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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784041033623
作品紹介・あらすじ
第一次大戦直後のロンドン。若く優秀な検死官デリックは、かの大戦で負った左目と心の傷を封印して暮らしている。仲の良かった兄のデューイとは、彼が信念の下に従軍を拒否して以来、すっかり疎遠になってしまった。そんなローウェル兄弟を、幼なじみの童顔刑事エミールは、心配顔で見守っている。
そんな時、ロンドンで美しい女性の殺人事件が起こる。貴族令嬢でありながら、家を飛び出し、劇団所属の女優となったヴェロニカ。
彼女は小さな貝ボタンを握りしめて死んでいた。
エミールがデリックの元に、この「美し過ぎる死体」を持ち込んだことで、デリックは殺人事件の捜査に関わることに。
捜査の課程で、久しく会っていなかったデューイとも再会することになるが……。
あの頃のロンドンで繰り広げられる、スリリングで切なくて、限りなく優しい、泣ける骨董ミステリー。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
人間関係の変化と戦争の影響が深く描かれたミステリーで、兄弟の絆や友情がテーマとなっています。第一次大戦直後のロンドンを舞台に、傷を抱えた兄弟デューイとデリックが、幼なじみのエミールと共に美しい女性の殺...
感想・レビュー・書評
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シャーロックとワトソンのような兄弟。
難し過ぎず、テンポ良く読めました!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
徴兵を拒否し右足が不自由になった兄デューイと、戦争へ行き右手を負傷、左目に傷を負った弟デリック。
戦争が終わったあとも仲違いをしていた2人を結ぶのは、幼馴染みであるエミールでも不可解な事件でもなく死んだ親友の息子、ケイだった。
この作品は、ミステリーは勿論、それ以上に人間関係の変化が面白いと思う。
国同士の戦争は終わったかもしれない。でも2人の戦争はまだ続いている。
自分の罪に向き合う勇気。伝える勇気に聞く勇気。
一見正反対に見える2人は、実は逆だったり。
美しいとは言い難い「兄弟愛」も「友情」も全部ひっくるめてお気に入りです。 -
設定が外国のせいか、まったく頭に入ってこなくて挫折。
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物語に広がる雰囲気が好きになった。
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大切な人ではあったが。
本当に愛しているのであれば、依頼主からの甘い誘惑に負けることなく逃げ切る道を探しただろうに。
株は下がったとしても、本当の黒幕であった人物を捕らえられないのは悔しい結果だったろうな。 -
英国ミステリー
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ロンドン、戦争帰り、負傷あり
ここまで読んでうっかりシャーロックホームズを想像してしまいますが、主人公は検視官。
兄は画家の道から家業の骨董屋を継ぎ、兄の親友は童顔だけどスコットランドヤードの刑事。
戦争を境にすれ違っていた兄弟は、戦死した兄の親友の子供・ケイを新たな家族として迎え、元貴族令嬢の殺人事件をきっかけに、長年の誤解やわだかまりを解していく。もちろん、事件も解決へ。
なかなかに面白かったです。
舞台が舞台だからか、海外ミステリーな雰囲気もよく醸し出されていてよかったです。
興味が湧いたので、ロンドンの地図やら施設やらも調べてみたいと思いますヾ(๑╹◡╹)ノ"
続編がありそうなので、探してみたいと思います! -
刑事と検死官が事件を解決するのではあるがタイトルゆえに検死官の兄が捜査のヒントに絡んでくる。という形。
まあ実際は兄弟の愛と遠慮思いやりなどの物語。登場人物がそれぞれ魅力的で優しく素敵でした。 -
第一次世界大戦が終わったロンドンに住む兄弟。
兄は徴兵を断り、弟は兵隊として出かけ…の後なので
戦争がどうだった話がちらほら。
ひきとった男の子もいるので、そちらにも、という状況。
幼馴染の刑事になった友人、骨董店の兄
解剖医の弟、という、ものすごく事件に使えそうな人種ばかり。
兄弟のごたごたも、ひきとった少年のおかげで
緩やかになったり、進んでみたり。
最後には、どうにかなってましたが。
事件の内容も、姉妹が出てきたりで
家族愛? という感じです。
姉妹の父親に関してはあれですが。
そして恋人の存在ですが…。
結局そっちをとるのならば、そちらの方が重要だった、と
いうだけです。 -
椹野道流作品はいつも、主人公がちょっと暑苦しくて、最初足踏みしてしまいます。でもそれに慣れてくると旨味が増すというか、その暑苦しさ込みで感動のスパイスになっている。してやられた感(笑)。
古い作品に手を出してみましたが、「最後の~」シリーズとはまた違った英国ミステリーで楽しめました。
兄デューイと弟デリックの美形兄弟と、妖精のような美少年(に見えるもう良い大人)刑事という、耽美要素も恥ずかしげもなく散りばめられています。
長く続いているシリーズのようなので、続きも楽しみです。 -
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おもしろいけど、シリーズ名と内容があっていないような。
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そんなにミステリという感じではなく、兄弟の絆にほのぼのしてくる内容。
皆が互いを思いやってる、優しい人達ばかりで暖かい。 -
ブラコン&ブラコン。
まあ、ちょっと表紙とはイメージ違ったかなあと思わなくもないですけれど、まあ表紙から想像できる範囲な感じの印象。
逆にあまり題名と関連ないんではと思ったりなんだり。
しかし足悪いのに家具搬入とか大変だと思うのですよね。 -
第一次大戦直後のロンドンを舞台にしたライトなミステリー。
とは言え、ミステリー要素よりも、戦争を機にこじれてしまった兄弟の関係のほうに重きを置いてる感じ。『最後の晩ごはん』シリーズと同じく、疎遠になっていた兄弟が徐々に関係を修復していく。
そして、骨董店の事件簿となってるけど、今作ではデリックのほうがメインっぽいので、骨董店はそんなに関係ないかも。
さらりと読めるし、デューイが絵をやめた理由も持ち越されたので、とりあえず次作も読んでみるかな。 -
帯文:”シリーズ累計35万部突破 「最後の晩ごはん」著者 渾身の一作!”
”骨董屋の兄と、検死官の弟が、絆で謎解く英国ミステリ!!”
CONTENTS:一章 ぬかるむ足下、二章 行き違う視線、三章 隠せない傷痕、四章 ここで育てる光、Special Short Story 一緒に出掛けよう -
シリーズ物や特定作家がかたまってマンネリ化してくると、結構ジャケ買いしてしまいます。特に文庫は持ち歩けるので。というわけで北畠さんの絵で骨董店の兄と検視官の弟の英国ミステリなんてヒョイヒョイ買ってしまうわけです。
椹野さんはラノベの人というイメージくらいであんまり読んだことなかったのですが、法医学者なのかーそりゃ検視官とか得意だろうなあー。
とはいえ、勝手な自分の英国イメージで眼鏡検視官はクールなジェントルかと思いきや、案外がさつだった(笑)。というかこの手の口調はやっぱりちょっとラノベ的だなと思ってしまってすみません。裏側の帯まで見てなくて、兄弟意外も北畠さんの絵があるのに気づかないまま、エミールも登場早々「妖精みたいな美少年顔の刑事」とか言われて、俄然キラキラ度が増してきて「わあ…」と思ったけど、あとで北畠さんの絵を見たらちょっとだけキラキラ度が抑えられてよかった(苦笑)。
というわけで、長髪の麗しく足の悪い兄と、左目に傷があるツンデレ眼鏡検視官と、妖精のような美少年顔刑事の幼なじみと、兄が引き取った言葉を無くした日系黒髪少年とかもうキャラクターだけはこれでもかと詰め込まれてお腹いっぱいです。
良くも悪くもラノベ的ではありますが、そう思えば可もなく不可もなく。英国ミステリと言われると、まぁ確かにそうだけどちょっと物足りないか。どっちかというとそんな設定の中で兄弟が打ち解けていく話。
ので、さらりと読むには丁度良い。あとロンドン周辺の駅名とか地区名とか結構具体的に出てくるので、行ったことあると結構情景がわかって面白いです。…まぁ自分も一回だけだけど。 -
キャラ設定がわかりやすく、ストーリーもサクサク進む読みやすい本でしたヽ(o'∀`o)ノ
ただ、骨董店要素が足りないのと、メインで動いているのが弟のデリックと幼なじみのエミールだったので、タイトルと合ってない気がしました。 -
ソフトカバーの方は未読。書き下ろしショート以外で何か変わっている部分はあるのかな?タイトルの“骨董店の事件簿”という感じではなかった。事件解決するのは弟の検視官と幼馴染の刑事だし。今後は骨董店の兄がもっと関わってくるのだろうか?今のところ悪くないけどフツーの印象。ところで、弟の検視官は戦争で利き手が不自由になったみたいだけど、はて?そんなんで解剖とかできるのだろうか?
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書き下ろし目当て
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