カブキブ! 5 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 415
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041033562

作品紹介・あらすじ

河内山(こうちやま)学院高等部、カブキ部に夏がきた!
初めての合宿に盛り上がる一同に、
部長・来栖黒悟(クロ)は文化祭に向けた新演目「毛抜」を提案する。
芳(かおる)や花満(はなみち)など三年生部員にとっては最後の舞台だ。
この演目は登場人物が多く、一年生の出演が必須。し
かし個性的な三人の後輩たちには、
それぞれに弱点があり…。
それを克服させるため、クロが考え出した秘策とは?

わくわく感ノンストップの青春歌舞伎物語、楽しさ弾ける第五弾!

キャラクターによる巻末おまけ「まだ歌舞伎を観たことのないあなたへ」つき。
歌舞伎初心者も心配ご無用です!

感想・レビュー・書評

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  • カブキブ!の5巻。
    今回も面白くて一気読みだった!
    
    1年生の悩みをクロたちが一緒に頑張って克服していくのが良い。
    青春って感じが素晴らしい。
    
    視点がさりげなく色んな子に変わっていくから、飽きずに読めるんだよね。
    あんまり本を読んだことない人も読みやすいと思う。
    
    今の時期だし、小学校高学年とか中学生の読書感想文にも良いんじゃないかと!

  • 裏方を志望していた。
    心の傷は簡単に癒えないからこそ、誰かの力を借りて再び立ち上がるのだろう。
    華を用意した末路なのだろうが、縋り続けないよう去る前に準備すべきだろ。

  • 夏合宿ってさ、良いよね…

  • 少しだけ読むつもりが一気読みしてしまった

    一年生の特訓がメインのお話なのかな
    渡子が再登場
    まだ諦めてなかったんだ...って感じ。

    最後はどうなることかと思ったけど蛯原のお陰で助かった

    巻末のおまけは歌舞伎初心者のために解説をしてくれてて、ますます歌舞伎に行きたくなった

  • カブキブ5
    191203読了。
    今年105冊目今月3冊目。

    #読了
    #榎田ユウリ
    #カブキブ5

    部昇格後の初合宿を描く。

    なんでこんなに胸を打たれるかというと、
    眩しくて真っ直ぐに楽しんでるからだ。

    無茶無謀でもやってみる、なんてそんな高校生だったろうか。

    羨望嫉妬も混じってるな。

    本気で好きなものを好きと言ってくれる人を好きになる。

    我妻也。

  • 2018年に読んだのに登録していなかったので。

    詳細は覚えていないので登録のみ。

  • 一年生の特訓に試行錯誤するのが面白かった。

  • 唐臼くんそうきたか!
    御曹司とのシーンが不思議にしっくり・・
    どんどん読み進めてしまうなあ。

  • 歌舞伎好きの高校生が歌舞伎を演じる同好会を作って奮闘する話第5巻。今回は、問題児な1年生3人のネガをポジに向けるためのアレコレ。真っ直ぐって良いなあ。目頭が熱くなった。

  • 部へ昇格して初めての長期休暇(夏休み)に合宿をするカブキ部。
    1年生の基礎力を上げるべく特訓が待っています。
    こうして見てみると、やはり初期の3年生メンバーがすごすぎるんだねぇ。浮世離れしてる。
    というわけで、スポットライトは1年生に当たります。繊細な水帆ちゃん、よくも悪くも独立心旺盛なトーマ、そして頑なに姿勢を崩す唐臼。
    みんなの成長が単純に嬉しいです。

    一方、芳が抜けたことにより歪が明らかになる演劇部。
    芳だけにスポットライトが当たるのを良しとしない一派と、
    芳を奪われたと感じ、カブキ部を良く思っていない芳様一派の対立。
    こっちもなかなか、根が深そうです。
    そして渡子はそんな演劇部に目をつけた模様。
    そこまで渡子がカブキ部(というかむしろクロ?)を憎む理由って、まぁそれしかないだろうなぁと思いつつ、このままでは終わらない感じが怖い。

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著者プロフィール

東京都出身。おもにライトノベルにて活躍する気鋭。代表作は「カブキブ!」シリーズ、「魚住くん」シリーズ(角川文庫)、「妖き庵夜話」シリーズ(角川ホラー文庫)、「宮廷神官物語」シリーズ(角川書店ビーンズ文庫)など。榎田尤利名義でも著書多数。

「2023年 『妖奇庵夜話 千の波 万の波』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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