階段坂の魔法使い 恋からはじまる月曜日 (角川ビーンズ文庫)

著者 : 糸森環
制作 : 山下 ナナオ 
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年8月29日発売)
4.07
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  • 本棚登録 :79
  • レビュー :14
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041032459

作品紹介

ジュディは触ったもの全てを眠らせる。そのせいで養父に疎まれ悪名高い“階段坂の魔法使い”と婚約することに! なのに魔法使いから結婚するつもりはないと拒絶され、帰る所のないジュディは彼のもとに居座るが…?

階段坂の魔法使い 恋からはじまる月曜日 (角川ビーンズ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ぶっきらぼうで口の悪い魔法使いの気持ちが、態度でダダ漏れになってるのが可愛い。
    ジュディの境遇に負けずに前向きな所が良いです。
    事件を含めて綺麗に纏まった物語になってます。
    魔法使いが自分で複雑にしてしまった恋が、どう発展していくかも楽しみ。

  • 魔法が地味だけど生活の中に息づいている世界観が素敵。
    魔法の郵便とかロマンだなぁ。
    詳しい感想は3冊目で。

  • 5/3掲載 恵庭市立図書館 黒氏 氏

  • 産業革命が進む中で魔法の力が残る時代、可愛らしい動物達がメッセージを運んでくれる想像力をかきたてる世界感が、読者を魅了し、呪によって人に触れることのできない孤独な少女と、呪によって醜い姿に変えられてしまった魔法使いの、心あたたまるファンタジーに、読者は心を揺さぶられる。
    続刊が楽しみになりそうな期待値大の糸森環の新シリーズ!!
    (Fは折れたので新シリーズが始まって喜!)
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4998.html

  • 【ネタばれ感想注意】

    面白くて先の展開が気になって、一気に読んだ小説は久し振りです!
    やっぱり集中力が続かなくて中断してしまうの自分の所為ではなく、本の内容も関係するんだと改めて思った1冊でした。

    読む前は、異形の魔法使いの姿が他作品『魔法使いの嫁』と重なるなと思っていたのですが、読んでいく内にこの作者さんらしいオリジナルティ溢れるファンタジー設定が素晴らしく、全くの別物だと思い知らされました!

    物語の舞台は19世紀のイギリスです。
    産業革命の真っ只中で、大都市ロンドンでは魔法という存在が霞み始めた時代です。
    16歳のジュディにとって呪いでしかない力の所為で叔母夫婦の元で肩身の狭い思いをしていた所に、有名な魔法使いから縁談の話が飛び込みます。
    追い立てられるように魔法使いの元へ向かいますが、結婚話は間違いだった事を知り、戻る場所のないジュディは愕然とします。
    しかし、呪いの所為で諦める事に慣れていた彼女は、結婚が破談になったのならと生活の為に鳥獣郵便工房で働く道を選びます。
    鳥獣郵便とは、魔法で生み出した鳥や動物達に手紙代わりの「言葉」を吹き込んで届ける郵便です。
    田舎ではまだ識字率が高くない事から、字を読めない人宛に生まれた魔法です。
    動物達が言葉を伝えた後は、手紙という形になってその人の元に残ります。

    …夢があって素敵な魔法だと思います!

    郵便工房の仕事に少しずつ慣れ始めた頃、ジュディは初めての休日に、街の散策に出掛けます。
    そこで、ルイスの友人だという見目麗しいけど口の悪い青年ヴィクターと出会います。

    …ヴィクターとの手紙のやり取りに萌えました〜!

    しかし、異形の魔法使い、銀狼、口の悪い美青年と、この物語にはヒーローが3人存在します(笑)。

    読み終えた後に思ったのは、物語のキャッチコピーは「英国風フェアリー・テイル」となっていますが、「夢と魔法のスペクタルロマン」でも相応しいと思いました!
    ジュディは優しくて前向きで頭の良いヒロインなので、読んでいて安心出来ました。
    ラスト近くで、ジュディの呪いの原因と叔母夫婦との隠された関係性が畳み掛けるように明かされますが、叔母はともかく、やっぱり叔父のジュディに対する態度は酷いと思いました。
    結局、ルイスの古い知人だというエドモンドが黒幕で、これからも敵として立ち塞がるという展開なのかしら…。
    あと、ジュディが美青年姿のヴィクターではなく、魔法使いに恋心を抱いているのを自覚しているのは意外に思いました。
    ジュディも告白したように、最初の出会いがかなりインパクトが強かったのでしょう。
    自ら誓約した魔法の内容に、自分の首を絞める事になった「魔法使い」の今後が楽しみです(笑)。

  • ゆるいお話かと思ってたら。
    良い意味で裏切られた!
    相変わらず主人公いい子や!

    作家様の名前で思わず買ってみましたが、
    安定の萌え、というか悶え満載だった。
    獣と異形万歳!

    いいんじゃないかな!


    萌え転がりそうになりながら、要所要所でグッとくる。
    前々の作もそうですが、心とか想いとか時々ザクッと斬りこむ、辛味成分も良いと思います。

    これって続いたりするんだろうか。

  • 素肌に触れたものを眠らせてしまう呪いを持つ、通称『眠らせ姫』ジュディ。
    呪いのせいで両親の死後引き取ってくれた叔母夫婦にも距離をおかれ、人との触れあいもままならないまま、悪評高い魔法使いと結婚することに。ところが実際行ってみれば、採血されたあとは不要といわれてしまう。
    帰る場所のないジュディは半ば強引に住み込みで働くことに。

    つらい境遇の中、ジュディの真っ直ぐな姿勢に惹かれて、でも本人だと名乗り出れない魔法使いをとのやりとりが、従業員となって客観的に見ているようで面白い。

    正直、ジュディが呪われることになったことと、両親が亡くなるきっかけになった叔母夫婦の会話を聞いて、手を出す度に怯えられて、それで真っ直ぐに育ったジュディがすごいとしか言えない。そして糸森ヒロインらしく、獣への讃え方が半端ない。
    魔法使いが自分でかけたジュディへの呪いがどうなるのか気になる。

  • こんな手紙があったらいいな。是非利用したい!可愛い!!もふもふ〜♪可愛い犬とか猫、ペンギンとかが手紙を運んできて内容を喋ってくれるとか最高。
    そんな鳥獣郵便を巡る今回の物語。
    主人公は素手で触った生き物を眠らせてしまう呪いを持つ女の子。そんな彼女の元に悪名高いと噂される魔法使いから結婚の申し入れがある。あれよあれよという間に魔法使いの元へ連れていかれる。異形の姿を持つ魔法使いに驚くものの、採血され髪の毛なども採られ、追い出されそうになる。呪いのせいで帰るところのない主人公は彼の経営する鳥獣郵便の工房で働きたいと望むが…。
    魔法使いのツンデレ具合がたまりません(笑)それだけでも楽しめた。話の内容もすごく好きな感じで良かった。続きも出てくれたらいいな。魔法使いの正体もジュディは分かってないし、2人の恋愛がどう進んでいくのかも気になる。けど、それを知ってしまったら、あのツンデレ状態は見れなくなるのかしら?(笑)

  • 主人公の乙女に美獣が懐くというパターンは、きっとこの作者さんのお約束なのですね。これが無いと物足りない、らしくない(笑)。シリーズ化するのかな?これ1冊でも充分纏まってる気もしますが、郵便工房のアーサーやモニカ、ブランドン達の役どころが少々物足りないのと、魔法使いとの進展がこれからという所なので続くのかも。

  • 鳥獣郵便のアイディア良いですね!
    そして魔法使いの容姿から、『魔法使いの嫁』が離れませんでしたケド。
    なんだかんだで、常に一緒に居るツンデレ最高。
    一話完結の香りもしていますが、サブタイトルが月曜とついているので、火曜日とかが出ても良いなぁと思います。

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