心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔 (角川文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2015年9月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041033654
感想・レビュー・書評
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えん罪ってすごーく胸が痛くなるんですけど、よっく知ってるキャラだと特に(涙)
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春香が殺人犯?
本当にその人の事を知っていると言えるのか?
ちょっと考えさせられる内容でした。。 -
事件が起こるのはいつものことなのだけれど、晴香が逮捕って! シリーズ(本編含め)最大の危機ともいえる状況かも。しかも「霊に取り憑かれてやった」だとしても罪状からは逃れられないのか……どうなっちゃうのよこれは。
事件に直面しての八雲の揺らぎがなんとも痛々しくて。しかしどちらかといえば後藤サイドに立って「何をぐじぐじ悩んでやがる!」と思ってしまいました。ま、もちろん杞憂だったのですが。
ミステリとしての謎解きがまさかこういう方向に行っちゃうとは。伏線はいろいろあったのに、気づけなかった自分に忸怩たる思いですが。真相が明かされた時の爽快感は素晴らしいです。 -
今回は晴香が殺人を!? という内容でした。まあ犯人は別にいるだろうなってわかるんだけれど、「じゃあなんでわかるの?」と問われてしまう、そんな八雲の葛藤が見られます。信じるってなんなんでしょうね。八雲みたいな子もいれば、後藤さんや晴香ちゃんみたいな人もいる。八雲の思考ロジックもわからなくもないですし。読破後、晴香ちゃんはこのシリーズには欠かせない子だなって痛感しました。
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晴香の殺人容疑に、思ったより動揺してる八雲に好感が持てたけど、二人の関係性がもうちょっと進展してほしかったな。
一連の謎解きは登場人物全員、超重要参考人すぎて、さすがにお腹にいっぱい詰め込まれた感じ。
次回作に期待。 -
晴香が犯人?? 渋々と言った態で動き始める八雲。時計塔での真実はどこに?
八雲の殻が外れる日は来るのだろうか -
まあいつも通りのストーリー。
結局、最後はいつものように八雲が複雑に絡み合った事件を解決してしまう。
今回はさすがにどうなるかと思ったが、やっぱりだった。
とても楽しかった。
しかし、本編を早く進めてもらえないもんかしら。 -
BOOKOFFの100円コーナーで買ったのがきっかけで、ここまで読み続けてきてしまったけど・・・。
この方の作品はなんだか、稚拙な印象がある。
面白くはあるけど、読み始めてすぐに展開が読めてしまう。
人物像も書き込まれているようでいて、心理描写が説明的。
まぁ、力をいれずに見られる2時間ドラマ、のようなものかな。