あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入

  • KADOKAWA (2016年3月29日発売)
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  • 本 ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041033807

作品紹介・あらすじ

ビールだマグロだ宴会だ! 過去最大の怪しいメンバーが台湾東南の田舎町に集結。ニワトリに包囲された一軒家で目的のない大集団合宿を敢行する。謎のうどんと格闘し、離島でマグロを狙い、小学生に真剣野球勝負を挑み、即席楽団が町を練り歩く。ひらひらやふにゃへらを相手にシーナ隊長はどう立ち向かうのか? 抱腹絶倒暴飲無駄酔的満腹御礼の完全カキオロシ三部作ファイナル! 
本編に加えて、著者自ら撮影した写真グラビア(カラー8頁)や、シーナ隊長や隊員が「あやしい探検隊」を振り返る座談会を巻末に収録。さらに盟友・沢野ひとしによるイラスト、四コマ漫画を豊富に散りばめたファン必携の一冊。 

感想・レビュー・書評

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  • 台湾の暴走タクシーおっかねえ。
    せっかく釣ったカツオやマグロのミチイトを切られるなんて…。
    レンゲで掬わないと食べられない、ふにゃふにゃな饂飩が気になる。

  • いろんなおじさんが入れ替わりで飲んだり食ったり釣りする台湾合宿。ゆうて10年くらい前の本だからもう80歳か..編集者のレポートのおかげのこのエッセイも書けているそう。統制とるのも大変だしそりゃそうでしょう。もう無茶苦茶な旅はできなさそうかな。
    探検はしていないけどタイトル通り相当怪しい集団だったでしょう。
    野球民族であるアミ族の小学生との野球大会。
    台湾のうどんはコシがないらしい。今度食べてみよう。

  • 怪しい探検隊シリーズ最終回。人物紹介半分、台湾での出来事半分ぐらいの構成で、基本呑んで、食べてが綴られているだけなのだが、なんだかこっちまで楽しくなってくる不思議

  • 台湾に行って合宿して時々釣りに行って宴会する~あやしい探検隊の最後~あやしい雑魚釣り隊に引き継がれる。企画としては小学校に突入して野球の試合を申し込み、二戦二分け

  • リアル書店から足が遠のくと、この手の本を見逃す本も多くなる。
    つか、最近は丸善でも文芸以外の平積み台のどこに何があるのかサッパリ判らなくなっているのだけど。
    で、これも3年落ちで古本購入になった訳だけど、まぁ、読んでも読まなくてもどうでもいいといえばいい本ではあるかな。
    シーナ隊長の「寄る年波」よりも、サーノさんの不在の方が大きい。
    小粒なキャラがいくら増えても、爆発力が足りないぞ、と。

  •  さすがにシーナもトシをとったか、初期の頃の昭和軽薄体のパワーは衰えている。
     それにしても大量の人々が集まる「合宿」の話はいつ読んでも楽しい。

  • このシリーズはほとんど読んでいる。安定の良さ

  • 何を隠そう、一番好きな作家は椎名誠さんなのである。”あやしい探検隊”シリーズは我が幼少期の愛読書であり、無計画的逆説的バックパッカーになった原点でもあるのである。今回がファイナルと聞いては読まざるを得ないのである。(少しは文体似ているだろうか?)

    続きはこちら↓
    https://flying-bookjunkie.blogspot.jp/2018/04/blog-post_13.html

  • 台湾に行くことになったので、参考になることが書いてあるかなと思って読んだ。
    あまり参考にならなかったけど、時限の違うおもしろさがあった。
    椎名氏の探検隊シリーズはこの本が初めて。

  • シーナ隊長率いる「あやしい探検隊」の書き下ろし完結編。

    台湾の南の方でのんびり合宿。
    ニワトリに囲まれたコテージで、釣りして食べてビール飲んで。見知らぬおっさん達が大人にしかできない破天荒さでぶわーっと遊ぶだけの日々がどうしてこんなに面白いのか。
    各所にシーナ節は見られるけれど、今回は隊員さんたちのメモの引用が多く見られます。近年のシーナさんのエッセイなど、全体にかなり年齢を感じます。

    完結なんて〜、と思いつつ読んだけれど、結局「雑魚釣り隊」でまだまだこういうことは続けていくとのこと、ファンとしては一安心。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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