- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041032688
作品紹介・あらすじ
イケメンで社交性の高さがこうじて幽霊まで見える警官向谷と、毒舌で聡明オタク気質の警官権田が働く秋葉原では、今日も地域に根ざした小さな謎が進行中。一方、向谷の眼には足だけの女性の幽霊が見えたのだが……。
感想・レビュー・書評
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軽い感じで読めました。
最後は涙が止まらなかった…
ドラマ化してもおもしろそうだし…シリーズ化しても良さそうな感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ化されても面白い本だと思う。凸凹コンビプラスゆうれいで、普通の捜査では解決出来ない事件で活躍して欲しい❗️
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面白かった。興味そそのかされまくりの導入。おっとり、ゆったり、温かく、誠実に流れる西條さんの時代物は勿論好きだけど、予想外の状況がポンポン出てくる現代物は、はじけるサイダーみたいに楽しく^_^ 、ホロリとさせられる場面から幽霊という単語ににつかわしくない爽やかなラストへのいざない方には拍手!とても好きな一冊に出会えて嬉しい。
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笑って泣ける自分好みの作品だった♡(๑˃̶͈̀o˂̶͈́๑)
始まってすぐから面白くて、読みやすいから最後までスラスラ〜って一気読みした♡!
西條奈加さんの作品初めて読んだけど、もっと他の作品も読みたくなった( ˊᵕˋ* ) -
おもしろかった! すぐアニメになりそう、というか、アニメを見ているようだった。笑えるところもあり、考えさせられるところもあり、ほろりとさせられるところもある。依存症、モラハラ、いじめ、貧困、親子の情など。
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秋葉原が舞台のコミカルなミステリー。
ヒロインの季穂が足だけの幽霊として東京の田舎の村で目覚めるところから始まる。
顔はいいが頭は悪め、霊感ありの警察官、向谷と同じく警察官でキモオタ風だが頭の切れる権田(霊感なし)のコンビが『足子さん』こと季穂に何があったのかを捜査する。
サブカルチャーの街、秋葉原ならではのアニメやメイドに関する事件も捜査しながら少しずつ季穂の死の真相、抱えていた悩みが明かされていく。
足だけでなんとか向谷&権田とコミュニケーションを取ろうと奮闘したり、向谷と権田の漫才のようなやりとりが面白かった。
コメディのようで、季穂の死の真相については物悲しい展開で、読み応えがあった。 -
秋葉原にある先留交番。
そこに駐在する頭脳明晰でもオタクな権田先輩とイケメンでめっぽう強いけどおバカな向谷。
向谷には霊感があり、彼に見える足だけの幽霊足子さん。
二人の巡査が足子さんの事件の秘密を解決していく。
オタク文化の秋葉原、その中で陰になって見えない様々な出来事を、権田と向谷の奇妙なコンビで、優しさのある解決に導いていく。
死んでしまった足子さんは生き返らないけど、そこそこ納得出来たかな。 -
向谷と権田のデコボココンビのお巡りさんが、小さな事件を解決しつつ、ヒロイン?の謎に迫って行く。発想はユニークだが、西條さんらしい、人を見る温かな視線にウルッときた。
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東大卒なのに駐在所勤務のメガネトド、幽霊が見えるイケメン巡査、足だけの幽霊。
なんとも突飛な設定でユニークです。
「三途の川で落としもの」に出てくる奪衣婆が小学生の脳内ではダツ・エ・ヴァだっのも面白かったですが「骨折り損のくたばれ儲け」など、細かい所の言葉のセンスも楽しくて好きです。
著者プロフィール
西條奈加の作品





