- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041032022
作品紹介・あらすじ
王立四天王といわれる狭き門の王宮薬草師。弱冠十七歳で王宮薬草師となったセリアは、媚薬師として荒稼ぎするリシャールのもとへ潜入捜査を命じられる。だけどリシャールは美形な容姿とは裏腹に口も性格も最悪で!?
感想・レビュー・書評
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王宮薬草師の主人公は、媚薬で設けている人の所へ
潜入捜査に行く事に。
失踪した父親を片手間に探してみたり
捜査先のかっこつけ男と口げんかしてみたり?
ちょいちょいぼろが出てますが、まぁ誤魔化せる範囲かと。
薬草、というわりに、そこまで調合したり
ものが出てきたり、というわけでもないです。
父親やら権力やら、これぞ頂点お坊ちゃん! と
拍手したいほどの見本も出てきたり。
浅く広く、な感じでした。
焦点が、恋愛未満にしたかったのか
陰謀なのか、微妙なラインでしたし。
しかし頂点坊ちゃんは、ちょっと手ぬるい性格でした。
腹黒っぽい感じなのに待つって…。
意見を尊重してます、という事なのか。
薬盛った時点で、相手の事は考えてないでしょうけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
口げんかのやりとりに勢いがあって楽しい。
媚薬と薬草師の関係が良いのですが、もう一つの要素であるスノードロップが弱い感じ。
折角設定してあるのに掘り下げが浅いため、無くても良かったかもという程度でもったいない。 -
新人さんです。幻想的な雰囲気のあるヒースという舞台が興味深いファンタジー。
高飛車で口の悪いイケメンヒーローとの掛け合いを気に入ると楽しめるが、嫉妬心が強く、強欲で狡く、それでいて人間らしい弱さをのある男を寛容に見守れない読者には合わないかも。
冒険が待っているのかというとそうでもなく、潜入捜査のドキドキもなく、肝心のヒースの謎も多いまま。面白くなるのかどうかは、続刊次第という雰囲気。
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