- 本 ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041031896
作品紹介・あらすじ
17歳になったキキ。遠くの学校へ通っているとんぼさんが、夏休みに帰ってくると喜んでいたキキのもとに、とんぼさんから「山にこもる」と手紙が届いて……。一歩一歩、大人へと近づいていくキキの物語。
感想・レビュー・書評
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児童文学ってよりも大人にささる読み物な気がする。
作者の方は天才だよなあ、どうしたらこんな物語書けるんだろうか。
キキの気持ちの揺らぎとか、風景描写の美しさとか、とても良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
トンボさんが大学に行ってしまい、キキの遠距離恋愛の話。女の子にとってはボーイフレンドは常に自分を気にしててほしいんだけど、男の人は女の子より趣味優先、うんうん。子供のときに読んでおけば私もこうやって遠距離は乗り越えられたんだろうか? でも淡々と毎日のことをこなして、トンボさんを思うキキは素敵だな。と思った。
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トンボくんに恋をしているキキ。
遠い学校に進学したトンボくんとはなかなか会えず。
そんな初めての夏休み、友人から弟の世話を頼まれる。
子供たちからは大人とみられ、親からはまだ半人前と。
中途半端なキキ。
失敗から大人になる?
ゆらめく思春期の主人公の成長物語。 -
2017年9月23日読了。キキの恋が書かれてました。もちろんお相手は・・・(笑)キキの焦る気持ちがよくわかりました。とんぼは女心をわかってないんですよねー、基本的に。最後のお母さんの話はドキドキしました。快方に向かってよかった!
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ノノちゃんとヤアくんが少しおませさんだけど可愛くて微笑ましい。そしてフクオさんは素敵なパパだなぁと思った。それに比べてキキとトンボが幼くみえちゃう。
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ついに遠くの街の学校に通っているトンボさんとお互いの気持ちを交換できて、一歩オトナになった二人。映画の4年後?3年後?の世界。
著者プロフィール
角野栄子の作品





