ノーブルウィッチーズ 第506統合戦闘航空団 結成! (3) (角川スニーカー文庫)
- KADOKAWA (2015年10月1日発売)


- 本 ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041030950
作品紹介・あらすじ
ノーブルウィッチーズの正式お披露目イベントが数日後に迫り、国同士の様々な思惑に翻弄されるA、B両部隊の魔女たち。一方、キーラとともに忽然と姿を消したジェニファーを追って、那佳とカーラはガリア中を探索する……! 果たして那佳たちはお披露目イベントまでにジェニファーを取り戻せるのか!?ちょっぴり守銭奴な魔女の奮う名槍が、灰色のドーヴァー海峡を切り開く! 異色の部隊、結成間近の第3弾!
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★★ 星5つ
[感想]
この巻はストパンシリーズではめずらしい物語だな。基地を中心に物語が進むのが基本だけど3巻はガリア中を移動し続けているのが印象的だ。
パリでのガリア人給仕とリベリアンのカーラが対立する辺りは国と民族が異なるということが対立の原因になるのだということを容易に想像させてくれる。一方で邦佳とカーラの会話は国や民族を超え、お互いに手を取り合うことができることも容易に想像させてくれた。
エピローグの結成式はちょっとしたハプニングがあったけど、2,3巻の事件を越えた506が一致団結できたと感じることが出来てよかった。
それにしてもヨーロッパは複雑怪奇だなと感じるな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
よい意味でも悪い意味でも安定してきた感
買ったのは通常版なのですがドラマCD聞けばもう少しキャラに愛着わくのかな?と。 -
前巻の引きからジェニファー救出へ。お披露目イベントとも並行のため、いつもどおりグリュンネ少佐の心労がマッハです。空戦はあるにはあるけど大規模なものでなく、対人間ということもあり少しお休み。最後は文字通りの大立ち回りで一件落着したけれど、キーラが裏方に回りそうで、元々貴族関連でひと悶着のある部隊の話だし、対ネウロイよりも対人間関係がメインになるんだろうか。元501のメンバーはなんだか懐かしく感じた。
著者プロフィール
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