恩讐の彼方に (角川文庫 緑 34-3)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041034033

感想・レビュー・書評

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  • 青空文庫版をGALAPAGOSで出張帰りの新幹線内で読む
    あっという間の短編

  • ▼恩讐の彼方に
    文章の読みやすさに驚嘆。さらさらと川の流れのように頭に入るよ。
    物語も感動的。ただ了海側中心に物語が進むので許して欲しいと感じてしまうが本当はそうではないかもしれない。

  • (1966.03.31読了)(1966.03.31購入)
    *解説目録より*
    「恩讐の彼方に」「藤十郎の恋」「入れ札」「俊寛」「忠直卿行状記」いずれも発表当時世評たかく、しばしば劇化上演された。いまや菊池寛の古典的名作として、大正期文学歴史小説に新しい光をあてた記念すべき作品を収める。

  • 20120414読み終わった
    いつかどこかで読んだ気がする…道徳の題材だったか?贖罪のため約20年かけてノミで岩山をくりぬき道を作る話。大分県の耶馬渓にある青の洞門を取材して創作したらしいので、観光に行ったときにでもその歴史を耳にしたかもしれない。

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著者プロフィール

1888年生まれ、1948年没。小説家、劇作家、ジャーナリスト。実業家としても文藝春秋社を興し、芥川賞、直木賞、菊池寛賞の創設に携わる。戯曲『父帰る』が舞台化をきっかけに絶賛され、本作は菊池を代表する作品となった。その後、面白さと平易さを重視した新聞小説『真珠夫人』などが成功をおさめる一方、鋭いジャーナリスト感覚から「文藝春秋」を創刊。文芸家協会会長等を務め、文壇の大御所と呼ばれた。

「2023年 『芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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