- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041034552
作品紹介・あらすじ
高校生の星叶は、夏合宿の帰りに部員たちと山小屋で一晩明かす。家主の女性の姿を夜中に見かけると、いきなり叶の母親の星泉なのだと告白される。泉と叶の母子関係はどのような結末へ向かうのか……。
感想・レビュー・書評
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前作から30年‥今作の主人公は前作の高校生ながらヤクザの組長になった経験がある星泉の娘、叶‥。叶は17歳となり、母と再会‥時期を同じくして様々な事件に巻き込まれることになる‥。母はヤクザの組長だっのに、再会後のゴタゴタが一切ないのが不思議で仕方ない!読み始めれば、ペースよく読めたけどちょっと腑に落ちない感じが残りました。
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こんな本出てたの?言ってよ! となるなどしました。表紙が(今出ている版はイラストに変わっているようですが)橋本環奈さんなので、『卒業』の映画に合わせて刊行されたよう(だがセーラー服を着た泉は出てこない)。ちょうどその頃あまり本屋に行っていなかった時期だったのでスルーしていた。
内容はまさに「疾走」。星叶が遭難しかける→泉と出会う→実は私あなたの母なの→最初の事件が起こる までがとてつもない速さで展開される超テンポ。最後までその調子で進むものだから、残り少ないページで、本当に話が畳まれるのか…と心配になる程。ストーリーはヤクザの話からスケールアップし、犯罪行為をもみ消そうと動く国家との争い、という色んな意味で2010年代後半”らしい”話になっている。
前編からの登場人物は星泉だけだったので、ファンクラブのトリオたちがどうしているのか、そこが気になる。 -
2016/08/30-09/06
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続編が出てるなんて知らなかった。
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赤川次郎の作品を読んでいると、残りのページ数がかなり少なくなっているのに全然謎が解明されていないんだけど!と思うことがあるが、これもその一つ。
星泉のその後の人生や娘の活躍を見れるのは嬉しいが、結局事件の真相は分からないことだらけだった。
でも第一作目のファンとしては必読の一冊。
読む前から思っていたのだけど、やっぱりこれを映画化すべきだったんじゃないだろうか。。。
ストーリーもアレンジしなくても現代的だし、母親(星泉)役で薬師丸ひろ子を出せば、往年のファンも楽しめる。 -
痛快!!爽快!!
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設定がキツイ。最後が畳み掛けるように終わってしまった。
作者が意図してそういう手法?にしているのかもしれないが…国家相手だけに細かく描いちゃうと無理無理感が隠せなくなっちゃうから…。もうちょっと丁寧に書いてもらってそれぞれのその後を見たかった。
なんだかんだ言っても、この作者の作品は好きなので読んじゃうんだけどね〜。
映画はこの作品じゃなかったんだ。頭の中で星泉:薬師丸ひろ子、星叶:橋本環奈で想像しながら読んでたんだけど。 -
さあ、映画映画。
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