- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041032176
作品紹介・あらすじ
「神の定めた運命が、それゆえに不変であるというならば、私は神を殺す。神を殺してでも運命を変える」。長年に渡る戦で荒廃した世界。そこで語り継がれる終末神話が現実となった時、預言者の血族は運命を拓く!!
感想・レビュー・書評
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舞台設定がゆえか
物語に入り込めなかった… -
多崎礼さんの本、2冊目。
世界の命運を分ける、ある責務を背負うことになった少女ノトのファンタジー。
独自の世界観を作り上げる才は見事。でも自分の理解力が未熟で前半はその世界観を把握するのに手間取った(個人的ファンタジーあるある)。だが後半に近づくにつれページを捲る手が止まらず一気にラストまで。ちょっと駆け足気味に感じました。
よかった、魅力的なキャラクター達も。せっかく魅力的な設定なのでもっと掘り下げてほしい。
ネタバレせずに書くと、最後の展開がまた複雑な重要ポイントなのに(いい意味で)わりとあっさり説明でボリューム割いてないのが勿体無いなぁと。 -
ノトは生まれながらにして、ある運命を与えられていた。しかし、それに逆らうかのように彼女は医師を目指し……。うーーーーん、多崎さんだから期待値が高かったのはあるけど、この展開はちょっと……でした。残念。
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いまひとつ感情移入できない。もっと掘り下げれば面白そうなのに、もったいない。
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長年の戦で荒廃した世界。
そこでは語り継がれる終末神話があった。
SFファンタジー…かな?
一人称が淡々としすぎてて、さらさらっと終わってしまった。
シリーズにしてもう少しゆっくり進めてくれてもいいのに…。仲間を集めるくだりだけでもあの倍はかけていいと思うし。