の中で怪我をして動けなくなっていた櫻子さんを救出する。
     櫻子さんに正太郎が助けに来ると思えたので不安ではなかったと言われてしまった。やばい。
     ばあやさんが本気で櫻子さんを叱る言葉にうるうる。

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