天佑なり (上) 高橋是清・百年前の日本国債 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 172
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041031711

作品紹介・あらすじ

足軽の家に養子となった少年、のちの高橋是清は、英語を学び、渡米。奴隷として売られる体験もしつつ、帰国後は官・民を問わず様々な職に就く。生来の勉強家は、現場経験を積んだことで不世出の銀行家に――

感想・レビュー・書評

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  • まさに全力!

  • 2020.11.20

  • 青山にある公園をきっかけに高橋是清という名前を知り、どういった人なのかはよく知らなかったが、これを読んでとても学ぶことが多く面白かった。是清の波乱に満ちた生涯を描いてるが、個人的には特許に関する事業を始めだしたくらいからすごく興味が出てきた。銀行員や金融の知識がある人だったらもっと理解ができたろうな。日露戦争の膨大な戦費を賄うために欧米に国債を売りに行くのとかすごい。影の立役者とはこのこと。しかしユダヤ人はほんと金持ちだな。。笑 日本の財政破綻を幾度となく救った是清を日本人なら知っといた方がいいなと思った。

  • 高橋是清に興味があり、また数年読んでいなかった幸田真音の著作ということもあり購入した。しかし優先順位が高くなくなかなか読めなかったが、年末年始の休みを利用して上巻だけ読んだ。
    出生から日銀の総裁に取り入ったところまでが書かれている。自分の信条に曲がったものが嫌いで、何回も辞職している。その都度権力者達に助けられていく。森有礼は1番の恩人であったことや、特許庁の設立に重要な役割を果たしたなど、知られていない点が沢山あり興味深く読んだ。

  • 【作品紹介】
    横浜で英語を学び12歳で渡米。契約社会のなか、奴隷として売られる逆境も乗り切った。帰国後は教師、官僚、相場師、銀行員と、官・民でさまざまな職に就く。武器は堪能な英語力と、型破りな発想力、そして持ち前の楽天主義。失敗を繰り返しつつも、現場からの視点を失わない姿勢は、一流の財政センスへ結実してゆく―。日本経済を救った男・高橋是清の生涯を克明に描いた第一級の歴史小説。第33回新田次郎文学賞受賞作。

  • 高橋是清が、米国時代に奴隷にされたという話は聞いたことが有ったんですが、こういう事だったんですね。短期間で奴隷から抜け出られて良かったです。

    後半は、官僚として頭角を現していく様を描いています。小説なので、事実そのままではないと思いますが、それでも、優秀だったんですね。

  • 歴史ものなのでどうかな、と思いましたが、人物の魅力か非常に興味深く読み進められました。
    金融分野に強い作者ならではの視点も魅力アップに寄与しているように思います。

  • 日本経済を何度も救った男・高橋是清。
    奴隷として売られていったアメリカで英語力を身に着け、帰国後は官に民にと活躍し、彼一流の財政センスで日本の経済危機を救った男の前半生。

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著者プロフィール

1951年生まれ。米国系銀行や証券会社で、債券ディーラーなどを経て、95年『小説 ヘッジファンド』で作家デビュー。2000年に発表した『日本国債』はベストセラーになる。作品はほかに『凛冽の宙』『財務省の階段』『ランウェイ』『スケープゴート』『ナナフシ』『この日のために』など多数。『天佑なり 高橋是清・百年前の日本国債』で新田次郎文学賞受賞。テレビやラジオでも活躍。政府税制調査会、財務省・財政制度等審議会、国土交通省・交通政策審議会、NHK経営委員会の各委員など公職も歴任。

「2020年 『天稟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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