猫又お双と消えた令嬢 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 113
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041031797

作品紹介・あらすじ

大学院生の隆一郎と、見た目は少女だが猫又のお双。奇妙で平穏な生活を送るふたりの元に、誘拐予告事件の相談が舞い込む。予告現場に出向くふたりだったが、標的となった令嬢は忽然と姿を消してしまい!?

感想・レビュー・書評

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  • ちょっとミステリーとしては浅いかなぁ。実行可能性を考えると自ずと犯人やトリックがわかっちゃう。
    あと、猫又の少女が登場することが売りなわけですが、もうひとつ設定を活かせてない。耳がいい、鼻がきくってあたりを入れ込んではいますが、全体としては猫又っていう設定が無くても成り立ってしまうお話でした。ちょっと残念。

  • 主人公の大学院生が知り合ったのは、猫又の少女。
    依頼現場にたまたまい合わせた彼女を連れて、令嬢誘拐予告事件に挑みます。
    なんか、トリックも意外性が無いし、キャラも特に魅力を感じないし、なんでこれでシリーズ化されたのか不思議です。ミステリーとして読んでもあんまりおもしろくないし。

  • ヒロインが化け猫なんだけど、効果的かというとどうだろう?(^^;
    ワトソン役が無知であることの理由付けとしては有りだった気もしますが。
    推理小説としては、ちょっとありがちなトリックなので、推理小説を読み慣れている人にとっては物足りないかもしれませんね。

  • 【あらすじ】
    古長屋に住む大学院生の隆一郎。ある日、彼は懐いた野良猫の尻尾がふたつに分かれているのを見てしまう。驚く間もなく猫は喋った。「見たの?」茫然とする隆一郎の前で、猫は少女へと姿を変えた。彼女は猫又だったのだ。やがて、奇妙な共同生活を始めたふたりの元に、相談が舞い込む。ある名家の令嬢の誘拐予告が届いたというのだ。現場に出向くふたりの前で、令嬢は忽然と姿を消して―猫又少女に癒やされるライトミステリ!!

    【感想】

  • 2017年12月31日読了。
    2017年131冊目。

  • 戦後数年後の下町長屋に住む隆一郎の前に現れた猫又、お双。大家の千牧に頼まれてある没落華族令嬢の誘拐を阻止するために隆一郎とお双は華族の屋敷に向かう。 なんかな~、設定は悪くないと思うんですが、イマイチ設定が生かされていないというか、物足りないというか。令嬢の消失トリックも犯人もすぐわかるし、動機もすぐ想像つくし。文章も大して上手に思えないしなぁ。シリーズのようなのでこれからよくなるのかな?続巻は読まないかな。隆一郎とお双のキャラは好きなんだけど、残念。

  • 帝大院生と少女の姿を借りた猫又のコンビが華族令嬢誘拐予告事件に立ち会い、謎解く長編ミステリ。「堂」シリーズが綾辻だとすればこちらは二階堂、そして乱歩の「少年探偵」を思わせる奇想と懐かしさが漂います。事件の真相はコテコテといって良いほど意外性もなくトリックは手垢の付いたものですが、むしろそれがノスタルジックな雰囲気づくりに貢献しており意図してそこを指向しているふうでもありました。トリッキーさこそないにせよ、お双の能力が証言の嘘を確定するのに用いられるなど最低限の意義を果たしているのも良し。ミステリ読者は案外と嫌いでないのでは。

  • 帝都大学の大学院生隆一郎と、その家に居着いた猫又の少女。
    大家から頼まれた二人は、令嬢の誘拐予告があった名家に誘拐阻止のために赴くのだが…
    キャラが立っていてたいへんに読みやすいライトミステリ。
    しかし事件の内容や真相はわりとありがちで、他の動物と意思疎通できるからという理由で情報収集が楽な他は、猫又の存在意義がいまいち薄いかも。

  • もう少し猫又としての活躍が欲しかったものの、出逢いがほのぼのとしていてよかった。レトロ感も好き。

  • 登場人物がとても魅力的で読んでいて楽しい。謎解きの敷居も高くなく、気軽にミステリを楽しめる。

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プロフィール

某国立大学建築学科卒業。『眼球堂の殺人』で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー。本格ミステリの系譜を継ぐ書き手として絶賛を浴びる。他の著書にデビュー作を含む「堂」シリーズ、『猫又お双と消えた令嬢』にはじまる「猫又お双」シリーズ、『災厄』『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』『アールダーの方舟』『不死症』『幻屍症』『LOST 失覚探偵』がある。

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