されど僕らの幕は上がる。Scene.1 (1) (角川スニーカー文庫)
- KADOKAWA (2015年8月1日発売)


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- 本 ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041034170
作品紹介・あらすじ
憧れのアイドルひなたに会うため、リアリティTV「シェアハウス」に参加した涼太。苛烈なひなたの素に戸惑いながら慣れ始めたのも束の間、サポートしてくれていた琴の卒業で『台本のない青春』は崩れていき…!?
感想・レビュー・書評
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全2巻完結。
東京の奥多摩のシェアハウスを舞台にしたリアリティーショー『台本のない青春』の出演者達の青春ミステリー。番組内の姿と素の姿があまりに違う出演者達が一人の出演者の"卒業"を機に本音をぶつけ合って少しずつ絆を深める。が、一枚の絵をきっかけに番組の裏のおぞましい真相が見え始め、出演者達の心はバラバラに…ラストシーンの花火大会まであと僅か、『明るいリーダー少年』役の涼太は少女の笑顔を取り戻すために似合わない設定に戸惑いながら走り出した!
フジテレビの『テラスハウス』に設定を借りていることは明らか。作中随所に"マスゴミ"のワードが出てくるので批判の気持ちも作者に有るのかもしれない。ちなみに本作品の2巻の刊行は2016年で、番組の出演者が亡くなった事件(2020年)より前に刊行されています。
この作品の謎めいた展開に引き決まれて読みました。1巻の最初に出てくる「明日をつかめ」の言葉が最後の最後再登場したとき、反則級の衝撃を受けました。とても素敵な作品でした。
綾乃ちゃん可愛い。博多弁のロリ巨乳天才棋士で最もミステリアで脱衣マニアだなんて、白身魚さん、またも素敵なイラストありがとうございました。下着姿の綾乃最高です。ひなたもグラビアアイドルやっているぐらいだから凄いんでしょうね。見たかった。穴埋めキャラと思った優奈がジョーカーだった。
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