TOKYO WAR 2 灰色の幽霊 THE NEXT GENERATION パトレイバー

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 37
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041032183

作品紹介・あらすじ

光学迷彩を搭載する陸上自衛隊の試製戦闘ヘリ”グレイゴースト”が演習直後に失踪した。ヘリの行方が掴めぬまま、レインボーブリッジに謎の爆発が発生。特車二課関係者たちにあの幻のクーデターが甦る──。

感想・レビュー・書評

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  • 劇場版長編実写映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー』のノベライズ作品です。

    劇場版アニメ『機動警察パトレイバー2 the Movie』からの正当な続編にあたる物語です。

    映像作品をしっかりとノベライズ化しています。
    むしろ”ディレクターズカット版”の方がこれと同じなのでしょうか?
    ”ディレクターズカット版”は未見なのでなんとも言えませんが
    人物の背景も、映像の中では見えなかった部分も丁寧に描かれています。

    映像ありきの作品かも知れませんが
    活字単体としてみても非常に面白い作品だと思います。

  • 2015年4月刊。書下ろし。機動警察パトレイバー2theMovieの続編。TNGということで、登場人物は一部代替わりしており、アップテンポな緊迫感たっぷりのストーリーで、パトレイバーの世界観が、堪能できました。読み終わってから、要するに前のお話とよく似た展開だと気づきました。

  • 意図的なんだろうけど、前作の「TOKYO WARS」を追い過ぎかなぁ。あと、首都で発砲を伴う自衛隊の戦闘行為が行われていることについて、政治的な突っ込みが足りない。
    犯人側の正体とか目的とかがはっきりしないまま終わっちゃうので、ちょっとすっきりしないかな。

  • 劇場版最新作(2015年公開)のノベライズです…。

    設定は、
    劇場版第2作(1993年公開)の直接の続編で…、
    前作(2002年)の12年後の現代…なんですが…、
    本作品の作中では、16年後って言ってたな~??

    キャラクターは、
    前作・原作を初代とすると、三代目になりますが、
    原作のキャラを彷彿とさせる名前と設定でして…、
    映画も、小説も、違和感はなかったですね…。

    ノベライズでは、
    映画では描き切れなかった、裏設定や深い部分を、
    読んでみたぃな~って思ってますが…、
    その辺は、満足不満足±0ってとこだったかな~?

    ただ…、
    前作(劇場版第2作)を見て/読んでないと、
    わかんなぃ部分も、結構、散見されるので、
    その辺は、シリーズ初見の方は、注意ですね!

    ストーリーや世界観の肝となる裏設定が、
    結構、曖昧な感じでぼかされていた点が、
    上述の、不満足の部分なんですが…、
    まぁ、その辺で、消化不良な部分も…??

    でも…、それも含めて、
    劇場版第1作~第2作~本作で、
    1本のサーガとして見てみると、
    奥深ぃ部分も多く、面白かったですね!!

  • 前作を見てないと、理解しずらいかも!でも、一気に読み終えました!

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著者プロフィール

映画監督、作家。1951年、東京都大田区生まれ。
竜の子プロダクション、スタジオぴえろを経てフリーに。主な監督作品に『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(84)『天使のたまご』(85)『機動警察パトレイバー the Movie』(89)『機動警察パトレイバー2 the Movie』(93)『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(95)。『イノセンス』(04)がカンヌ国際映画祭、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(08)がヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品。実写映画も多数監督し、著書多数。2016年、ウィンザー・マッケイ賞を受賞。

「2024年 『鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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