百器徒然袋 面霊気 薔薇十字探偵の疑惑

  • KADOKAWA
4.05
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本棚登録 : 208
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041034132

作品紹介・あらすじ

幼なじみの近藤から「呪いのお面」を受け取ってしまった本島。一方、薔薇十字探偵社では、益田が「空き巣」容疑!?前代未聞の薔薇十字探偵社の危機に、榎木津礼二郎が取った行動とは―――。

感想・レビュー・書評

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  • 百器徒然袋のコミカライズも最終巻。志水さんの「ゴーヤもあら不思議飲みやすいスムージーに」みたいな素晴らしいかみ砕きテクですが、そのデフォルメは巻を追うごとにエスカレートしているような…(苦笑)。
    もともと百器徒然袋は原作も非常に読みやすいので、むしろコミカライズの素晴らしさは本編のほうがその技術の恩恵を十二分に受けられるのでおすすめだけれど、それでもなかなか「シリアスなのはあんまり…」という方はこっちからでも良いのかも。本編も結構笑える所あると思うんですけどね。
    魍魎やら狂骨やらをたかだか5巻で終わらせること自体が驚異的だとは思うけれど。
    …全然この本の感想になっていないですが、コミカライズは誇張されたキャラクターのインパクトが最大の武器なので、原作では吹き出す程度のところも、ちょいちょい爆笑させられる上に、笑いどころじゃないところでも盛大に吹き出しかねないので、出先や食事中に読むのは避けましょう。

  • 今川サン、すっごいヴィジュアル!
    プリンかダルマ落としか・・・って感じ!
    最早自分がどんな今川をイメージしてたのか、飛んだ(笑)

    いやでも益田、青木、本島、和寅。
    誰を取ってもイメージ通り!

    エノさん大暴れ!なこのシリーズ、ただただ楽しいぞ!!

  • 子供のようにくるくると表情が変わっても全てのコマで榎さんは美形。すごい。
    30半ばのおじさん(美形)が発する「にゃんこ~~~」の破壊力たるや……
    そして本島と益田のオーバーリアクション百面相が愉快。

    最後のページ、最後のコマがやっぱり素敵。
    あったかくてこそばゆくて

  • 志水さんの京極堂シリーズのコミカライズ作品は
    登場人物が原作のイメージを損ねてない!!
    一番最初に読んだ時はそっちに驚いたオオーw(*゚o゚*)w
    その中の百器徒然袋シリーズがこれで最終巻とは!!

    本島さんの幼馴染・近藤の家に空き巣が入り
    招き猫が盗まれたが、
    身に覚えのない品物も置いてあった。
    その中の一つは呪いのお面で
    どうしたものかと、
    お面を持って骨董屋の待古庵を訪ねるが…。

    この空き巣騒動、
    実は榎木津礼二郎を陥れようとするもので今回も知らず知らず巻き込まれる本島さん。

    ラストのページで寂しさを感じるなぁ…。

  • 榎木津一味を陥れようなんてバカなことを!困る人は困り、暴れる人は暴れ、ラストも良かった!

  • にゃんこ〜〜〜〜ッ‼︎‼︎な榎さん可愛い。やられたと思いきや、やり返す!計画がかっちりハマって、気分爽快。本島くんもよかったなぁ。

  • 最終刊としていい終わり方だったと思います。

  • \にゃんこーーーーー!!!/

    えのさん、大暴れ。
    山場の辺りでの立ち回りが楽しそうで良かった。
    原作を読んでい無いので比較は出来ないけど、ライトで読み易かったかな。

    シリーズ最終巻だとかで、ちょっと残念。

  • 榎木津探偵らしい破天荒な事件解決を京極堂がしっかりプロデュースしていることがよく分かった。
    シリーズの完結編として痛快でさわやかな読後感を味わった。
    15-172

  • 百器徒然袋シリーズ最終巻

    これにて一件落着。

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著者プロフィール

京極 夏彦
小説家、意匠家。一般社団法人日本推理作家協会監事。主な著書に『百鬼夜行』シリーズ(講談社)、『巷説百物語』シリーズ、『談』シリーズ(KADOKAWA)、『書楼弔堂』シリーズ(集英社)など。

「2024年 『怪異から妖怪へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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