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- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041031667
作品紹介・あらすじ
1940年、外務書記生の繭は、赴任先のシンガポールで華僑のテオと出逢い、植物園で文化財を守る日々を過ごす。しかし、太平洋戦争が勃発し、文化財も戦火にさらされてしまい――。
感想・レビュー・書評
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シンガポールでの日本軍の所業の数々は許し難いものであり、当時の軍政に腹正しさを感じた。
武士道の崩壊と明治維新が悔やまれる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
史実に基づく創作。ということで、戦時下のシンガポールの話であっても、やはり物語、という感じがあり、でも切実に訴えかけてくる平和への想いを感じ、その入り混じった感じが、さすが森村誠一、と思った。いかにも戦争をテーマに、という作品よりも、こういった作品がもっとテレビとかで放映されて、幅広い層に訴えかけられるといいのにな。
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