羅生門・鼻・芋粥 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 109
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041033159

感想・レビュー・書評

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  • 生きていれば誰もが直面する苦しさ、やり切れなさ、物悲しさ、切なさ、侘しさ、そういったものを鮮やかに切り取っている。文体やスタイルが多様であることにも驚かされるが、モチーフに自身のテーマを綺麗に乗せて展開する手腕、そしてこのような人生の一側面を優しさと共に見つめて切り取る眼差しに感嘆する。

  • 芋粥もうまそうだけど、炊き込みご飯お腹いっぱい食わせてやるって言われたらめっちゃ嬉しい。

  •  人の口から手を突っ込んで、腹わたを掴み出し、これがこいつの人間性だと、突きつけてくる。そんな、人間とは何かをとことん知らしめようとする作品もあれば、さらっと肌に触れるだけのものもありました。
     今はもうない物や風景、知らない言葉を調べながら、あるいは想像しながらの、時間のかかる難しくも楽しい読書でした。

  • 表紙がかっこよかったので思わず買ってしまいました。煙草と悪魔はいつ読んでもゾッとしますね。悪魔は転んでもただは起きない……

  • 日本語って美しい!

    ブックオフ妙興寺店にて購入

  • 読まされて読むのと読みたくて読むのとでは、印象が天と地ほど違ってくる

  • む、む、むじぃ〜〜〜!!!!!!
    大人になったら読めるようになれるかな

  • 言葉が古くて理解しながら読むのに時間がかかった。
    作品によっては話の意図の分からないものもあり、インターネット上の解説などを読んでみたりしたけどなかなか難しい。

  • ラスト一文のかっこいいこと。

    下人の行方は、誰も知らない。

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著者プロフィール

1892年(明治25)3月1日東京生れ。日本の小説家。東京帝大大学中から創作を始める。作品の多くは短編小説である。『芋粥』『藪の中』『地獄変』など古典から題材を取ったものが多い。また、『蜘蛛の糸』『杜子春』など児童向け作品も書いている。1927年(昭和2)7月24日没。

「2021年 『芥川龍之介大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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