猫又お双と消えた令嬢 (角川文庫)

  • 110人登録
  • 3.03評価
    • (1)
    • (7)
    • (18)
    • (2)
    • (3)
  • 14レビュー
著者 : 周木律
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年6月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041031797

作品紹介

大学院生の隆一郎と、見た目は少女だが猫又のお双。奇妙で平穏な生活を送るふたりの元に、誘拐予告事件の相談が舞い込む。予告現場に出向くふたりだったが、標的となった令嬢は忽然と姿を消してしまい!?

猫又お双と消えた令嬢 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • ちょっとミステリーとしては浅いかなぁ。実行可能性を考えると自ずと犯人やトリックがわかっちゃう。
    あと、猫又の少女が登場することが売りなわけですが、もうひとつ設定を活かせてない。耳がいい、鼻がきくってあたりを入れ込んではいますが、全体としては猫又っていう設定が無くても成り立ってしまうお話でした。ちょっと残念。

  • 2017年12月31日読了。
    2017年131冊目。

  • 戦後数年後の下町長屋に住む隆一郎の前に現れた猫又、お双。大家の千牧に頼まれてある没落華族令嬢の誘拐を阻止するために隆一郎とお双は華族の屋敷に向かう。 なんかな~、設定は悪くないと思うんですが、イマイチ設定が生かされていないというか、物足りないというか。令嬢の消失トリックも犯人もすぐわかるし、動機もすぐ想像つくし。文章も大して上手に思えないしなぁ。シリーズのようなのでこれからよくなるのかな?続巻は読まないかな。隆一郎とお双のキャラは好きなんだけど、残念。

  • 本学の学生が選書した図書です。
    【分類】913.6/​Sh99/1
    文学のコーナーに並んでいます。

  • 帝大院生と少女の姿を借りた猫又のコンビが華族令嬢誘拐予告事件に立ち会い、謎解く長編ミステリ。「堂」シリーズが綾辻だとすればこちらは二階堂、そして乱歩の「少年探偵」を思わせる奇想と懐かしさが漂います。事件の真相はコテコテといって良いほど意外性もなくトリックは手垢の付いたものですが、むしろそれがノスタルジックな雰囲気づくりに貢献しており意図してそこを指向しているふうでもありました。トリッキーさこそないにせよ、お双の能力が証言の嘘を確定するのに用いられるなど最低限の意義を果たしているのも良し。ミステリ読者は案外と嫌いでないのでは。

  • 帝都大学の大学院生隆一郎と、その家に居着いた猫又の少女。
    大家から頼まれた二人は、令嬢の誘拐予告があった名家に誘拐阻止のために赴くのだが…
    キャラが立っていてたいへんに読みやすいライトミステリ。
    しかし事件の内容や真相はわりとありがちで、他の動物と意思疎通できるからという理由で情報収集が楽な他は、猫又の存在意義がいまいち薄いかも。

  • もう少し猫又としての活躍が欲しかったものの、出逢いがほのぼのとしていてよかった。レトロ感も好き。

  • 登場人物がとても魅力的で読んでいて楽しい。謎解きの敷居も高くなく、気軽にミステリを楽しめる。

  • 子供向けミステリ。
    展開は全て予想通りで全く捻りが無い。せっかく猫又を出したなら、他の妖怪を出すとか驚きが欲しかった。

  • .
    <あらすじ>
    古長屋に住む大学院生の隆一郎。
    彼は懐いた野良猫の尻尾がふたつに分かれているのを見てしまう。
    驚く間もなく猫は喋り、少女へと姿を変えた。
    猫は妖怪・猫又だったのだ。
    それから猫又は隆一郎の部屋で共に生活することになり、
    隆一郎は『お双』と名付けた。

    そんなふたりの元に、ある名家の令嬢に誘拐予告が届いたので助けてくれと相談を持ちかけられた。

    2人はその屋敷に出向く。
    誘拐すると予告状を送ってきたのは魔術師と名乗る者で、
    予告状が届くまで数々の不可思議なことを名家の家族たちに遠隔で披露していたという。

    そして誘拐予告の日時となったその時、停電が発生!
    家族や隆一郎が見守る中、密室にいた令嬢は忽然と姿を消してしまう。

    魔術師はどうやって密室から令嬢を誘拐したのか?


    <オチ>
    お双は妖怪の能力で耳が良く、動物とも会話が出来るので、その能力で犯人の言動の矛盾点を隆一郎に話し、隆一郎が密室トリックを見破る。
    真相は、家族の中の男性と令嬢の2人の共犯で、愛し合った2人が家から出たいがために仕掛けた自作自演だった。

全14件中 1 - 10件を表示

猫又お双と消えた令嬢 (角川文庫)のその他の作品

周木律の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
青崎 有吾
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印

猫又お双と消えた令嬢 (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする