新装版 魔女の宅急便 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2015年6月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041031858

作品紹介・あらすじ

お母さんは魔女、お父さんは普通の人、そのあいだに生まれた一人娘のキキ。
魔女の世界には、13歳になるとひとり立ちをする決まりがありました。
満月の夜、黒猫のジジを相棒にほうきで空に飛び立ったキキは、不安と期待に胸をふくらませ、コリコという海辺の町で「魔女の宅急便」屋さんを開きます。
落ち込んだり励まされたりしながら、町にとけこみ、健やかに成長していく少女の様子を描いた、世界中で愛される刊行40周年を迎えた不朽の名作。

みんなの感想まとめ

成長と冒険を描いた物語が、心温まる感動を呼び起こします。主人公のキキは、魔女としての一人立ちを果たすため、黒猫のジジと共に新しい町で「魔女の宅急便」を開業します。彼女の仕事を通じて、町の人々との交流や...

感想・レビュー・書評

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  • 大好きなんです!魔女の宅急便。
    映像では何度も見ました。一度原作を読みたい!と思っていたら、なんと並んでいたのですよ!皆さんもよく知ってらっしゃるBから始まるあの場所に。

    第一印象、映画とだいぶん違う。リアル宅急便のお話。
    いやお届けするものや状況は、現実にはあり得ないくらい可愛いけれど。ちょっぴりはらはらすることもあり、最後はもちろんほんわか。キキへのお礼が「おすそ分け」っていうのがいいわー。そうそう、気持ちが大事。

    でも読み終わる頃には、ああ、これは少女が大人になっていく物語なのね…と気付いてしまいました。つい母コキリさんの気持ちになり、いつか親離れしていく自分の子供たちの姿とキキを重ねてじんわり涙する…。

    …うん?うちの子供たち、まだ家でゴロゴロしてますけど?まあいいの、その姿も私の心を癒してくれるから。

    • へぶたんさん
      ああっ、まさかの近づいた!でもざんねーん♪(´ε` )

      ていうか、BOOK吉岡どこよ?と思いつい調べてしまったでしょ(笑)
      なんと京都大学...
      ああっ、まさかの近づいた!でもざんねーん♪(´ε` )

      ていうか、BOOK吉岡どこよ?と思いつい調べてしまったでしょ(笑)
      なんと京都大学前に吉岡書店あったし、なんなら百万遍さんの手作り市行った時見かけたことあったような気がするし、気のせいかもしれないし…でも初めに吉岡里帆が出てきたのに笑えたし……ってそこじゃない(-_-;)
      2024/04/25
    • Manideさん
      へぶたんさん、おはようございます

      魔女の宅急便って、原作があったのを知らなかったです。

      へ〜と思ってみていて、BOOK吉岡にいきついちゃ...
      へぶたんさん、おはようございます

      魔女の宅急便って、原作があったのを知らなかったです。

      へ〜と思ってみていて、BOOK吉岡にいきついちゃいました(笑)やりとりが面白い…(^^)
      2024/04/29
    • へぶたんさん
      Manideさん、おはようございます♪

      有名な映画やドラマって、原作との違いが結構あって、その違いがなんか面白くて。2度美味しいってやつで...
      Manideさん、おはようございます♪

      有名な映画やドラマって、原作との違いが結構あって、その違いがなんか面白くて。2度美味しいってやつですね(*´-`)大抵私の場合、原作の方がが好きですが。

      BOOK吉岡...ええ、新しい書店が誕生しましたね(笑)
      2024/04/29
  • 母は魔女、父は普通の人、その娘として生まれたキキ。魔女には13歳になったらひとり立ちをする掟があった。キキは黒猫のジジを相棒に旅立ち、コリコという海辺の町で魔女の宅急便屋さんを開いた。魔女になじみがない町の人たちとの交流を経て、キキは少しずつ成長していく。

    ジブリ映画としても有名な作品。ぼくは映画を子どもの頃に見たことがあって、原作は未読。本屋さんで見かけたので買ってみた!シリーズは6巻まであるのかな?映画版は1巻の前半こそ共通しているものの、後半は完全にオリジナルストーリーなんだなと。かの有名なニシンのパイの女の子やおばあちゃんは出てこない!楽しみにしてたのに(笑) 同じ物語なのはぬいぐるみ配達くらいまでかな?

    トンボも「とんぼさん」で、出会いも違う。ハイジ原作のペーターかな?というなかなかのやらかしっぷりを見せてくれる。映画版はドラマチックに映像映えするストーリー仕立てになっている印象。原作は宅急便の仕事をコツコツこなしながら、少しずつ町の人々に受け入れられていく。静かに始まり、冷たさが温かさに変わっていき、静かに幕を閉じる。読んでいてほっとするファンタジー。

    女の子のラブレター配達で乙女心に悩んだり、船長さんの悩みを思いも寄らないもので解決したりする話が好き。ドラマとファンタジーとユーモアを感じられるエピソード。その後の話は皮肉が効いててそれもまた面白い。サラッと読める中に、キキが一年間で見つけ出した魔女と普通の人との寄り添い方など、深い意味を持つ言葉もあって素敵だった。近づくからこそお互いのことが初めてよくわかるんだよね。飛ぶように急いで行動したり、結論を出さずに、歩くようにゆっくりと進むのもいいなあと感じられた。

  •  13歳の魔女の見習いのキキが親元を離れて自分で街を探し、1人立ちをする1年間を描いた物語。

     スタジオジブリのアニメは見たことあるけれど、原作は読んだことがなかったなと思い、書店で見かけてので読んでみました。

     原作が1982年〜1983年に連載されていたというもので、この頃の時代というと、スマホどころか携帯電話はない、インターネットもない、店は24時間営業ではないという状況。情報は新聞、雑誌、ラジオ、テレビで得ていた頃です。

     今でも都会に憧れる人が多いでしょうが、その当時は今よりも一層強かったでしょうし、なりたい自分になるという女の子が1人立ちするということは今よりも大変だったんだと思います。

     そんな時代に連載された児童書ですので、魔女のキキが1人立ちして男女関係なく堂々と社会に関わって行く姿はまさに女の子のヒーローみたいな存在として描かれていた、そんな感じがしております。

     さて、そんな私のどうでも良い時代考証は置いておいて、私は本作から感じたのは「憧れ」と「現実」です。

     本作のヒロイン、キキは、魔女として活動する時にいろんな思いを胸に抱いてます。

     「海の見える街がよい」とか「新しい街で街の人と楽しく過ごしているところ」とか不安もあるのでしょうけど、楽しいことや生活は上手くいくんだろうと思っているわけです。

     しかし、現実は厳しく、街の人からは魔女であることを気味悪がられたり、仕事は大変で失敗することもあるし、おそらくキキが思い描いていた新しい生活とは違うものだったんだろうと思います。

     これって、新しいことを始めようとする私達にも当てはまるんじゃないかと思います。

     はじめはワクワクしたり、夢見たり、それこそ憧れてるわけですが、いざはじめてみて現実を見ると打ちひしがれたり、全然違うとか思うこともあります。

     でも、知っての通り、実は憧れと現実の違いを知った時からが本当のスタートで、本作品も実はそこからがスタートです。

     現実を知って、悩みながら頑張れば、人の交流が始まり、気がつけば「魔女の宅急便」として街に受け入れられる。

     仕事なので時には客から無茶振りされたり無理難題を言われることもありますけどね。

     女の子の1人立ちを描いた児童向けの本作ですが、実は結構今読んでも共感できる部分があって、キキを応援したくなる、そんなジジでございました。

  • 『魔女の宅急便』読了。
    原作を知らずにジブリ映画を云10回と見続けていたせいか、「これは映画のシーンにあったな」とか「これはなかったな」とかそんなことばかりを探しながら読んでしまっていたわ…無念。。。まー、それはさておき。とてもキュートでかわいい魔女の宅急便でした笑
    大きな展開があるわけでもないんだけど、映画にはなかった話やキキの感情の変化や成長が描かれていました。原作ならではの「それって物理的に不可能なんじゃないのか…?」と思うような無茶振りな描写もあり面白かった。想像力を掻き立てるのにはいいかもしれない。
    そもそもが人間の世界において魔女がほうきにまたがって空を飛ぶこと事態がありえんのだからなんでもありなんだろうな…と、途方に暮れた。あー、コレは小さい子どもの時に読みたかった本だなって思った。児童書あるあるなんだけど、子どもの時に読むのと大人になってから読むのとでは全然違うんだよ、、、いちいちツッコんでしまうわけ…「重さ的に無理やろ」とか「この人はいつ寝てるの??24時間ぐらいホウキに跨ってるけど大丈夫?」とかそーゆーツッコミやら雑念やら凄すぎて一度記憶をなくしてから読みたかったなって思った。知恵をつけすぎると楽しめなくなることもあるのだと知りました…でも、シリーズものなので続きも読みたい。

    2024.4.22(1回目)

  • この原作を読んで宮崎駿さんによってあの映画が作られたと思うと、ちょっと宮崎駿さんの頭の中をのぞけた気がした。
    キキの勝気な感じすごい好き。
    万年筆に女の子が添えた詩をキキが無くしちゃって、記憶を辿って落ち葉に書いて送ったその詩が、元々の詩より可愛くて良かった。
    私も空飛びたいな〜
    児童文学って大人になってから読むと、随所に大切な価値観のようなものが散りばめられてるのに気づけて、改めて良い。

  • 最近、作者の角野栄子さんを度々テレビでお見かけする機会があって、
    テレビやインタビュー記事で角野栄子さんが「映画は原作と違う」とお話されているのを見聞きして手にした一冊。
    改めて角野栄子さんの作品を調べてみると、子どもの頃に読んでるものもたくさんあって、なんだか懐かしく嬉しくなった。

    ジブリ版の映画も大好きなので、読みながら脳内ではアニメのキキとシジで物語が展開。キキがラジオを聴く場面では「ルージュの伝言」が流れる。
    一方で、映画にはないエピソードやキキの心の機微も原作には描かれているので、映画と原作を比較したり、映画のあのシーンの裏にはこんなことがあったのかなーとか想像しながら読むのも楽しい。

    原作では、キキが「おいおい」ってことをやっちゃったりもしてるんだけど、そういうところも含めて、これからキキがどう変わっていくのか。続きを読むのが楽しみ。

  • 平和そうな読み物。角野栄子さんが書いた原文は読んでなかったから読んでみようと。

    最初のあたりはアニメと似ているけど、やっぱりアニメで省略されてるところも多いのね。たくさんの魔女の宅急便エピソードがあって面白かった。

  • 映画魔女の宅急便は映画の中でストーリーが完結するように、主人公の成長、葛藤をわかりやすく表現しているんだなと思った。 思春期の女の子が成長していく様がほのぼの、のんびりと書かれているのが本の方だなと思う。お茶目でかわいいキキの姿がよくかけていて、小説の方が好きだな。

  • ほっこり。
    ジブリと結構違う。どっちもいいなぁ。
    原作の方がより色んな人との関わりを描いているんだなぁと思った。日常感がいい。

  • ジブリの映画が凄く好きだけど原作を読んだことがなかったので初めて読了。
    温かい読み口とエピソードで、優しい気持ちになるお話。どうしてもジブリのイメージがあるので、小説は一話一話があっさりし過ぎている感じもするけれども、情景が素敵に浮かぶ、素敵な一冊でした。

  • 懐かしくなって全巻大人買い。万年筆と腹巻きの話が好き。2巻までは読んだことがあるので、これからキキがどんな女性に成長するのか楽しみ。

  • すてきー

  • ジブリの映画は何度も見ましたが、小説を読むのは初めてでした!

    何気ない日常生活で、実は私のすぐお隣にも魔女のキキは生活しているのでは、と思うような温かいな作品でした。
    「魔女」といえば空を飛び、ぐつぐつと大鍋で煮込みながら薬草を使って秘薬を作り、炎や使い魔を召喚して、、というイメージがあります。
    しかし、キキは空が飛べる年頃の普通の女の子、というイメージを抱きました!

    空を飛ぶ宅配で物の運搬から始まり、街の人たちの気持ちや願いを運ぶ。
    そんな素敵な魔法使いキキがとても可愛らしい作品でした。

    特に好きな回は「10 キキ、春の音を運ぶ」です。キキが空を飛びながら、楽器を運ぶと管に空気がとおり「ふあん ふわわーん ぷららーん」と音を奏でなます。楽器が太陽の光に照らされ「きらきらとした光のかたまり~」というシーンは想像すると自然と空を見上げたくなります。空飛ぶ楽器と魔女と猫。寒い冬の日のなか、ゆるやかな音色と輝く楽器が春を運ぶ、そんなシーンがとても素敵でした。

  • シリーズ全体を通して、擬音語擬態語というか、オノマトペが素晴らしかった。

    リズムがあって、読みやすくて、暖かい。

  • 心があったかくなるような、そんなお話。
    キキが親元を離れて、ひとり立ちをする。
    新しい街で出会った友人や出来事通して、それまで知らなかった感情を学び、キキは成長していく。
    可愛らしい言葉たちが並び、読んでいるこちらも、うきうきしました。

  • ミミちゃんが書いていた詩。
    「なぜか あとずさり」を「なぜなぜ あとずさり」にしたり、「なぜなぜ かくれんぼ」にしたりしていて面白かった!

    最初はドタバタだったけど、後半にいくにつれ大人びていっていいなと思った!

  • ジブリ的いい子ちゃんじゃなくていいね、キキ。

  • 栄子さんらしい文筆で楽しく読ませてもらいました!

  • 映画しか見たことなかったけど、小説は小説でとても良いな…とてもやさしくて夢がある。キキやジジのキャラはそのままに、エピソードがたくさん追加された感じ。続編も読みたい。2時間くらいでさらりと読了。

    p.133 これ、まにあわせ屋のまにあわせ。まにあえば、しあわせ、まにあわなければ、ふしあわせ。

    p.225 いいないしょは三倍うれしいっていうわ。

  • 子どもの頃読んだ魔女の宅急便。Audibleにあるということで、懐かしくなって読み(聴き)ました。
    こんなに楽しい話だったのか!とある意味新鮮な驚きがありました。
    母親になって聴く魔女の宅急便は、また別の味わいがありました。子どもの頃はキキの目線で読んでいましたが、お大人になるとお父さんやコキリさんの目線で読んでしまいます。少し胸が苦しくなりました。
    一方で、コリコの街で1年間頑張って、里帰りしたキキのどこか落ち着かないソワソワした気持ち…わかる。自分の家だったのにまるで自分の家ではないみたい。
    色んな共感の気持ちが湧いてきました。純粋なキキと、コリコの街の人々の出会いと成長がとても楽しく、子どもにも読ませたい一冊です!

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著者プロフィール

1935(昭和10)年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、出版社に勤務する。25歳の時からブラジルに2年間滞在し、その体験をもとにしたノンフィクション『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で作家デビュー。著書に『ズボン船長さんの話』『小さなおばけ』シリーズ、『魔女の宅急便』『ぼくびょうきじゃないよ』『おだんごスープ』『ラストラン』など数多くの絵本・児童文学作品がある。産経児童出版文化賞大賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文学賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など受賞作品多数。

「2017年 『いろはにほほほ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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