魔女の宅急便 新装版 それぞれの旅立ち (6) (角川文庫)
- KADOKAWA (2015年6月20日発売)


- 本 ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041031872
作品紹介・あらすじ
キキととんぼさんが結婚して15年。13歳になって旅立ちのときをむかえる双子の姉弟と、キキをはじめおなじみのコリコの町の人たちの新たな旅立ちが、さわやかに描かれる。大人気シリーズついに完結!
感想・レビュー・書評
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2017年10月7日読了。最後の2章が感動的で素晴らしかったです。この2章のためにそれまでの章があったと言っても過言ではないくらい。キキととんぼの子ども(双子の女の子と男の子)の話です。キキが一気にお母さんになっちゃいます。とんぼものんびりしたいいお父さんです。たくさんの人に見守られながら双子ちゃんは成長していきます。内容は語らないようにしますね。ただ最後が素晴らしかったことはお伝えします。6巻に渡る作品でしたが、児童文学にしてはちょっと長いかも知れませんが、考えさせられるいい内容だと思います。
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キキがお母さんになったなんて。
そしてキキの子供は双子ちゃんなんだ。アニメを見てずっとこの先のトンボさんとの恋の行方を知りたかったので、この六巻は出合えてよかった!
子どもたちがおおきくなったら絶対に魔女の宅急便の本買う!そして一緒に楽しみたいな。
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図書館で借りて読んだ。
いつかまた読み返したとき、感想が少し変わるような気がする。
今は母になったキキのこともそのこどもたちのこともハラハラしながら読んでいた。
でも穏やかな気持ちで最終章を読み終えられて、私はやっぱり魔女の宅急便が好きだなと思った。
この作品が伝えてくれるメッセージを、じんわりしみこませるように心に留めながら暮らしていきたい。
新装版の表紙や文庫サイズがかわいくて、手元に置いておきたいくらい。いつも携えて読むのに本当に良かった。 -
12歳の男女の双子を持つ、キキととんぼ。
双子は性格も違う。
女の子のニニは快活、皮肉屋。
男の子のトトは、優しく、気働きができ、本が大好き。
魔女の独り立ちの年齢に近づくと、俄に問題が。
ニニは、魔法を見せびらかしたい、いつでもやめていい?と聞くし。トトは何故、男の子は魔女にはなれないのかと。
本当は魔女になりたい。
トンボさんはそんな二人を観察し、本人たちの意思を第一に導く。
あの騒がせ魔女のケケも、今回トトの相談役として出演。 -
魔女の宅急便シリーズ最終巻。今回はキキとトンボさんの双子の子供たちをとりまく話。男の子だから魔女を継げないというトトの戸惑いから旅立ちまでがよかった。シリーズはここで終わりだけど、また続編を期待してしまうような幕引きなのでどうなるかなー。続編があるならまた読みたい。
著者プロフィール
角野栄子の作品





