厭世マニュアル

著者 : 阿川せんり
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年9月2日発売)
3.11
  • (5)
  • (11)
  • (17)
  • (8)
  • (4)
  • 本棚登録 :171
  • レビュー :25
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041033845

作品紹介・あらすじ

くにさきみさと、フリーター、札幌在住、常にマスク着用のため自称“口裂け女”。そんなモラトリアム系乙女が巻き込まれる、おかしみと切なさにあふれた人間模様。その結末は? 野性時代フロンティア文学賞受賞作。

厭世マニュアルの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 2017.7.24読了 88冊目

  • 面白くなくはないんだが、クライマックスがなくマスクが外せない女が外せるようになるまでの出来事を綴り続けた本って感じでした。

    なんか独特なんだけど、いそうでいなさそうな、でもいるのかもしれないようなキャラ設定でマスクが外せない心の闇との葛藤なんだけど、

    ワタシキレイ?

    という口裂け女の文句も、なんつーか不発というか、で、結局ブスでも美人でもなかったのかな?

    と、よくわからないし、なんだか淡々とマスク外せるようになって奇妙ではあるものの終わった。そうだなぁ、心の闇を抱える人間が読めばまた違うのかな?よくわからん。マスク外せない決定的な理由はないけどなんかさーみたいな、読んでるこっちも

    なんだよ!

    ってツッコミたくなる感じでした。

  • 好みが分かれるというのはよくわかる気がします。
    私は主人公、好きになれなかったなぁ。結局開き直ってぶち壊して、どんなに嫌でも礼儀とか、言っていいこと悪いこと、あるんじゃないかなって…こんなこと言う私は主人公に拒絶されますね、はい。笑

    それにやっぱり他人は自分の鏡、主人公と主人公が拒絶した人達ってどこか重なるところある気がします。まぁ人間自分が一番かわいい生き物ですよね。
    キレイごとでまとめない感じは好きでした!…でも主人公は好きになれない…かな。まぁそれもよし!と思わせてくれる作品です。

    でも全部捨てて遠くへ行きたい、新天地で心機一転出直したいっていう気持ちはわかる…。自分にそれが出来ないから妬ましいのもあるのかもしれない。

    大好きな森見さん推薦だし…面白くもあった…けど、私も自分の感情大事にしよう!と読んで思ったので、私は主人公にモヤっとしてしまったので、★★にしました。くどいようですが面白くないわけでなくあくまで個人の意見でして。

    すごく共感できる人、読んで救われる人、いると思います。他人の意見に惑わされず読んでみたらよいと思います。

    最後の審査員のコメントを読んで、つくづく物語を書くのって難しいんだなぁと、思いました!

  • アリハラ先輩の方がマイルドではある。主人公が相当面倒くさいし、行動も的外れでイライラするし、最後も不満が残る人もいそう。だけどしかしこれはすごい。もりみーの選評にある通り、人数が少ないかもしれないけど刺さる人にはすごく刺さると思う。

  • マスクがあると、ナゼか心強いというかその辺りの気持ち、分かる気がする。

  • あー。わかる!おとなしい人程こうなるんじゃないかな?ゆっくりしたひと。
    一概には言えないかもだが、関西のおばちゃんとかすごいぜ?笑。他人の給料まで計算するからな。まぁ世間は勝手なもんだぜ若者よ。がんばれ。

  • 森見登美彦氏推薦!!!
    「さまよえるマスク乙女。うっとおしいのがクセになる」

  • 自分には恐ろしく刺さりましたが、この本は割と人を選ぶと思います。
    細かい文句を付けようと思えば付けることができますが、(ex.マスクの理由が伏線として回収されてない)そんなことは気にならないぐらいの爽快感でした。
    これを爽快感ととるか、後味が悪いと感じるか、好みが出ると思います。

  • 第六回野性時代フロンティア文学賞 大賞 受賞作。
    装画 : たえ さん。

    読んでいる最中、渡辺優さんの「ラメルノエリキサ」を思い出した。
    違う物語だけど、流れているものが似ている気がした。

  • 第6回野性時代フロンティア文学賞大賞
    選考委員に辻村深月さんが入ってい
    たので読んでみました。
    近年、風邪ではない理由でマスクをする人がいるのでそこを描いたのは面白かった。
    仮面をつけるように心理を隠したくてマスクをつける若者層?には理解されやすいのかな?

全25件中 1 - 10件を表示

阿川せんりの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

厭世マニュアルを本棚に登録しているひと

ツイートする