テスタメントシュピーゲル (2 下) (角川スニーカー文庫)

  • KADOKAWA (2015年5月30日発売)
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本 ・本 (564ページ) / ISBN・EAN: 9784041030981

作品紹介・あらすじ

それぞれの戦場で敵と対峙する公安高機動隊(MSS)の鳳、乙、雛は、特甲児童の能力を発揮して所在不明のAP爆弾を追う。やがて囚人護送バス襲撃事件に端を発する陰謀の正体に肉薄するが3人だったが――。

感想・レビュー・書評

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  • いろいろと煮詰まってきた感じ。この2巻の終わりまでで風呂敷は拡げきっていて、この後は畳んでいくんだろうと思える。しかし2巻の上下巻は何て言うか物語として終わってないよね。1巻の裏が2巻という意味で区切ったのかも知れないけど。

  • 上巻が羽付き主体だったので、犬主体の話かと思いきや
    続き。
    しかも終わらない。
    もしかして、6年前の1巻で書かれていたとか?
    覚えてねーし。


    にしても、犬側なので出番少ないくせに一番いいところ全部もってた黒犬かっけー。
    「あたしにまかせろ」は死亡フラグだよなぁ、と思いつつそんな不安がない活躍ぶりはさすがというしか。

  • 購入。感想は上巻に。

  • 待たせすぎで確かにボリュームがすごいが、また3巻も待たされるのだろうと考えると、最後に一気に読み返した方がよさそう。とりあえずは1巻を読み返し、また2巻を読んで復習した方がよさそう。内容としては流石にクライマックスに突き進んでいる感があり、本巻の最後に物語の大きな謎の一つが明かされる。また、今までの物語が全て伏線となって収れんしていくであろうことを予感させる物語の構成は秀逸。是非、3巻を早めに発刊していただくことを希望したい。

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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