反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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本棚登録 : 6583
レビュー : 430
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041030400

作品紹介・あらすじ

悩みは「消す」ことができる。そしてそれには「方法」がある――ブッダの「超合理的で、超シンプル」な教えを日常生活に活かすには? 注目の“独立派”出家僧が原始仏教からひもとく“役に立つ仏教”。

感想・レビュー・書評

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  • 思考を整理すること。
    自己流のおかしな思考の癖に気がつくことが重要。

    「感情を、上げもせず、下げもしない」シンプル生活。←帯より…

    “人はみんな孤独です。でも、別の人の孤独を想うことができたら、そのとき孤独でなくなります。”=78ページ= 

    思わず息をのんだ。。
    某アニメ会社の映画じゃないけど、ありのままの自分を受け入れることが大切。
    あと自分を否定しないことも。読むとシンプル。
    だけど実践して継続し保ち続けることは難しい。

    貸出期間をフル活用して、ゆっくり読んだけど読んでいる端からすり抜けていってしまう。(ああ、返却したくない…)
    購入を検討中。。。
    好感が持てる良書だと思う。

    • みつきさん
      私も返却したくなくなった本です!
      私も返却したくなくなった本です!
      2018/02/20
    • まっきーさん
      みつきさんへ

      平らで熱くもなく冷たくもない感じがとてもよかったです。
      コメントありがとうございました♪
      みつきさんへ

      平らで熱くもなく冷たくもない感じがとてもよかったです。
      コメントありがとうございました♪
      2018/02/20
  • 仏教系のこういう本、いままでたくさん読んできました。
    やはり時々繰り返し読んだほうがいいと思いました。

    今回の三連休で『スマホ脳』とこの本を読み
    自分の中でひとつ結論をだしました。
    (専門家ではないので、決して鵜呑みにしないようにしてください)

    私は仏教用語でいうところの「妄想」が激しい女。
    これは『スマホ脳』で問題にしていた「マルチタスク」と関係があるのではないか。
    「マルチタスク」をくりかえすことで
    「妄想」する力を鍛えているのではないか。

    マルチタスクは複数の作業を同時にやっているようにみえても、実際は二つ以上の作業を行ったり来たりしているだけ。
    〈気を散らされる存在が当たり前になると
    それが存在しないときでも強い欲求を感じるようになる。
    現代社会では集中力は貴重品になってしまったのだ〉

    いっぽう妄想も無意識のうちにハマってしまっています。
    これが悩みにつながっていきます。

    妄想をリセットするには「いま、妄想している」と意識すること。
    具体的な説明がこの本にいろいろ書かれていますが
    私はそれらの方法が『スマホ脳』にも書かれている
    「前頭葉」を成長させることなのではないかと思っています。

    さしあたって、今日から自宅でヨガをやることにしました。
    効果があるといいのですが。

  • 「実は、すべての悩みは”たった一つのこと”から始まっています。そこさえわかれば、あとは「正しく考える」ことで、どんな悩みも必ず解消できるーーーそれが、この本があなたに一番伝えたいことです。」(本書「はじめに」より)

    そして、本書ではその「たった一つのこと」とは「心の反応」で目の前の事象に心が反応し、憂鬱な気分や、怒り等の感情が沸き起こり、それが悩みになる、としている。
    よって、そのような「ムダな反応をしない」ためにはどうすれば良いかを教えてくれるのが本書である。

    悩みはなくそうとせず、まず「理解する」、良しあしを「ムダに判断しない」、マイナスの感情で「損しない」、他人の目から「自由になる」他、なるほどと思わせる内容が満載。

    本書を折に触れて繰り返し読むことで、自分のネガティブな思考を矯正し、悩みの低減に(悩みゼロは難しいような気がするので)役立てたいと思う。

    一方、本書を読んで感じたのは、本書の主張を理解できるようになるにはある程度の人生経験が必要で、人生これから、という若い人たちに共感してもらえるのかなあ、ということ。でも、もし、そのような若い人たちが若いうちから本書の内容を理解し、実践できれば息苦しさを感じず、ひいては心の病になることも減らせるのでは、とも感じた。

  • 生きることには苦しみが伴う
    苦しみには原因がある
    苦しみは取り除くことができる
    苦しみを取り除く方法がある
     サルナートでの5行者への開示
       サンユッタ・ニカーヤ

    これを4つの真理 という

    001
    すべての悩みは、たった一つのことから始まっている
    そこさえ分かれば、どんな悩みも解消できる

    003
    すべての悩みを根本的に解決できる方法
    「ムダな反応をしない」こと

    怒りや不安や暗い気分が出てきたら、すばやくリセットして解消すること
    余計な反応をしてしまうことで、余計に不幸になっているから

    004
    心のムダな反応を止めることで、苦悩から脱する方法

    その内容は
    大きく二つ
    1.心の反応を見る ヴィパッサナー、マインドフルネス、座禅
    2.合理的に考える ムダな反応をしない、悩みを増やさない

    実用的で、合理的な、楽しく生きる方法

    第1章 反応する前に「まず理解する」

    1.悩みがある
    2.悩みには理由がある
    3.悩みは解決できる
    4.悩みを解決する方法がある

    036
    心の状態を正しく見る

    1.心の状態を言葉で確認する
    たとえば「私は緊張している」と確認する
    インターネットし過ぎたときは
    「ダラダラしすぎて心がざわついている」
    「疲れを感じているな」
    「気力が弱ってるな」
    心の状態にぺたりとラベルをはって、客観的に理解する。
    「歩いている」
    「掃除をしている」
    「作業している」
    「運転をしている」
    「青信号を見てる」
    「黄信号で注意してる」
    「赤信号で注意してる」
    心の状態、からだの動作を、言葉で表して、客観的に認識する習慣を身に付ける。
    言葉で確認する作業を通して「反応から抜け出せる」ようになる。

    2.からだの感覚を意識する
    感覚を意識する。
    ストレスや疲れがたまった心をリフレッシュする抜群の効果がある。

    からだの感覚を見つめるように心がけていると、感覚を意識する、よく感じとることの意味が分かってくる。
    同じ要領で
    「お腹が膨らんだ、萎んだ」
    「鼻を出入りする空気の感覚」を感じとるようにする。

    この2つの方法
    1.言葉で確認する
    2.感覚を意識する
    ブッダの生きていた時代にはsatiと呼ばれていた。
    禅の世界では「念じる」
    瞑想の世界では「マインドフルネス」と呼ばれている。

    心の状態をよく見ること
    体の状態をよく意識すること
    この2つの作業を通して、ムダな反応は止まり、心は静まり、深い落ち着きと集中が可能になる。

    039
    3.頭の中を分類する
    心の状態を、もう少し観念的に理解する
    1)貪欲
    2)怒り
    3)妄想

    042
    妄想をリセットする方法
    「今妄想している」と言葉で客観的に確認すること。
    ラベリング
    妄想vs視覚
    妄想vs感覚
    妄想ではなく視覚、感覚のほうに意識を集中させる練習を積んでいくと、妄想から抜けることが上手になる。

    歩きながら心をきれいにする習慣
    からだの感覚を意識する発想があれば
    スポーツでも、ウォーキングでも、ヨガでも、体を使うことなら何でも活用できる。

    歩いているときは、「右、左」と頭の中で確認しながら、足裏の感覚を感じとるようにする。
    鼻孔を出入りする空気の感覚や、肺の膨らみや萎みを
    「吸っている、吐いている」と、言葉を使って感じとるようにする。

    045
    悩みはいつも「心の内側」に生じる。
    だから、「心の外側」にある体の感覚に意識を向けることが、悩みから抜ける最良の方法。

    046
    ○悩みの原因は心の反応
    ○心の反応の背後には「求める心」「7つの欲求」がある
    ○心の状態を理解するには
     1.言葉で確認する
     2.感覚を意識する
     3.貪欲・怒り・妄想の3つに分類する

    この理解によって、苦しみを作り出す、心のムダな反応を解消していく。

    正しい理解とは

    自分の主観や見方を差し引いて
    あるものを「ある」とだけ、ありのままに、客観的に、ニュートラルに見ること

    正しい理解に、反応はない。ただ見ているだけ。動揺しない。余計なことを考えない。
    徹底したクリアな心で、自分を、相手を、世界を、理解すること。

    048
    正しい理解こそが、苦しみを乗り越えていく道

    解脱 パーリ語vimuttiヴィムッティ
       英語 emancipation
    自由、解放という意味。

    ブッダの教え
    正しい理解によって、人間の苦悩から自由になる方法

    人は「求める心」によって、苦悩する。
    ゆえに、あなたは、「求める心」を、正しい道に立つことで手放せ。
    そして再び「求める心」に囚われて、苦しみの人生に戻らないようにせよ。
    スッタニパータ「彼岸への道」の章

    050
    ムダな判断をしない
    人が悩む理由のひとつは、判断しすぎる心にある。
    判断とは
    この仕事に意味がある、とか、ない、とか。
    人は生きる価値がある、とか、ない、とか。
    私と他人を比較して、優れている、とか、劣っている、とか。
    「どうせ自分なんて」
    「うまくいかないのでは」という不安や心配も、判断。
    「あの人は好き、あの人は嫌い」も判断。

    こうした判断は、不満、憂鬱、心配事など、たくさんの悩みをつくる。

    もしムダな判断をしなくなれば、心はスッキリして軽くなる。

    目覚めたものは、人間が語る見解、意見、知識や決まりごとに囚われない。
    彼は良し悪しを判断しない。判断によって心を汚さない。心を汚す原因も作らない。
    ブッダは、正しい道のみを説く。かくして「わたしが」という自意識から自由でいる。
    スッタニパータ「心の清浄について」の節

    055
    ブッダは人が抱える苦しみ悩みを、そのままに見ます。

    人は3つの執着によって苦しむ。
    1)求めるものを得たいという執着
    2)手にしたものがいつまでも続くようにという執着
    3)苦痛をなくしたいという執着
    では、これらの苦しみが止むとは、どういう状態なのだろうか。
    それは、苦しい現実そのものではなく、苦しみの原因である「執着」が完全に止んだ状態なのだ。
    サルナートでの5人の行者への開示 サンユッタ・ニカーヤ


    057
    人が苦しみを感じるとき、その心には必ず「執着」がある。

    かなわなかった過去の願いが、苦しみを生んでいる。
    こんなはずではなかった、という判断が、苦しみを生んでいる。
    相手はこうあるべきだ、という期待要求が、苦しみを生んでいる。
    これらの執着を手放さなければ、自分も相手も、苦しみ続ける。

    どんな判断であっても、執着すると、苦しみが生まれる。

    「こうあるべき」という人生のこだわりや、他者への期待は、ただの判断。
    あたまの中にしか存在しないから、妄想。

    本来「ない」ものを「ある」と思ってしまう真理を「顚倒てんどう」と呼ぶ。

    060
    過去も、判断も、ぜんぶ手放す。そして、楽になる。

    061
    道を生きる者は、灯火をもって暗室に入るかのごとく、光明をもって人生の闇を抜けるであろう。
    道を得るとは、智恵の光ー正しい理解と考え方ーを得ることであるから
    42章経

    財産や容姿は普遍の宝ではない。求めることは得られぬことが多い。
    しかし、道だけは心のままである。
    これを実践すれば、心を害するものは何もない。
    遊女アンバパリーへの励まし マハーパリニッバーナ・スッタ


    人を苦しめる判断のひとつに、自分は偉い、正しい、優れている、という肯定しすぎる思いがある。

    慢心は、いっときは心地よいが、高慢、傲慢、プライド、優越感は、結局、不満やうぬぼれ故の失敗を招き、損をします。

    自分も他人も判断しない、が一番良いのです。

    自分が、あの人が、という思いが「心に刺さった矢」であることに、人は気づかない。正しく見る者に、苦しみを繰り返すこだわり(自意識)は存在しない。
    ウダーナヴァルガ「観る」の章

    063
    私が言葉を語るのは、相手に利益となる場合である。
    真実であり、相手に利益をもたらす言葉であれば、ときに相手が好まない言葉であっても、語るべきときに語る。それは相手への憐れみ(慈悲)ゆえである。
    アバヤ王子との対話 マッジマ・ニカーヤ

    065
    自分は正しいという考えから離れてみる

    ウダーナ 象のたとえ

    人間は、一部しか見ていないにもかかわらず、すべてを理解した気になって、自分は正しいと思い込んでいる。

    067
    正しく理解するものは「自分が正しい」と思うこと(慢)がない。
    だから、苦しみを産み出す「執着の巣窟」(わだかまり)に引き込まれることはない。
    スッタニパータ あるバラモンとの対話の節

    070
    それではチュンダよ、このように考えて、自らを戒めよう。
    荒々しい言葉を語る人もいるかもしれないが、私は荒々しい言葉を語らないように動力しよう。
    自分の考えに囚われている人もいるかもしれないが、わたしは自分の考えに囚われないように心がけよう。
    間違った理解や思考を手放せない人もいるかもしれないが、わたしは正しい理解と思考が身に付くように頑張ろう。
    見栄やプライドにこだわる人もいるかもしれないが、わたしは見栄やプライドから自由でいられるように精進しよう。
    自分をよく見せたがる人もいるかもしれないが、わたしはありのままの自分で生きていくように努めよう。
    チュンダへの諭し スッカレ経 マッジマ・ニカーヤ

    わたしは慢心という病にかかっている
    と素直に認める。
    懺悔さんげ、慎み、という時間をもつ。
    074
    自分を否定しない。どんな時も。

    どんな人にも失敗することはある。
    大事なのは、そこで、凹まないこと。
    決して、自分を否定しないこと。

    人によっては、劣等感や挫折感によって、自己否定してしまう。
    現代には、自己否定して苦しんでいる人が多い。

    自己否定をやめるエクササイズ
    「あ、判断した」に始まる3つの方法

    1.一歩、一歩と外を歩く
    2.広い世界を見渡す
    3.私は私を肯定する、と自分に語りかける

    「私は私を肯定する」
    この肯定は世間で言われる積極思考とは異なる。

    判断を止めれば、人生は流れはじめる

  • キーワードは悟り、マインドフルネス、認知療法、スキーマ、メタ認知。

    ありのままに気付く。
    そこに自身の価値観という色眼鏡で物事を見ない。

    スルースキルが身につく。
    自分の心、感情の変化に気付く事ができる。

    悟りの一歩を切り開くきっかけの一つになるような本。

    人間関係に悩む、いや悩まない人などいないのだから、すべての人に読んでほしい本。

  • ソニー創業者の井深大が21世紀は「心の時代」だと言いました。

    心をいかに扱うかが、人間の主要なテーマになり
    過去のどの時代より、重要になると言いたかったんだと思います。

    言い換えれば、今は、過去のどの時代よりも、心が乱される時代と言えます。

    物質文明の限界が、わかっていたんだと思います。
    2500年以上前に、その心の取り扱い方を完璧に理解した人がいました。
    それが、ブッダです。

    今、日本人で最も必要とされる技術やこれから必要とされる技術は、
    AIでも、ITでも、金融でも、プログラミングでもなく、
    自分の心の扱い方でしょう。

    日本での精神疾患数は、この20年で倍以上に増えています。
    少なくない人が、精神的に病んでいます。
    これは、今も、これからも、より深刻さを増すでしょう。
    一体、どうしてでしょか?

    日本に漂っているどうしもない閉塞感と怒り、
    先行きが見えない経済、会社、組織、
    政治の混乱など、
    日本にいるだけで「不安」になる要素はたくさんあります。

    また職場や仕事で生まれるストレスは減る所か、
    仕事量もますます増え、多くの人は、疲弊しきつています。

    うつ病に代表されるストレスが主因と思われる精神疾患は、
    今の日本に蔓延しています。
    多くの人が活力を失い、嘆いています。
    しかし、どうすることもできないと感じています。

    そんな状況に、一石を投げるのが本書です。
    ブッタ思考法を、誰にでもわかり易く解説しています。

    不思議なもので、あらゆる悩みは、自分の「ココロの反応」から生まれます。
    怒り、悲しみ、疲れ、絶望、あせり、嫉妬、失望などは、
    他人からの攻撃から来るものではなく、
    元は、自分のココロの反応です。
    自分達は、こういったココロの反応の扱い方を、
    習ったことがありません。

    しかし、今の日本の状況から考えれば、一刻も早く、
    その技法を会得した方が良いかもしれません。

    私の場合は、そういった感情に襲われた場合、つまり悩みに反応した場合、
    運動したり、寝たり、飲んだり、食べたり、考えないようにしたり、
    「対抗」するような処置をとっていました。
    これは、対処療法です。
    根本治療ではありません。

    増えることはあっても減ることのない悩みに対して、
    どうすればいいかと、これまた、悩んでいました。
    自分の無力感を嘆いていました。

    この著作では、ついつい反応してしまう心に対して、

    悩みあることを理解することが大事だと言っています。
    つまり現実を直視するということです。
     言葉で確認することが大事です。

    普通は、悩みを否定したり、極度に、反応するではないでしょうか。
    まずは、自分に悩みが発生したことを、しっかり理解します。

    例えば、「私は緊張している」、「頭が混乱して落ち着かない」、「心がざわついている」など、しっかりと、自分の状態を口に出して理解します。個人的には、ノートに書くことも、非常に有効だと思います。

    悩みを言葉にすることで、反応から抜け出せることを、
    発見したブッダは、やはり、天才です。
    「そんなの簡単だろ」と思うかもしれませんが、やってみると、
    心の反応を、逐一、言語化するのは、習慣になっていない人にとっては、
    かなりの難易度だと思います。

    日常の動作に対して、まず、言語化することを、
    著者はおススメしています。
    「歩いている」、「トイレに行っている」、「今、ご飯を食べている」、
    これを、動作中い、言ってみる、言葉に出してみる。

    そうすると、だんだんと、反応する心を、
    しっかり捉えている感覚を身に着けているように感じます。

    こういった一連の経験をすれば、
    自分を苦しませているのは、自分だということがわかるはずです。

    他人でも、上司でも、プレゼン資料でも、営業数字でも、
    失恋でも、受験失敗でも、失業でも、破産でもありません。
    それらは、本来、苦しみの本質では、ありません。
    単なる「コト」です。

    それに、「反応」してしまうから、
    深く悩むのです。だから、「反応しない」ということを目標にして、
    それらを「理解する」つまり、言葉でしっかり理解することを行えば、
    それらを克服することができます。

    克服するとは、つまり、「反応しない」ということです。
    この「反応しない」という技術が、これから、
    最も大切な生きる技法になります。

    ブッダが言う通り、人間の一生は、苦悩に満ちています。
    それを理解すれば、悩むことがなくなります。
    だって「反応しない」自分になっているわけですから。
    この考え方、やはり、今の時代でも、また、これから、もっと厳しくなる
    日本の状況を考えても、非常に有益だと思います。

  • 後悔など過去に縛られて、自らの妄想で苦しむことにずっと時間を使うのではなく、そのまま受け入れて、反応を鎮めて・逃して、この先どうするのかと、冷めた頭で、より良い未来を作ることに時間を使った方が豊かな人生を送ることができる。

    反応しない人間なんて、人としてどうなんだろう、って思ったけど、反応しない=妄想しないって事だと分かった。

    その技術を心得ておくだけで、人生がだいぶ楽になるのであれば、ぜひ身につけられるようにしたいと思う。

  • これほどの良本に出会えたことに著者感謝したい。
    アンガーマネジメントの本としてお薦めしたい。

    反応をするから苦悩が生まれる。
    反応している心の状態とは①貪欲②怒り③妄想であると本書では定義している。私はこの③が特に多いように思われ、過去の嫌なことをフラッシュバックしてストレスを溜めることが非常に多い。
    人間は非常に妄想が好きな生き物だとして、この負の感情に取り憑かれた妄想を取り払うための方法も解説されていた。
    現にこの本の内容を実践したところ、普段より怒りなどの負の感情に駆られることが少なくなったように思える。
    序章では実践方法をメインで取り上げており、後章にてブッタの考え方を説いており、本当に無駄のない内容で心に響くものが多かった。

    ネガティブ思考が多い方、アンガーマネジメントをしたい方は是非とも本書を購入してください。絶対買って損はしないはず!

    • きのPさん
      Reviewありがとうございます。
      少し前にこの本を読んで改心したつもりでしたが、最近またイライラ怒りっぽくなってました・・・

      もう...
      Reviewありがとうございます。
      少し前にこの本を読んで改心したつもりでしたが、最近またイライラ怒りっぽくなってました・・・

      もう一度読み直します!!笑
      2021/02/22
    • 八幡山書店さん
      コメントありがとうございます。
      この本を知ったきっかけが、ブクログできのPさんの感想を見たことです。
      大変良本を薦めて戴いて感謝しています^...
      コメントありがとうございます。
      この本を知ったきっかけが、ブクログできのPさんの感想を見たことです。
      大変良本を薦めて戴いて感謝しています^_^
      2021/02/22
  • 何度も読んで、身に付けていきたい考え方がたくさんあった。
    反応することが悩みの原因だということだったが、確かに人の顔色、人の意見、人に言われたことなどにとらわれすぎて、自分を苦しめていることが本当に多かった。
    最近読んだ色々な本で、シンプルに考えること、人は人と割り切ること、今に集中することが身に付いてきた気がする。そして、とてもラクになった。
    この本では、感覚を意識することとか、自分が納得するがどうかを基準にすることなど、新たにラクに生きる考え方を知ることができた。










    以下、全部本文の引用等、ネタバレです。

    悩みの原因は、心の反応。
    悩みを解決するには、反応せずに理解することが大切で、その方法には、心の状態を見るという習慣が有効。
    心の状態を見る方法には3つあり、言葉で確認する、感覚を意識する、分類するというもの。
    これらの方法をとることで、反応から抜け出すことができ、落ち着いていく。(分類する以外の2つで、マインドフルネス)
    罵り、怒りなどを相手にぶつけられても、こちらが反応しなければ(受け取らなければ)、それは相手が受け取るしかない。
    他人の目が気になって仕方がないという心理には、たった1人の特定の人間が影響していることがあり、それに気付くだけで、長年の悩みが一気に解決することがある。過去の怒りと記憶に気付いたら、それは妄想にすぎないと口に出して言い、感情から離れるために感覚を意識する。そして反応の源を断つこと。
    大人でも、嫌な記憶を思い出したり、不快な感情に悩まされた時は、体の感覚に目を向けること。外を歩く、スポーツをする、お風呂に入る、ホットヨガ…小さい子なら飴をなめるとか楽しそうなものに目を向けさせるなど。
    人生の心がまえは4つ。慈・悲・喜・捨と呼ばれる4つの心がけ。相手の幸せを願い、相手の苦しみ悲しみをそのまま理解し、相手の喜び楽しさをそのまま理解し、手放し反応しない。
    まず自分に頼ること。外(お金、モノ、称賛されそうな地位、職業、学歴)によりどころを求めるのではなく、自分自身と正しい生き方のみをよりどころとする。
    自分が納得できるかどうかを基準とする。
    心の持ち方を知るだけで、反応の中身が変わる。その意味で、仏教だけでなく、さまざまな思想や人から生き方、考え方を学んでいくとよい。

     

  • 悩みや嫉妬などの負の感情は、他人に認められたいという承認欲から来るものであり、自分の内面と向き合い反応しないことを心がけることで解放されるというようなことが書かれています。
    失敗した時、ネガティブな時、悩んだ時など改めて読みたいと思いました。

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著者プロフィール

草薙龍瞬(くさなぎ りゅうしゅん)
1969年生まれ。16歳で家出・上京し、大検をへて東大法学部卒業。30代半ばで得度出家。インド、ミャンマー、タイに修行留学。どの伝統・宗派にも属さない独立派の出家僧として、仏教を「合理的な生き方・考え方」として伝えている。著書に『反応しない練習』(KADOKAWA/中経出版)、『こころを洗う技術』(SBクリエイティブ)など多数。

「2021年 『新装版 自分を許せば、ラクになる。(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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