- 本 ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041031827
作品紹介・あらすじ
階段の踊り場にも、古びた校舎にも、教会のステンドグラスにも。日常のすぐとなりには、怪しい謎があふれてる。辻村深月、七尾与史、相沢沙呼、田丸雅智、深緑野分の豪華競演で贈るミステリーアンソロジー!
感想・レビュー・書評
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市の図書館システムが機能せず、いよいよ読む本が底をついてきた。
図書館電子書籍サービスだけは、利用できるので使ってみた。めぼしい小説はすでに予約が入っているから、即借りれるものを。
学校にまつわる怪談。
5人の7編。まあまあ。
が!「E高生の奇妙な日常」の田丸雅智さんが面白い。星新一の孫弟子とか?東大大学院工学系出身のショートショート作家。
⚪︎自転車に乗って
意思を持って勝手に動くようになった自転車が恋のアシスト。自転車同士の二人乗り(2台乗りか?)
など、飄々と面白い。
⚪︎E高テニス部の序列
おお!なんという発想の転換。⭐︎5!
コートを芝生にしないで、ボールに芝生を植えるのだ。
⚪︎友人Iの勉強法
問題を溶いて(卵みたいにね)食べる“勉当”
たぶん、天才って、こんな感じなんだと思う。
「フレンドシップ・シュイパー」相澤沙呼
マツリカシリーズから。
クラス委員長と百合がらみ。
「学園諜報部SIA」歯医者の七尾与史
各クラスの13番の生徒の持ち物が消えるミステリー。作者の出身校浜松西校がモデルらしい。
「血塗られていない赤文字」深緑野分
1912大英帝国私立スイフト校におきる謎。
シリーズ化されているみたい。
ワーズワース4兄弟が事件解決。
ちょと古典なトリックがまた良し。
「踊り場の花子」辻村深月
階段の怪談だって。
逢魔時ー誰そ彼時ーにご用心。
学校の怪談を装った大人のミステリー。
七不思議を事件解明に上手く使っている。
さっすが、辻村さん。
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面白そうなメンバーに惹かれて読みました。
相沢沙呼の「フレンドシップ・シェイパー」がまさかのユリっぽい話で、小学校NGだった。あ、辻村深月のもダメか。怖くて面白かったけど。作中の「モモ」の使い方も良かった。これは世にも奇妙な物語で映像化されたそうです。七尾与史はテンポ良く楽しかったので、他の作品も読みたくなった。田丸雅智はもちろんショートショートで、その分野でダントツに面白い。短編集なのに同文量で3話も載るって、スゴいな。深緑野分は二作目だけど相性悪いかも。 -
二つ目と五つ目がお気に入りだった。
ハッとさせられる展開も
ホラー要素もミステリ要素も
多種多様に揃っていて面白い!
辻村さんのお話は、世にも奇妙な物語でドラマ化もされているようなので,そちらも見てみたいな! -
相沢沙呼さんの話は甘酸っぱい雰囲気が学園ものらしさがあり良かった、七尾与史さんの話はキャラや設定が面白かった。特に良かったのは怪談と絡めて推理されていく展開が面白かった辻村深月さんの話だった。
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相沢沙呼目当てだった。
辻村深月も面白かった。
以上、かな。 -
(収録作品)フレンドシップ・シェイパー(相沢沙呼)/学園諜報部SIA(七尾与史)/血塗られていない赤文字(深緑野分)/E高生の奇妙な日常(田丸雅智)/踊り場の花子(辻村深月)
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マツリカは暴走しすぎてついていけなくなった。七尾さんのSIA面白かった。シリーズになってるのかな?田丸さん辻村さんは再読だけど面白かった。
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辻村さんのは既読。他の作品は特別に読む価値なし。
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だめだ
感性が腐りかけているのかも。学校舞台の物語についていけない。残念。
アンソロジーの作品






着払いでお願いします。
パラダイスは、まとめ買いかな。
中古市場にはなかなかでないもんね。
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