最後の晩ごはん 師匠と弟子のオムライス (角川文庫)

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著者 : 椹野道流
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年12月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041033708

作品紹介

夜だけ営業の定食屋、「ばんめし屋」店長、夏神のもとに入った一報。それは夏神の師匠が営む洋食屋が、近々閉店するという報せだった。元俳優で店員の海里は、夏神と共に師匠の店へ行くことになるが・・・・・・。

最後の晩ごはん 師匠と弟子のオムライス (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 最後の晩ご飯シリーズ、第5弾。
    今回は、表紙を見て、え、この素敵な洋食屋さんは何だろう?
    と首をかしげたのですが…そういうことでしたか。
    夏神さんの凄すぎる過去と、意外なもろさが明らかになる。
    そして、ちょっとしっかりしてきた海里、今回頑張ったロイドさん、頼りになる兄夫婦…
    キャラクター同士の絆が強くなっていくのが嬉しい、シリーズものです。
    良いお話でした。

    師匠、冷蔵庫のプリンをまだ食べていなくて心残りなのかと思ってしまいました(笑)

  • 久々に読む。そういえば幽霊が出てくるのよね...

  • 夏神さんの弱いところが見られました。

    今までで一番食べ物の描写が美味しそうでお腹減ったかも。

  • 最後の晩ごはん第5巻。涙あり、涙あり、笑いあり。マスターの過去その2があったから海里は拾ってもらえたんだねえ、情けは人の為ならず。止まるところをしらない海里とロイドの主従コントやマスターと大師匠の漫才と、切ない大師匠との思い出や別れのバランス、海里の成長がうまい配分で一気読み。

  • 夏神さんの師匠の話し

    毎度のことながら今回もジーン、ウルウルさせてもらいました。

    海里とお兄ちゃんの関係も更にいい感じになってることにホッとしたり。

    安定の美味しそうな料理もたくさん出てきて満足

    2017.7.18 読了

  • 何度もウルウル来たけれど、読み切った……!
    登場人物たちがみんな素敵。

  • 相変わらずごはんが美味しそう…!
    巻末のメニューも話にそってるし
    難しくないかんじなので作ってみたくなる。

    夏神さんの昔の話に触れて、
    より絆が深まった気がします。
    次も楽しみです♪

  • 店長の師匠から、近々店を閉める、との連絡あり。
    そしてその閉店の日を迎える事なく
    師匠は肉体を失ってしまった。

    完全に、というほど、店長の過去がきれいさっぱり。
    言われて納得、な事が多々ある、店長の態度。
    師匠は…ものすごく分かりやすく頑固者?
    いやでもしっかりとしたお爺さん?w

    そんな状態から一転、あれですから
    それはもう堪えます。
    そのせいか、兄の酔った勢い、の台詞が
    ものすごくほんわかしてしまいます。

    今回の心残り、はかなり大変でした。
    やり遂げた感はありますし、最期までいけば
    こちらもすっきり、でしたが…。
    何だかこう、師弟っていいです。

  • 安定のイッキ読み(それでも大事に1章を読んでは休憩を挟んでみた)。
    安定の面白さ!!

    他の文庫に比べて半分以下くらいの厚みのせいか、この本の値段が480円になってる!!
    (税別・・・)

    せやけど、今時500円以下で文庫本が買えるのか~。すごいな。
    そして500円以下でこんなけ楽しめるなんて、最高やな・・・。

    著者の本はどれも好きやけど、一番を選ぶなら絶対にこのシリーズ。
    これまた、普段から読書をする人もしない人にもお勧めしたい、読みやすいシリーズやと思います!!


    さて、今回はついに夏神さんの過去が明らかになったね・・・。
    終盤で、恋人さんの墓前へ行くかどうかの話になっていたので、まだまだ過去と向き合う機会はあるのかも。
    対してイガは、美和さんの
    「あたしの連絡先は消すな」
    と、いう発言。もしかして、芸能界に復帰もありなの!?

    ちゅうところで、終わってました。
    ますます続きが楽しみ~。

    作中の登場人物の言動はわりと著者の人生に比例するんじゃないかとこっそり思うのだけど、著者の本はとてもきれいな言葉を使うと思う。
    有川浩氏の本でもそうやけど、どうやったら(他人に対して)そういう言い方ができるんやろうなあ、と、感心してしまう。
    慇懃でもなくもちろん無礼でもなく。フレンドリーなのにちゃんと礼儀正しく、わかりやすく伝えている。
    だからこそ、イガは対人スキルが高いなあって思う。私もこんなふうに、自然に気持ちよく他人へ言葉を紡げたらいいな。

    妹さんとの出会い(?)を筆頭に、家族との関係を一歩前進させた淡海先生からの感謝を
    「勿体ない」
    と、いう夏神さんとイガに対して、
    「僕の感謝の念は僕のものだから、そこは譲れないな」
    と、答えたのも、なるほど。

    そっか、なるほどな。感謝したい気持ちはこちらのものやから、どういう形で感謝を表すかもこちらの自由ってわけか。
    当り前やけど、改めていわれるとなるほどと思ってしまう。

    そういや今回もオールキャスト勢ぞろいやったかしら。
    一憲さんと奈津さんだけじゃなくて、仁木さんも登場したわ。

    仁木さんは前回にストーカーネタで登場したことは覚えてるけど、イガと居合わせた事件現場って何やっけ(笑)?
    ほんで、そういや仁木さんは一憲さんのことがずっと好きでしたね!!
    「すごいBLぽいよねえこのシリーズ・・・」
    って思ってたら正真正銘のBL設定を放り込まれてたな!! ちょっと忘れてた。


    ほんで、今回もお約束の涙腺を刺激する展開・・・。いやそこまでではないけど(どっちやねん)今回は師匠へ「へんこ亭」の最後の営業について許可をもらうための挨拶をするシーンが、じーんときた・・・。
    いちいちいちいち書かなくても、夏神さんは船倉さんのことをこんなにも慕っているのだというのが伝わって、そんな船倉さんともお別れをせなあかん夏神さんを気の毒にも思うし、またそれを乗り越えようとする彼の姿勢にもじわっと・・・。


    そんなふうにしんみりさせてくれるけれども、基本会話はボケツッコミの応酬なので、めっちゃ面白い。
    イガとロイドの会話も面白いけど、夏神さんのツッこみも最高。
    ザリガニのくだりなんて、声に出して笑っちゃった。
    あとは八百万の神のくだりから、「石を投げたら神様にあたる」。
    これも、当たらずとも遠からずかもな。


    そもそもこのシリーズはイガの成長物語なのかと思っていたらそれだけではないみたいやし、それでもみんな少しずつ前へ前へと進んでいる気がするのに、なんでタイトルが
    「最後の」晩ごはん
    なんやろう? と、今更のように疑問に感じた・・・。

    最後なの? 最後じゃないよね。
    今回明らかになった夏神さんの過去だって、「晩ごはん」からスタートしてるのに、なんで「最後」の??

    このタイトルがシリーズ全体の伏線やったらどうしよう。
    著者はタイトルのつけ方が絶妙やから、なんか怖いわ。

    タイトルのつけ方が絶妙やな、と、思ったのは「鬼籍通貨」シリーズやったけれど、今回はこの本も各章のタイトルが絶妙やった。
    「最後の晩ごはん」シリーズでも、各章にタイトルってついてたっけ??

    ■■■■

    ■八寸

    1 1寸の8倍の長さ。約24.2センチ。
    2 懐石料理で、主客が杯の献酬をする際の取り肴(ざかな)。また、それを数種類盛り合わせる約24センチ四方の器。白木(しらき)製であるが、会席料理では塗りの木皿を使い、形も四角に限らない。八寸膳。
    3 近世、上野(こうずけ)国・信濃国などから産した厚手の和紙。


    ■穂じそ


    ■たまさか

    [副](「に」を伴っても用いる)
    1 思いがけないさま。偶然であるさま。たまたま。「―めぐりあった好機」「―に旧友と出会う」「―の来客」
    2 機会が数少ないさま。まれに。たまに。「―郷里に帰ることもある」「―の休日」
    [形動ナリ]
    1 まれであるさま。
    「通ふ人もいと―なり」〈源・手習〉
    2 めったにないと思われるさま。ひょっとしてそうなるさま。万一。
    「もし天竺 (てんぢく) に―に持て渡りなば」〈竹取〉


    ■トラウザーズ(trousers)

    ズボン。特に、男性用。

    (2016.09.17)

  • やはり、いいですね。夏神さん。

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