たま高社交ダンス部へようこそ (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041034149

感想・レビュー・書評

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  • 実にわかりやすい王道の部活物語。
    題材は社交ダンスとちょっと珍しいけれど、部に入るきっかけも、入った後の主人公がハマっていく過程も、立ちはだかる困難を競技という戦いで乗り越えていく展開も、そして最後のピンチまで、とてもストレートで予想通り。
    ある意味テンプレとも言えるわけで、そういう意味では途中ちょっと物足りないなあと感じてしまった事は確か。
    でも、やっぱりラストの戦いの高揚感はいいね。
    これこそスポーツものの醍醐味だろう。

    社交ダンス好きな作者のデビュー作のようだけど、やっぱり好きこそ物の上手なれだよね(ちょっと意味違うか)
    ただこの路線でこれからも行くのなら、今度はもうちょっとオリジナルのものが必要かな、とは思う。

    それにしても、フィオナのコスプレアニメと楽曲がほとんどわかってしまう自分が怖い(笑)
    ミンメイ、ラヴだよ(爆)

著者プロフィール

1985年宮城県生まれ、東京農業大学卒業。大学図書館司書をしながら執筆活動を行い、2014年「神さまのいる書店 まほろばの夏」で第二回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉を受賞しデビュー。
著書は『後宮妖幻想奇譚 鳳凰の巫女は時を舞う』(双葉社)、『リモート授業になったらクラス1の美少女と同居することになった』(SBクリエイティブ)、『食いしんぼう魔女の優しい時間』(光文社)など多数。

「2022年 『陰陽師学園 ~式神と因縁の交錯~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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