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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784041033609
作品紹介・あらすじ
上海大学のユアンは、国家科学技術局から召喚の連絡を受けた。「ノックスの十戒」をテーマにした彼の論文で確認したいことがあるというのだ。科学技術局に出向いたユアンは、そこで予想外の提案を持ちかけられる。
感想・レビュー・書評
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発想が際立った作品。
探偵小説のなだたる傑作に、ブラックホールやタイムマシンなど量子論で立ち向かうSF,
理解するのに何度も立ち止まる疲れた読書だった。 -
2020/03/07読了
#このミス作品16冊目
ある程度有名どころのミステリを
読破してから読むことが前提の本です。
私のようなにわかミステリ好きだと
完全に置いてけぼりを喰らいます。
もっと知識を得てから再戦したい本。 -
うーんという感じですね。
「このミステリーがすごい」をみて期待して読みましたが、ちょっと馴染めない方でしたね。
引き立て役倶楽部は面白かったですけど。
残念ながらきつかったですね。 -
○ノックス・マシン
○論理蒸発
SFかつエンタメ。ミステリを扱って、SFの趣向を使って、エンタメの構成をしたらこうなるのでは。
ミステリのパズル性をSFの科学技術的なものと結びつけるアイディア。
○引き立て役倶楽部の陰謀
原典を読んだことがないものが多く、パロディとしての面白さを味わうことは出来なかった。
密室劇として、キャラクタの描き分けは巧い。
○バベルの牢獄
ワンアイデアのためにSF的なものを奉仕させている。 -
法月綸太郎によるミステリにまつわる話をSF仕立てにした短編集。
本作はいろんなところで言われているように、決して万人向けではない。むしろ、クリスティやクイーンといった古典ミステリをこよなく愛し、かつSFもある程度読みこなしている人が、そこかしこに仕掛けられた遊びを楽しむ、という側面がかなり強い。そういった意味で、「このミス」一位という評価だけによって本書を手にするとなんだこりゃとなる可能性も高い。かくいう自分も、古典ミステリはかじる程度しか読んでいないため、ネタ元がわかるものとわからないものがある。様々な作品に触れた後で読み返すとおそらく今とは違った感想を持つだろう。
古典ミステリへの愛が如実にあふれた作品として「引き立て役倶楽部の陰謀」が収録されているが、ミステリの歴史の体系的なまとめとも言える作品で、それと知らずに読んでも非常にコミカルな作品でもある。
また、本作は「紙の書籍」への愛着もそこかしこに感じられる。特に電子書籍版には収録されていない「バベルの牢獄」はその最たるもので、絶対に電子書籍化できない仕掛けが仕組まれている。
表題作とその続編もふくめ、よくもこんなことを思いつくものだと感心することしきりで、ある意味論理の煙に巻かれたような読後感もあり、そういう意味でミステリにも通じるが、あくまでも本作はミステリではなくSFテイストの作品集だ。 -
内容(「BOOK」データベースより)
2058年4月、上海大学で20世紀の探偵小説を研究していたユアン・チンルウは、国家科学技術局から呼び出される。博士論文のテーマ「ノックスの十戒」第5項が、史上初の双方向タイムトラベル成功に重要な役割を担う可能性があるというのだ。その理由を探るべく、実験に参加させられた彼が見たものとは―。表題作「ノックス・マシン」、名探偵の相棒たちが暗躍する「引き立て役倶楽部の陰謀」などを含む中篇集。
ノックス・マシン、SFを読みなれない人間からすると非常に難しい文章だった。が、読み終わった後、ミステリ的にはとてもさっぱりしたシンプルなものだった。
引き立て役倶楽部の陰謀、これもタイトルを見て思い描いていたものとは違い、メタ要素が絡み合い気軽には読めない重厚なものだった。ワトソンはパロディで主役として書かれると、すこし残念な感じになることが多いのはなぜだろうか。
エラリー・クイーンの国名シリーズをまた読み返してみたくなった。 -
4編収録の短編集。
『あとがき』では『「本格」SF(本格ミステリを主題にしたSFの意)』と表現されているが、読んでみるとやっぱりミステリだなぁと思う。確かにSF要素もあるのだが……。
『ノックス・マシン』も良かったのだが、私としては『引き立て役倶楽部の陰謀』を推したい。 -
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ちょっとマニア好みすぎてあまり合わなかった……
でもアイデアがすごい
これがこのミス一位なのはあまり納得がいかない -
このミステリーがすごい 2014年版 国内編1位 という理由で、読んでおかねばと思い読みましたが、正直、今の自分には合わなかったなと。
・過去のミステリーを一定程度読んで、知識を持っていないと置いてけぼりをくらう。
・文章もかなり難解な単語が多く、意味を把握することが困難。
でした。残念ながら最後は読み飛ばしてしまいました。
そうなってくると、自分と、「このミステリーがすごい」という賞自体がマッチしていないのかなという気がしますが、2014年と10年以上も前のものなので、それから方針が変わっている可能性もあり、なんともいえないところです。
もしもこれから読もうかなと思われている方がいらっしゃったら、最初の数ページはあらかじめ読んで、自分に合うのかを検証してから読むことを強くお勧めします。 -
ミステリー好きが書いたSF。
ノックスマシン2は量子力学のホーキング理論とブラックホールの情報理論をアレンジしており、科学的にもっともらしい法螺話になっている。ノックスというミステリー作家を知らないので、面白さが半減したかも。ミステリーに精通していると、更に面白いと思うが、そこまでマニアではないので、内輪落ちが判らないので3点。
バベルの牢獄は電子書籍が難しい鏡文字を扱っており、読めるのは紙の本好き読者の特権です。 -
SF短中編を4編による作品集
表題作も面白かったが、収録作の中ではバベルの牢獄のギミックが楽しめた
囚われの身の主人公による一人称で語られており、監視者の目を潜り抜けて脱出を試みる物語
読み進めると監視者は読者だと気付く
つまり主人公の考えを含めて監視者に全て読まれている状況
最後に小気味良い仕掛けで監視の目から逃れ脱出するのだが、全編通して脱出準備が進められていた事に後から気付かされた
そしてその仕掛けにより、当作は電子化不可能という点も面白い -
法月綸太郎の中篇作品集『ノックス・マシン』を読みました。
ここのところ国内の作家のミステリ作品が続いています。
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「このミステリーがすごい! 2014年版」国内編1位!珠玉の中篇集。
上海大学のユアンは、国家科学技術局から召喚の連絡を受けた。
「ノックスの十戒」をテーマにした彼の論文で確認したいことがあるというのだ。
科学技術局に出向いたユアンは、そこで予想外の提案を持ちかけられる。
本格ミステリ、本格SF、両ジャンルの歴史に残る必読の傑作
――大森望(「本の旅人」4月号)
まさに“血(知)湧き肉踊る”エンターテイメントだ
――村上貴史(「ダ・ヴィンチ」6月号)
中でも「論理蒸発――ノックスマシン2」は、“感涙すら誘う恐るべき傑作”
――千街晶之(「SFマガジン」6月号)
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2013年(平成25年)に刊行された本格ミステリとSFが融合した中篇集で、以下の4篇が収録されています。
■ノックス・マシン
■引き立て役倶楽部の陰謀
■バベルの牢獄
■論理蒸発-ノックス・マシン2
■あとがき
■解説 杉江松恋
2058年4月、上海大学で20世紀の探偵小説を研究していたユアン・チンルウは、国家科学技術局から呼び出される… 博士論文のテーマであるイギリスの作家ロナルド・ノックスが発表した探偵小説のルール「ノックスの十戒」の第5項「探偵小説には、中国人を登場させてはならない」が、史上初の双方向タイムトラベル成功に重要な役割を担う可能性があるというのだ、、、
その理由を探るべく、実験に参加させられた彼が見たものとは―― 発表直後からSF&ミステリ界で絶賛された表題作『ノックス・マシン』、名探偵の相棒たちが暗躍する『引き立て役倶楽部の陰謀』、空前絶後の脱獄小説『バベルの牢獄』などを含む中篇集。
本格ミステリファンなら、読みながらニンマリしてしまうネタが満載の物語でしたね… それだけに一般受けするのが難しいし、科学的な理論の解説も難解なので、好き/嫌いが分かれる作品だと感じました、、、
そんな個性的な4篇が収録されていますが、イチバン愉しめたのは『引き立て役倶楽部の陰謀』ですね… ワトスン博士やヘイスティングズ大尉等、名探偵の助手たちが集うクラブの面々が本格ミステリにおける名探偵の助手という立場を護ろうと暗躍、アガサ・クリスティの失踪事件の真相も絡めて印象的な作品に仕上がっていました。
『ノックス・マシン』と、その続篇の『論理蒸発-ノックス・マシン2』は、SFとミステリを巧く融合させた作品で、ロナルド・ノックスが発表した探偵小説のルール「ノックスの十戒」やエラリー・クイーン作品の定番「読者への挑戦状」をネタにした愉しい展開が印象的ですが、科学的な理論が理解不能なのでその部分は流し読みして、オチを愉しんだ感じかな、、、
いずれにしても、海外古典ミステリについて一定の知識がないと愉しめないので評価が難しいですね。 -
作者の推理小説好きが顕著に現れた作品。海外ミステリをあらかた読んでいる人はニヤリとするかも。ただ少し設定が難しいところもあった。
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読みづらいというか難解というか
こういうのが良い人もいるのだろうけど、私には全く無理 -
法月綸太郎はすごいなあ。
内容よりロジックだけでない部分がふんだんに盛り込まれていて、圧倒されてしまった。 -
古典を読んでないと難しい。
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